パリ市民講座(後半戦)
Bonjour!
パリ在住のボンビーガールです。
今回は、市民講座の後半戦3日目と4日目についてお話しします。
前半戦の記事はこちらです。↓
1)3日目
3日目は1、2日目と同じ場所で座学でした。
1、2日目は10時開始で16時30分終了でしたが、3日目は8時45分開始で16時30分終了でした。
授業内容
1:前半(1日目・2日目)の復習
2:フランスの歴史
3:暴力について
前半の復習は、1日目と2日目に学んだ内容は何かを先生が質問して、それについてみんなで答えていくという形でした。フランスの歴史については、ガッツリ歴史の授業という形で、2〜3時間学びました。
暴力については、家庭内暴力や学校でのいじめ、暴力などを受けた時にどこに相談すればいいのか、どの電話番号に連絡したらいいのかを教えてくれました。
前半戦の記事でお話したセネガル人男性とカナダ人女性のカオス喧嘩は再び起こりました。笑 コトの発端は、『暴力』の話の時に女性が暴力を受けたら『3919』に電話をかけるのですが、なぜ男性が女性から暴力を受けた時にかける電話番号はないのか?と男性が先生に永遠に質問し続けたことです。そのテーマで何十分も質問していたら、カナダ人女性がブチギレ!笑 先生も呆れていました(犬猿の仲)笑
ちなみに、お昼ごはんはハムとチーズのサンドイッチ、りんごのコンポート、水でした。(無料提供)
3日目の講座の最後に4日目(課外授業)の種類と日程を選びます。コロナの影響で美術館や博物館、その他の施設がしまっているので選択は限られていました。
4つのうち1つのみ選べます。
1:アトリエ社会(Atelier social)
2:アトリエ就職(Atelier empoli)
3:アトリエ文化(Atelier culturel)
4:アトリエ料理(Métiers de bouche)
それぞれ定員数が限られているのと、場所、日程も異なります。
私は座学が限界だったので、お菓子を持って帰ることができるアトリエ料理を選びました。
2)4日目
やっと来ました最終日!!!
4日間の講座が終われば、次の滞在許可証更新まで一段落、、、!
ということで、前回の授業で選んだアトリエ料理を受けに朝8時45分からパリ郊外にあるClichyまで行ってきました。
場所は14番線のSaint-Ouen駅で降りて徒歩7−8分のところにあります。
初めは前回(3日目)発行してもらった召喚状を教室で渡して、その後キッチンまで移動します。コロナ禍なので先生が作るのを見ているだけかと思ったら、ガッツリお菓子作りをするので、ネイルや指輪などのアクセサリーは、あらかじめ外しておくのをお勧めします。
今回、予定していた人数が15人ほどだったらしいのですが、何かの手違いで32人の生徒が集まってしまい、2グループに分けて料理教室は行われました。
作ったのは、カカオとプレーンのクッキ。
1500年代からフランスで作られているお菓子らしくて、それをコネたり、伸ばしたり、型を抜いたりして、オーブンに入れて終わり。笑
そのコネる作業と伸ばし棒で伸ばす作業が意外にも重労働...でも、みんな真剣にやってました。
↑こちらがレシピ。
朝9時から2人1組で作り始めて13時にはオーブンへ。
お昼ご飯は、その場で仲良くなった人たちとサンドイッチを買って公園で食べました。最終日は、あの悪夢の無料提供サンドイッチ(まずい)を避けられました。
昼休憩から戻ると、焼き上がったクッキーが並べられていて、みんなでどれが上手く作れているか評価。ユニークな作品も多々あり、面白かったです!
自分の作った分は、袋に入れて持ち帰りです。
その後、4日目の終了書をもらい4日間の市民講座に無事幕を閉じました。
4日目は思ったよりも早く終わり、14時30分には解散でした。
ちなみに4日目は、最初の召喚状を渡した教室で15分座ったのみで、それからずっと立ちっぱなしでした。
3)まとめ
4日間終わるのに計2ヶ月かかりました。移民局の面接で1日目と2日目(1日目の1週間後)を指定されて、3日目(2日目の1ヶ月後)の最後に4日目(人それぞれですが大体3週間後)を決めました。
なんらかの予定が既に入っていたり、都合の悪い場合はその理由である証明書を提出すれば日程変更してくれるそうです。
そして、この4日分の終了書は滞在許可証を発行する際に必要なので、必ず無くさないで保管するとのことでした。
これから市民講座を受ける人の参考になれば嬉しいです!!
では、次回の投稿で!