見出し画像

いい加減は良い加減

今日の写真は、初詣で行った日本一の大鳥居(大斎原、熊野本宮大社)です。

いい加減とは100パーセントの人ではなく60パーセントから98パーセントの出来で良いのだと思う事です。自分の都合の悪い事は忘れてしまうから人であって、人工知能(AI)には出来ない事です。なぜ忘れる事が良いのだろうか?それは、思考のループを断ち切る事ができるからです。繰り返す事があっても前の経験を忘れる事によって新鮮な気持ちで体験することになります。何度怒られても同じ事を繰り返してしまうのは、それが必要な事だからなのです。

もしも何もかも覚えていて怒られた記憶や失敗を恐れる事で、やらなければならない事をしなかったならば、新しい発見も進展も努力も無くなります。創造は他人からの情報を全て使うのではなく、覚えていた事柄をヒントにして進めるのです。忘れては、いけない事は覚えている物です。それを忘れてしまうのは、健忘症かさらに進むと認知症なのです。

忘れてしまっても生活が出来ているのならば良しとしましょう。

では、何を忘れてはいけないのでしょうか?

それは、人は必ず死んでしまう事です。いくら長生きしても財産を沢山貯めても楽しい思いや贅沢をしたとしてもその思いは死後の世界に持っていく事はできないのです。

死ぬ瞬間に走馬灯のように生まれてからの事柄が繰り返されると言われていますから、もしかしたら今この瞬間が繰り返されている途中なのかもしれません。

走馬灯の最後にまた走馬灯が繰り返されて永遠に続くのです。それならば、何度繰り返されても良いように良い事をして過ごしたいものです。その良い事とは自分が走馬灯を見ている時に未来を作ってくれる人を応援する事です。

他人に未来を見させない、邪魔をする事のないように良い事をしましょう。

いい加減な事ばかり言ってますが、このへんでお後がよろしいようでー



この記事が参加している募集