神田川響

はじめまして、神田川響です。神田川は魔が住まい、悪霊が跋扈する瘴気の谷。人々の助けが呼ぶ声が届いたとき、神田川の水底から正義の使者が目を覚ます。

神田川響

はじめまして、神田川響です。神田川は魔が住まい、悪霊が跋扈する瘴気の谷。人々の助けが呼ぶ声が届いたとき、神田川の水底から正義の使者が目を覚ます。

最近の記事

【厳選!】うちに飾りたいシンフォニックメタルレコード3選

サブスクが主流となる昨今、あえてCDやLPを所持する理由はなにか。音が好き、サブスクの利用方法がわからないなど人によってさまざまあるだろう。 だが、この理由も必ずあるはず。そう、カッコいいジャケットを飾りたい!!! うわぁー!!カッケージャケット飾りたいよおお!!! 任せてほしい。インテリアにピッタリのカッコいいジャケットをお教えしよう。もちろん、CDの内容もイカしたアルバムだと約束する。 1.Prometheus ジャケットからマーベル作品のヴィランのような異質さを

    • 【Otyken】今、一番勢いのあるペイガンフォークを紹介したいと思う

      ペイガンフォークの中でも、最近特に注目を集めるガールズバンドを紹介したい。Otykenはシベリア発のペイガンフォークバンドだ。日本でもオシャレなガールズバンドは多くデビューしているが、Otykenのメンバーは過酷なシベリアの冬を乗り越えてきたかのような精悍な顔つきのメンバーばかりなのが印象的。 このビジュアルが気に入った方は、ぜひともサウンドも聴いてみてほしい。ガチガチのペイガンフォークだ。それなのに、聴きやすい音楽にカテゴライズされる。パッと聴くとめちゃくちゃ民族音楽なの

      • 【速報】SleepyTime Gorilla Museumが復活するぞ!みんな聴こうぜ!!

        https://www.youtube.com/watch?v=D-Un4vSMUfE 前衛的なプログレバンドは数多くあるが、このバンドの前衛っぷりは一味違う。sleepytime gorilla museum(以下、SGMと表記)が復活する。精神状態が不安になるほどのイカレたメロディライン、楽器も楽器以外もふんだんにつかった歪なサウンド。呪いのラジオのような音が聞こえてきたり、叫び声が聞こえてきたりとガチのホラーな演出が特徴だ。私の主観だが、プログレっぽさが増すにつれてホ

        • 【密教サウンド】ペイガンフォークならこのバンドがおすすめ!Heilung

          皆さんはとんでもないバンドといって、どんな特徴を想像するだろうか。バンドメンバーがめちゃくちゃ多い、凄まじいBPMなど思い浮かべるとんでもなさはそれぞれだろう。 とんでもないという点では、このバンドはなかなかのものだろう。なにせ、楽器が人骨でできている。なぜ、そんなことを?と思う方のために説明を補足したい。チベット密教の風習として、僧侶の骨を仏具に加工する文化がある。徳の高い僧侶の骨を使うことによって、その僧侶の力を引き継いだ仏具を作ろうという試みだ。 そんな神通力?が宿

          【メロスピ】こういうバンドを待ってた!90年代からタイムスリップしてきたバンドMarco Garau's Magic Opera

          全盛期のメロパワの勢いのまま令和5年まできてしまったバンド、marco garau's magic operaをご存じだろうか。 私が初めて見つけた時は、「90年代のバンドっぽいけど、録音が妙に良いからリマスターしたやつだろうな。」と思った。だが、アルバムの発売年を確認したら、2023年の2月だった。 初期のアイアンマスクやダークムーアあたりの細胞に直接届くようなアニソン系メロディライン。突然始まるピアノソロ。メロスピみのあるギターソロ。メロパワの集大成みたいなサウンドは

