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本棚

仕事部屋は本だらけだ。これまでの経験から壁があれば本棚を買ってきて、結局「本」に占領されるので、リフォームして、この家に引っ越してくるとき、壁は全部、本棚にしてもらった。

数えたら6,000冊弱ある。

都市論、街評、都市や街を語ったエッセイ。パリ、ロンドン、ベルリンなどを語るもの。創造都市政策について。中世の都市について。
この国の、特に大正期から1990年代にかけての世相史。
社会学について。
政治関係、経済関係、群衆について。マスメディア、プロパガンダについて。災害について、日本の公共政策や役所について。政治について。

ヨコハマ関係の本。

孤独、孤高、おひとりさま。都市の高齢者について。就業、会社組織、これからの起業について、生き方について。就業の未来。Z世代、ガンダム世代、新人類、団塊の世代について。AIのこと、ベイシックインカムについて。

美術、音楽、それぞれの観衆について。ハイカルチャーについて、ロウカルチャーについて、海外からみたOTAKU文化について。

(作品集はほとんど実家に置きっぱなし)

喫茶店や本屋さんなど街文化に関するもの。

それから「農」について、オーガニックについて…などなど。
あとは参考資料としてのZINEかな。

でもね。気がついたら「小説」「詩集」の類がほとんどない。全部で30冊ぐらい。俳句と歌集は、もう少しある。

たぶんね。フィクションより現実の方が面白いんだろうな、僕は。
夢に遊べないんだ。つまんない本棚だなと思う。

でもね。実際「事実は小説より奇なり」って思っているところがある。
「なんだこれは!」って背表紙を追っているうちに、小説や詩集を買い求めているお金がなくなっちゃうんだ。

いずれにしても本に囲まれていると安心しているらしい。

本だからと油断していたが、地震には対策が必要な構造だ。なんかしなきゃね。本が落ちてきて死ねたら、僕はそれならそれでいいだけど、立場上、そうは言っていられないから。