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ミツバチ 夕方6時のエッセイです。

今日の写真はオムライス。中華味のごはんにしてもらいました。

ミツバチ1匹が一生かけて集められる蜜の量は約5gです。あの大きな巣の原料は蜂が作る蜜蝋です。蜂は生まれてから死ぬまで役割が決まっていて巣作りは15日目から20日の間です。その後は死ぬまで花粉と蜜の採取です。

働き蜂の寿命は40日ほど(冬季は半年)で女王蜂は、1年から8年生きます。

働き蜂として生まれていたらやるべきことが決まっていて一生は充実していたでしょう。幸せかどうかは蜂になってみないとわかりません。

役割を果たせないオス蜂は、餌も与えられずに巣から追い出されます。
ちなみにオス蜂が役割を果たせたらすぐに死ぬそうです。

人間社会にも役割が与えられていると思うのです。死ぬ事は怖くありません。自分の役割を果たせたからです。死が役割を果たせた証拠です。

逆に言うと自分の役割を果たすまでは死なないと言う事です。それを運命という言葉で表現するならば「運命とはすべき役割と死」です。
生きている間、誰もが自覚できていない役割を果たしているのです。

無駄も駄目も不能も無理もないのです。

自分の役割は自分で決められませんが、縁で変わるのです。環境と縁が変わる事で役割も変わるのです。運命は変えることができます。環境を変え、人とのつながり(縁)を変えるのです。

低学歴でも総理大臣になった田中角栄さん。
環境と縁で総理大臣になり女性スキャンダルで選挙が大敗した責任を取り辞任した宇野宗佑さん。歴代総理大臣で暗殺された人もいます。

高学歴で裕福な家系の人ばかりではないのです。蜂は働き蜂として生まれたら女王蜂にはなれません。人間も自分の役割以外のことはできません。自分の役割以外のことをしようとするから苦労が報われないのです。自分の役割をしないから楽しくないのです。

人生は自分の役割探しです。

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