          【メロスピ】こういうバンドを待ってた!90年代からタイムスリップしてきたバンドMarco Garau's Magic Opera

          あなたがペイガンフォークを聴く理由

          ペイガンフォークとは、一言でいうと「めちゃくちゃ自然をリスペクトした音楽」だ。自然へのリスペクトが半端ではない。ジャンルとしてはフォークロアの親戚のようなものだが、ペイガニズムを取り入れたことによって、自然以外のものを拒絶しているのが特徴だ。ペイガニズムはさまざなな意味のある言葉だが、ペイガンフォークの多くは自然っぽい架空の宗教を指す場合が多い。 音楽性としては、ペイガンフォークという確固たるジャンルがあるわけではなく、バンドによって音色が大きく異なる。インダストリアルメタ

          あなたがペイガンフォークを聴く理由

          【初心者向け】あなたがシンフォニックデスメタルを聴くべき理由

          シンフォニックデスメタルとは、端的に言うときれいな音が入ったデスメタルだ。デスメタルとシンフォニックが融合することによって誕生する、1つの完成されたジャンルであると私は考えている。今回の記事では、あまりメタルを聴かない方に向けて、シンフォニックデスメタルの魅力を紹介していきたいと思う。 あらかじめ説明しておくと、私はデスメタルが大好きであり、貶める意図は全くない。これだけは説明しておこうと思う。 シンフォニックデスメタルとは、文字通りシンフォニックメタルとデスメタルを融合

          【初心者向け】あなたがシンフォニックデスメタルを聴くべき理由

          ハラルスーパーで感じる東南アジア

          あー!知らないもの食べたいなー!見たことないやつー! そんな衝動を叶えてくれるのが、ハラルスーパーだ。ハラルスーパーとは、イスラム教徒が食べる認可を受けた食品を販売するスーパーを指す。 入ってみると濃厚な外国の香りを感じるだろう。バングラデシュやインドなどの東南アジア系の店主が経営するスーパーの店内は、もはや何語かわからない言葉が書かれた食品が所狭しとおいてある。 東南アジアへ旅行に行ったことが無い方は、何を買えばいいかわからないかもしれない。そんなときはジュースを買っ

          ハラルスーパーで感じる東南アジア

          臨場感のフラメンコ『Nino de elche』

          フラメンコの魅力を聞かれると何と答えるだろうか。私はアドリブ主体の音楽ならではの劇場感だと答えるだろう。たいていの音楽はライブで聴くと印象が変わるものだが、フラメンコはより顕著であり、「CDは大人しかったのにこんなに激しいなんて!」と驚くことも少なくない。今回の記事では、数あるフラメンコ音源の中でも「リアル感」が高いミュージシャンを紹介したいと思う。 Nino de elcheはフラメンコの作曲家。叙情的なフレーズながらも教会旋法を巧みに織り交ぜるアカデミックな一面を持つ。

          臨場感のフラメンコ『Nino de elche』

          【実録】ジモティーオフ会の現状を調査してみた

          みなさんこんにちは、オフ会マイスターのナイル川だ。 あれからも何回かオフ会に行ってみたが、なかなかヤバい集まりはなかったので苦労した。part1こちらhttps://note.com/pararax/n/nb1688fa0ca06 URLの記事を読むのが面倒な方のために説明すると、参加者がめちゃくちゃだった。酒乱やマルチ勧誘いるのは当たり前。主催者は店員と喧嘩し、店員1人を退職に追い込んだりと凄まじいオフ会だった。 その後行ったオフ会はせいぜい、カラオケ後の食事会中に「

          【実録】ジモティーオフ会の現状を調査してみた

          まずはこの曲を聴け!ケルト音楽おすすめ5選

          ケルト音楽とは、アイルランドを中心にスコットランド、ウェールズなどで演奏されてきた音楽です。歴史は古く、旧石器時代から演奏されてきたとされています。素朴な楽器や美しいハーモニー、繊細なメロディーが特徴で、心を癒す効果があります。ここでは、日常生活でケルト音楽を聴きながら楽しめるおすすめ曲を5つ紹介します。 1.「The Irish Rover」The Dublinersダブリナーズの代表曲で、アイルランド音楽の中でも定番の曲です。軽快なメロディーと童話のような歌詞は、元気が

