見出し画像

10ヶ月ぶりのメンタルクリニック


久しぶり

名前を呼ばれて久しぶりの診察室へ。
今日は付き添いで彼氏くんも一緒に中に入ってもらった。

去年、予約していた時間に起きられず無断ですっぽかしてしまってから、気まずくなって行かなくなっていたクリニック。
初診の予約を取るのはあんなにも難しく辛い思いをしたのに、初診じゃなければこんなにすぐ行けるんだ…と、ありがたく思う反面、複雑な気持ちになる。

「去年の7月に来られたのが最後ですね〜、この間どうでした?」

そう言われて、初めに去年の予約をすっぽかしてしまったことを謝った。
先生は、「よくある事なので全く気にしなくて大丈夫ですよ。よく来て下さいましたね。」と言って笑ってくれた。
その言葉に心が少し軽くなり、去年からの体調の変化と、今年3月に発作が起きてからのことを話した。

3月に約1年ぶりに大きめの発作が起きて、食事がほぼ喉を通らなくなってしまってから体重がかなり落ちてしまったこと。
1人では外出もできず、夜になると泣いたりイライラしたり、気持ちの面でも苦しい日々が続いていたこと。
その他にも色々、今の心身の状態を伝える。

これに関しては以前の投稿でも少し触れているため、気になる方はぜひ読んでみてください。(下の方に書いてます)

薬物療法

ひと通り状況を聞き終えた先生は、「今の状態ではお薬をお勧めするしかありませんね。」と一言。

今は吐き気が1番怖く、吐いたらどうしようという不安からご飯も水も飲み込めないでいるのに、薬なんて絶対飲めないし出来れば飲みたくない。

薬は飲みたく無いと言えば、カウンセリング等を勧めてもらったり、薬以外の治療法を教えてくれるのではと思って来たので困ってしまった。
そのことを先生に伝えても「今の状況を聞く限り薬を使ってしか治療できません」と言われるばかりで、私が薬を飲むと言うまで診察が終わらない気がして、承諾してしまった。

次回はいつにしますかと言われ、一応2週間後の予約を取った。


久々で初回料金だったのか診察料¥3,200+薬代¥660。

高い…働けてないからこの歳にもなって両親から生活費を少し援助してもらって、かなりギリギリの生活なのに…
(今は結婚前提で彼氏くんと同棲中。彼氏くんの収入+私の両親からの仕送りで生活している)


お薬飲めない

家に帰ってからもどうしても薬を飲む気にはなれなかった。
飲む気になれないというより飲めない。
体が薬に慣れるまでの胃のムカつきや吐き気のリスクが怖い。
せっかく最近は食事も少しずつストレスフリーで食べられる日も増えてきたのに…
(パニック障害になってすぐ一度薬物治療していた時期があり、その時も体が慣れるまでなかなか吐き気が取れず苦しかった記憶があるため、薬を飲み始めることにかなり抵抗がある)

夕食後、薬を目の前にどうしても口に入れられず飲めなかった。
薬物治療で早く症状が楽になったり元気になる人も多いと思う。
でもこんなにも嫌なのに本当に飲まなければいけないのだろうか。

私はお医者さんではないのでわからないけど、流石にちょっと強引すぎでは?と、病院を変えることも考え始めた。
良い先生だとは思うけれど、薬物治療するにしても、もう少し気持ちに寄り添ってくれる先生がいいな…なんてわがままかな。。


精神的不安と経済的不安

今まではどれだけしんどくても、必ず体調をパニック障害になる前の体調に戻して、就職して働いて自立するんだー!という強い意志があった。
でも、去年の発作でかなり気持ちがへこたれてしまい、今年の発作ではトドメを刺されて完全に心が折れてしまった。

どうせ頑張っても無駄なんだ。
良くならないんだ。
これからずーっと人に迷惑かけて自分の力では何にも出来ずに生きていくんだ。

好きだったこともやりたかったことも、何もかもどうでもよくて、周りと比べては落ち込んでさらに自暴自棄になった。

1人じゃ家の外には一歩も出られず、ゴミ出しに行くのも動悸がするほど。
食事もしんどいし、家で映画を見たり友達と電話するだけでも予期不安に襲われる。

働きたかった気持ちも、今の状況から考えると遠い夢になってどこかへ消えてしまい、精神的な不安と、彼氏くんの収入だけでは暮らしていけないという経済的な不安ばかり頭にチラついていた。

これからどうなるんだろ、いっそ消えてしまえたら楽なのに。

ずっとそんなことばかり考えて暗い部屋で毎日を終えていた。

そんなとき、私の様子を毎日間近で見ていた彼氏くんから「多分パニック障害だけじゃなく鬱症状もあるよ。今の状況なら先生に見てもらったらちゃんと診断でるよ。苦しいかもしれないけど、障害者手帳もらって国からお金もらえるかどうか一緒に調べてみようよ。それで元気になったらちゃんと働いて自分で稼げば良いし、それまで経済的に少し安心できれば、多分気持ちも楽になるよ。」と言葉をかけられた。

確かにそうかもしれない。
ひとりで大きい施設に買い物に行ったり遠出したり、そんなことはもう何年もできていない。
現実的に考えても、これまでの経験と今の状況からみて少なくとも数年はできるようになるとは思えない。
今なんて日々の買い物どころか、ひとりでお風呂に入るのもできない日もあるほど。(毎日じゃないけど彼氏くんにお風呂のドアの前で待っててもらっている笑)

知り合いに、躁鬱の診断を受けて障害年金?をもらっている子がいる。
その子は電車にも乗れて、少しだけアルバイトもしている。

私でも診断が出て、先生が必要だと判断してくれれば、そういう書類?を作ってもらえるのだろうか。
もしそれで一つの大きな不安が消えるのならもう少し頑張ってみても良いかもしれない。


私のレベルでも先生は診断出してくれたり、障害者手帳や障害年金?が必要だと判断してくれるだろうかと不安は募るばかりだったが、一度病院にかかるのは悪いことではないかも。

そんな気持ちで受診した10ヶ月ぶりのメンタルクリニック。
先生の言葉を信じて薬物治療するべきなのか…
(本当に薬飲みたくない)

別に鬱病と言われたいわけではないけれど、私の今の症状がパニック障害だけというのが自分で納得できず苦しい。


パニック障害持ってても、もっと活発に動けてる人もいるのに、本当に私パニックだけなんですか先生〜〜!
薬しか本当に治療法ないんですか〜〜!

とほほ

自分との戦いはまだまだ続きそうです。




最後までお読みくださりありがとうございます。
また経過をのせていきたいと思います。
気になる方はぜひまた覗きに来てください☺︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?