ギャラリー 『ふとまにの里』 文月編
執筆:ラボラトリオ研究員 竹内 健
もう8月になるのに、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃。。
梅雨の合間に、ふとまにの里で撮った写真をギャラリー形式にまとめました。
ふとまにの里で採れたじゃがいも
月次祭に献饌し、チャイルドアーツアカデミー でも
炊き出しで使わせていただきました。
チャイルドアーツアカデミーでのひとコマ
祭祀に使うござ用のマコモを皆で収穫しました。
チャイルドアーツアカデミーでのひとコマ
七夕 それぞれの願いを短冊に記す。。
秋の七草の河原撫子(カワラナデシコ)が綺麗な花を咲かせた。
紅一点 可憐な美しさが里山に彩を与える。
チャイルドアーツアカデミー用の田んぼ
田植えから五十日余り。。
凛々しくなってきた。
穂が出た!!
こちらは5/17に御田植えした白川学館用の田んぼ
10日ほどで、だいぶ出揃ってきた
ヒマワリを小さくしたようなキクイモモドキ
夏の訪れを感じさせるが、空色はグレーだ。
早く梅雨明けしてほしい。
兄貴分のヒマワリも大輪を咲かせる。
梅雨の合間
陽射しは強いが、涼しい風が吹き抜け、
木々と花は穏やかに佇む。。
そして、振り返ると祝殿が光っていた。。
神々しい。。。
秋の七草の女郎花(オミナエシ)も黄色い
かわいい花を咲かせる。
東屋にいると、涼しい風が通り、
チリンチリンっと涼やかに風鈴が鳴る。
ほっと安らぐ瞬間だ。
落花生も花が咲いた。
その名の通り、花が落ち、地中で実がなる。
ふとまにの里から祝殿を見ると、
まるで龍が泳いでいるような光景に出会った。
川辺にも色とりどりの花が咲く。
シャインマスカットもだいぶ粒が張ってきた。
あとは糖度が上がるのを待つ。。
早く梅雨が明けて、燦々とした陽射しが差し込めば、
美味しいシャインマスカットができる。
ベリーA(赤ワイン用)も色づき始めた。
甲州(白ワイン用)はまだ色が薄い。。
楠から新芽が出てきた。
5月のチャイルドアーツアカデミー で植樹してから、
なかなか根付かず、元気がなかった楠だが、
長雨の影響か?息を吹き返し、
根元から新芽がニョキニョキ生えてきた。
息吹を取り戻し、たくましく育ってほしい。。
雨一色な七月
自然の厳しさ、残酷さを感じる反面、
新たな息吹や彩も感じた。
成長記録的な意味もある「ギャラリーふとまにの里」
八月にはどんな成長記録が撮れるか?
楽しみだ。
◎ふとまにの里
富士山が見える甲府市内のneten株式会社にある、
緑の里山公園「ふとまにの里」。
1,800坪の大地に広がる「ふとまにの里」には、
起伏のある丘と森があり、その間を縫うように、
木と石と土で自然に作られた小川が流れ、
途中には、水を浄化する働きをするマコモが生い茂るマコモ池、
魚やエビ、水生昆虫がいっぱいの三日月池がある。
小川とつながる手植え自然栽培の田んぼ、
野菜畑や葡萄畑もあり、昔ながらにあった、
古き良き日本の里山を再現。
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【竹内健 プロフィール】
neten株式会社所属。ふとまにの里の管理と農業を担当。
米やぶどう作りに精を出す傍ら、趣味は登山と写真。
登山は低山から海外の5000mを超える山まで、
美しい光景を追い求め、シャッターを切る。
また、年に1回は海外に出かけ、人々の素朴な様子も切り撮る。
人も自然もありのままの美しさを撮る事を信条としている。