ニガテなことばかりな私たちが、劣等感地獄から抜け出す方法
パート先にいるベテランのおばあちゃんは
ものすごく頭の回転が早い。
高く積み上げられた段ボールも
一瞬でいくつか計算できる。
それに引き換え、
わたしは昔から算数が苦手で、暗算もできない。
特に、パズルとか立体的なものを
組み合わせたり、
こことここが重なるからこうなる、
みたいな概念がまったく理解できない。
段ボールの積み方ひとつでも、
現場によって
ちがうから混乱するんだよ。
最初は横だったのに次からは縦で、
ジェンガみたいに積むんだけど
「あれ?次はどことどこを合わせるんだっけ?」
と、す〜ぐ、わけわかんなくなる。
誰かがすでに積んでいてくれれば
視覚的に記憶してマネできるんだけど、
1番最初に積まなきゃいけない時は
冷や汗ものだよね💦😂
(小学生のとき、
「図形」とか「確率」とかまったく
分からなかったな)
学習障害かな?というレベルで算数が
ニガテな私だけど、暗記系や
小論文でなんとか受験は乗り切ってきた。
だから咄嗟に、
「◯◯だよね?」
と、仕事で同意を求められても
ものすんごく困る🤦🏻♀️
でもね、そんなスーパーおばあちゃんでも
「ねぇ、これってキズだっけ?
ワレだっけ?なんだっけ?」
と、何度も検品中の商品について
わたしに確認する。
え??
それは、さっき、
社員さんから"キズ"だと習ったばかりだよね??
だから、わたしはすぐに答えられる。
意外。
それから、おばあちゃんは
数を表に記入するものも
「あなた書いて」という。
どうやら、
書くのはあんまり好きじゃないらしい。
そういえば、わたしがメモ帳に
たくさんメモをしている姿をみて、
「よくそんなに書けるね〜。
わたしなんて1ページでやめちゃったよ。」
と言っていた。
ふーむ。
人それぞれ、得意・不得意って
全然違うんだなぁ、、
とあらためて思う。
わたしは、ノートにメモをとることを
苦としないし、むしろ書かないとなにも
覚えられない、、
とマイナス面にとらえていたけれど、
おばあちゃんからしたら
字を綺麗に書くこと、メモをとることが
どうやらスゴイということらしい。
だからね、
どっちがいいとか悪いとか
じゃないんだなぁ。
おばあちゃんには
「計算はニガテなんです🙇🏻♀️」
とちょっぴり頼って
かわりに記入はわたしがやることにした。
すると、頼られたおばあちゃんは
仕方なさそうに、でも少し嬉しそうに
教えてくれたし
「代わりに書いてくれてありがとう」
と感謝された。
いいよね〜
適材適所ってことで🧸☕️
無理して、努力してがんばっても
どうにもできないことってある。
(能力とかキャパとか)
そんなことより、そのエネルギーを
得意なことに使おう。
ニガテなことをどうやったって
人並み以下にしかなれない。
だから、わたしは動画も捨てる。
インスタのリールが拡散力があって、
たくさんの人に届くツールだとわかっても、
でもやっぱり動画を一つつくるのに
時間がかかりすぎる、脳が疲れすぎる。
そして。。
たのしくない🤷🏻♀️😂
動画編集のスキルって、
できるようになれば重宝されるし
お金にもなるから
つい「あなたも動画編集のスキルを
身に付けませんか!?」
的な広告とかにも
釣られちゃうんだけどね。。笑
人は人、わたしはわたし。
人よりできないことは
たっくさんあるけれど
他の人からみたらできてることも
きっと、たくさんある。
もう、自分を卑下しなくていいのだよ。
「いい歳なのに、こんなこともできないの?」
って思われないかは、不安だよね。
あぁ、わたし、
「あんたこんなこともできないの!?」
と怒られ、落胆されるのをビビっていた
幼少期となんにも変わってないなぁ笑
でもね、大丈夫。
年を重ねたから、なんでもできる
スーパーマンになれるわけじゃない。
みんないくつになっても、
70歳になっても
ニガテなことはあるんだよ。
うんうん。
もうカッコつけないで
ニガテなことは勇気を出して
得意なひとにおまかせして
あなたの生まれ持った大切なタカラモノ、
もう一度、思い出そう🌿
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