Finish Strong!!
おはようございます。
今日の言葉は、
私がマラソン大会に出た時に
先にゴールした女性が
ゴール目前の走者に
かけていた応援の言葉です。
日本語に訳すると、どうなるのでしょう。
マラソンの大会で言えば、
ゴールの瞬間にスピードがゼロに落ちていくのではなく、
ゴールの瞬間、まだ全力で走っている。
走り抜ける。
肉体的に、精神的に強い状態を想像しました。
ゴールを、
ゴールの10メートル先に設定して
走っている感じでしょうか。
掃除に疲れた時、
仕事に疲れた時、
子育てに疲れた時、
特に、終わる目前で
終わりが見えたその時に
緊張感が取れるのか、
急に「ドッ」と体が重くなります。
すると
「Finish Strong!!」
と、声が頭に響きます。
とてもシンプルな言葉ですが、
ガラガラと落ちる寸前の自分を
立ち上がらせてもらいます。
あと数日で、
子供の学校は夏休みに入ります。
毎朝の弁当作りでも
緊張が取れてきて
「白米に塩でいいか。」
と、思い始めます。
すると、横で
同じように夏休み目前で
緊張の糸が切れている子供が
ダラダラとしています。
「学校、行きたくなーい。」
ソファーにうつぶしています。
「詰めが甘い」
とは、この切れた緊張の糸なのでしょう。
「Finish Strong!!」
と、息子に声をかけます。
「Finish Strong!!」
と、自分にも声をかけます。
全力で終了すると、
それは次の行動に繋がっていきます。
ゼロで終了すると、
その後、しばらく動けません。
ゴールした時の
表情も違います。
「Finish Strong!!」
こうやって、言葉にすることで
子供が大きくなった時
必要な時に
言葉がよみがえり
彼に力をくれるでしょう。
「子供が聞いてなくても、いいんだよ。」
家の修理に来てくれた方が言っていました。
「思春期になると、親の話を聞かないんだ。
それでも気にせずに、何度でもはなし続けたんだ。
子供たちは聞いてないけど、耳にはちゃんと入っている。
だから僕は魔法の呪文のように、はなし続けた。」
その方の息子さんたちは
お父さんから受けた魔法の言葉を
困った時に活用されているそうです。
思い返せば、私も親から受けた魔法の言葉に
何度も助けられたことがあります。
同時に私が引き落とされる、
マイナスの言葉もあります。
魔法の言葉。
言葉は時を超えて
人に影響を与えるようです。
どうせなら
子供を生涯、苦しめる言葉をなくし、
子供が大人になった時に
助けになる魔法の言葉を
できるだけ多く渡したいと思います。
今日、みなさまに力をくれる言葉に出会える1日でありますように。