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等身大

経済的には貧乏だが、生活文化としては、とても魅力的な…そういう感じ。どこか孤独でもあり逆に自由な感じもする。人好きだが群れない…

永井荷風先生の晩年みたいな感じもしますけれど、あんな文豪じゃなくてね。もっと無名な感じだが、ひと迷惑な偏屈さからは遠いような

でも、うらやましくなるような生活文化を湛えた…
僕はそういう感じを目指したい。

カジノ的なリゾートにも、海外を飛び回るビジネスな暮らしにも興味はないし、故にTOEFULにもバカロレアにも無縁でいいやと思っている。
ただ、道端の季節の移り変わりには敏感でいたいし、そこに咲いてる草花と、自分の暮らしを喜びたい。
ブランドものより、素朴で民芸な技能に腕を振るう技能職に詳しくなりたいし、イベントやレジャーより、普段の日をどれだけ楽しめるようにするか。
社会貢献も「参加型」ではなく、自分で見つけて、自分で段取りをして、自分で直接行動する。つまり、unicefに募金するのとは逆の方向。

変わり者かもしれないけれど
そういう意味でも等身大でいいんだと思っている。

ことさらの健康も長命も望まないし、「老い」とも無理なくつきあっていく。薬に担保される人工的な「健康」じゃなくてね。

もちろん世間体などもどうでもいい。

いずれにしても、僕は、こういう生活を自分に実現することに期待している。

自分で言うのもなんだけど、楽しそうだから。

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