          まずはこの曲を聴け!ケルト音楽おすすめ5選

          きみはGWARというバンドを知っているか

          SlipknotやMushroomHeadの衣装の元ネタとなったバンド、GWAR(グワァー)というバンドはご存じでしょうか。どのバンドよりもデカい衣装と「地球を征服しに来た宇宙人」というコンセプトに恥じぬ2本生えた男性器。そこから迸る血尿・・。どうです、興味が湧いてきたでしょう。 1980年から活動するGWARはデビューした時からやたらデカい衣装が特徴的なバンド。衣装もさることながら、バイオレンスなパフォーマンスに定評がありました。その内容は、地球を守るべく立ち向かう著名人

          きみはGWARというバンドを知っているか

          おすすめスペイン音楽⑤BAIUCA

          Ola!!海外で一番かけられた言葉はニーハオの神田川です。今回はスペインのガリシア州が生んだ部族系フォークエレクトロ、BAIUCAを紹介していきます。 ちなみに、歌ったり燃やされてる人はBAIUCAではありません。 温かみのあるサウンドとスペインの音楽らしいフラメンコを踏襲したメロディラインが特徴的なミュージシャン。謎の部族にシンセサイザーとシーケンサをプレゼントして作曲してもらったような重低音と民族音楽のハイブリッドは唯一無二の魅力があります。 めちゃくちゃマイナーな

          おすすめスペイン音楽⑤BAIUCA

          おすすめメタルバンド①BROTHERS OF METAL

          こんにちは!死んでも「デス」が付いて蘇るからメタルは最強という説を支持している神田川です。趣向を変えて私が一番聴く音楽のメタルを紹介します。今回紹介するバンドは、スウェーデン発なのになぜかドイツでめちゃくちゃ人気があるらしいバンドBROTHERS OF METALです。 嘘みたいだろ、ウワモノがギターとボーカルだけなんだぜ? トリプルギター、トリプルボーカルの狂気の8人編成の織りなす重厚過ぎてもはやメタルのオーケストラみたいなサウンドが特徴的なバンド。あえてヴァイオリンや

          おすすめメタルバンド①BROTHERS OF METAL

          おすすめスペイン音楽③DAVID DE JACOBA

          Ola!!最近ショックだったことは旅行で行ったバルセロナのレストランが去年閉店したことの神田川です。今回、おすすめしたいミュージシャンはフラメンコのカリスマDAVID DE JACOBA(デヴィッド・ド・ヤコバ)です。 記憶にないはずのスペインの日常が脳裏に蘇りました。これがエモさというやつでしょうか。 フラメンコを聴いたことある方ならこの声に聞き覚えがあるかもしれません。というのも、2010年からパコ・デ・ルシアの遺志を継ぐ現在活動するフラメンコグループで最も著名な「パ

          おすすめスペイン音楽③DAVID DE JACOBA

          おすすめスペイン音楽②Rodrigo Cuevas

          Ola!!マドリードに行って特に印象的だったエピソードは、タクシーに乗ったらワイスピに出てきそうなスキンヘッドマッチョがとんでもないスピードで細い道を爆走して空港まで1時間弱かかるはずが20分ちょっとで到着したことの神田川です。 今回紹介したいミュージシャンはスペインのフレディ・マーキュリーこと、Rodrigo Cuevas(ロドリゴ・クエバス)です。 魔女の釜を囲んで謎の儀式をすると中からパン一のおじさんがカメラ目線で召喚される衝撃的なMV。 ロドリゴ・クエバスの音楽

          おすすめスペイン音楽②Rodrigo Cuevas