【レコード】Snapshot/THE STRYPES【9/34枚】
僕の所有レコードを巡る旅、第9弾。
2008年結成、アイルランド出身4人組ロックバンド。
僕の所有するレコードでは比較的新しいミュージシャンですね。
他のミュージシャンのレコードは、ザ・ビートルズ、oasis、奥田民生などなど、全員自分より年上の憧れ対象になる存在。
そんな中自分より若い年齢のバンドである。
残念ながら2018年11月に解散している。(ということを今日知った)
自分より若い世代のエネルギー
僕は20代前半は特に毎週毎週タワレコに通っていた。
当然買うこともあるが、お目当てのものがなくても、新たな音楽に出会える機会になるため、片っ端からジャケットを見て視聴をしまくっていた。
そこで2013年、このストライプスというバンドに出会った。
当時10代の新星として取り上げられており、当時既に20代中盤を過ぎた僕からすると若いエネルギッシュな人が出てきたなーと感じた。
この頃から自分より若い世代のエネルギーの大きさを感じ始めた頃だ。
昔は自分達世代がその全盛だったと振り返り始めた。年を重ねることを自覚する。
それも悪くはない。
ライブハウスでの波動
ザ・ストライプスのライブにも2度行った。
初めては渋谷のライブハウス。2度目は札幌のライブハウス。
売り出し中とはいうもののさほど大きな箱でやるわけではなかったので、結構間近で見た。
渋谷での夜、ハタチそこらとは思えない貫禄のある立ち姿に、自分の未熟さを同時に感じる。
圧倒的に存在感があるライブでの姿・サウンド・勢い・エネルギー全てを真正面から受けて受けて受け続けた。
そして、余韻を全身で感じながら、この余韻をずっと保ちたいと思った。若いエネルギーを充填してもらったこの感覚を。
その時に宇田川交番前のディスクユニオンに吸い込まれた。
そこでこのレコードが売られており、その場で買って帰ったというわけだ。非常に単純な性格だと自分自身で振り返って感じる。
あまりにも単純。
勢いやこれだと思った時はあれこれ考えずに自分の赴くままに行動することは悪くない。そんな自己象徴的なレコード。
所有レコードを振り返るとそんな自分を再発見できる。