私のトラウマの正体
以前に書いた、クラニオで出てきた私のトラウマの話をします。
序章
「トラウマなんて無いな~」と思っていた私にすらあったので
人間だれしも、一つくらいはあるのではないだろうか。。。
と思った。
クラニオの講座が進むと、トラウマワークというのが出てくる。
これもペアで練習していくわけ。
こまちゃん(先生)に「私トラウマ思いつかないです。」と。
そしたらこまちゃんは「苦手なものはある?」と。
「関係あるかわからないけど、苦手なものはカエルです」と。
「面白いものが出てくるかもしれないね。」と言われ、始めた。
まずは、リソースの確認から。
リソースとは、自分の中での心地よさとか、
良いな~とか、安心だな~を感じられるようなののこと。
身体の部分でもいいし、状況でもいいし、人でもいい。
その時に感じられる自分の中での良いな~を明確に思い出し感じておく。
私が今までで一番心地よかったリソースは
瑞牆山に登ったとき➔山頂で景色を見た時➔続く森とその奥の富士山➔
断崖の岩の上に立ったとき➔(詳細端折って)全能感✨
このリソースを明確にしておくことがとっても大事。
上の「詳細端折って」を細かく見ていくと明確になるかも。
そして、クラニオをしながら、トラウマワークへ入っていく。
苦手なものは何?
会話の内容は、実際とは異なるかもしれません。
話しの流れがこんな感じ。
「今日は、トラウマ、何と向き合う?」
私「苦手なものでやってごらん、ってことだったからカエルで。」
「カエルはいつから苦手なの?」
私「小学生の時はアオガエル手に乗せられたけど、大人になってからは
無理。写真とかもできれば見たくない」
「カエルが苦手だな~と思った出来事とかある?」
私「社会人になってから、友だちの実家に遊びに行ったとき、
夜、池みたいなところ散歩したときに、ウシガエルの大合唱が。。。」
「うんうん、その時のことをもう少し詳しく教えてくれる?
誰かほかにも人居た?空気とかどう?暑い?涼しい?
汗かいてた?暗さはどれくらい?匂いとかある?」
私「池の遊歩道みたいのを友だち3人と歩いてて、暑くはない感じ。
結構暗い。あたりはうっすら見える。遊歩道とかは見える。
池は暗くて見えない。その池にたくさんウシガエルがいる
みたいで、大合唱。」
「そっか、薄暗くて、池は暗くて見えないけど、
鳴き声が大合唱なんだ。」
私「暗いから姿は見えないけど、遊歩道渡り切って、
普通の道路に出て、柵があるわけでもないし、すぐそこで鳴いてる
みたいに。見えないけど、いつ飛びついてくるか。。。
みたいな。」
「見えないけど、いつとびついてくるか、って感じだったんだ。」
私「そう、ほんと鳴き声が大きくて響いてて、足元にいるような感じで。
でも、姿は見えないんだけど。いつ飛びついてくるか分かんない
焦り?緊張?みたいな感じ。。。」
と、話しながら私の中では、その時の状況・情景を思い出して、
感覚とかもけっこう入り込んでた記憶がある。
リンクした瞬間
「そういう感じって、他にも感じたことある?」
と聞かれて、わーーーーーーっっっと思い出されてきたのは、
大学4年の弓道の試合!!!!!
えーーーーーーーーーっっっっ!!!!!!
ここと繋がるの!?!?!?!?!?という私の中での意外な感覚と、
その試合での感覚とがリンクして、
だーーーーー!!!!!と涙が出てきた( ノД`)
ちょっと落ち着いてから、話してみた
「弓道では的を狙った状態で身体の充実と気の充実をはかる間
みたいのがあるんだけど、その時間をもてなくなることを早気
っていって、その当時の私はその早気だったの。
それって、弓道やってる人からしたらダメだと思われてるコトなの。
でも当たるから試合に出されてる、みたいな。
自分でも早気は良くないと思っている、周りからもダメだと思われて
いるんだろうな。っていう状態で、試合に出ていて、弓を引き下ろして
くる、もうすぐ矢が口割につく、っていうところの緊張感、焦り、
どうしよう~!!!みたいな ( TДT)」
自分で体験・体感してみて思うのは、
「トラウマがあると思ってない私ですらあった」
「弓道の試合ですらトラウマとなることがある」
誰しも、大小さまざまなトラウマを持っているんだろうな~ということ。
それが解放できたから、なんなのか。
カエルが見れるようになったから、なんなのか、
意味があるのか。
PCやスマホなどでキャッシュが残ったままの状態に似てるのかな?
それは詳しくは分からないけれど、
思いもよらない形で、自分の神経に
「解放されずに残ったままのエネルギー(トラウマ)があった」と思うと、
それが解放されるということは、身体にとって心にとって、
大きなことだ思う。
それに氣づけたこと、そして解放することができること、
そういう手助けができるということ、
私にとっては大きなことだ。
*注意*
これは私の一例であって、これを読んだからといって、
過去の辛い状況などを思い出そうとするのはやめてくださいね。
クラニオをしながら安心安全に、いつでも思い出されるリソース(心の安全)を明確にし、いつでもそこに引き戻してくれるプラクティショナーが居ての
ことですので。
そして、私は小さいトラウマだったと思うので、1度で解放された感ありますが、出来事の内容によっては、回数が必要な場合もあるかと思いますし、
トラウマと向き合うこと自体が、タイミングではない場合もあると思います。