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『孤独のグルメ』に見る禅の姿勢
喫茶喫飯
この表現は、「何かしながら・考えながらではなく食事に集中する、飲む時は飲む事に集中して味わう」の意味があるそうです。
わたくし以前からこちらのnoteでも書いている「ハミガキ」に始まり、マインドフルネスを学んで実践中であります💪✨
マインドフルネスはこの禅の教えにも繋がっており、マインドフルネスな食事の摂り方とは、まさに喫茶喫飯だと言えます。
最強の教材を見つけた٩( ᐛ )و!ー『孤独のグルメ』
TV東京の『孤独のグルメ』と言うドラマをご存知ですか?
松重豊さん演じる営業マン、井之頭五郎さんが仕事先の近くでピンと来たごはん屋さんに入って、頭の中で独り言を言いながら食事をするドラマです。
前はあのドラマの何が面白いのか分からなかったのですが、今はあんな風に顎をゆっくり動かしながらモグモグと美味しそうに食べる姿が見てて良いなと思えるようになってきました✨
思い返せば、自分が1人で食事をするときにあんなに集中して味わってたかな…いや、してないなと、気付かせてくれます。スマホを触らなかったとしても、何かしら他の考え事してるのが多い気がします。
ドラマ内のどこかのエピソードで、たくわんをボリボリ音をさせながら食べているときに「たくわんの音は大和心だ」と言う胸の内の独り言があったのですけど、そういう表現が出来るのもいいなと。たくわんが実はそんなに好きではないのですが、不思議と「たくわんって凄いかも…」という気持ちにさせてくれます。
そしてもちろんですが、五郎さんは「頂きます」と「ご馳走様でした」を恥ずかしがらずに声に出して終えるのも可愛らしいです。
食事を丁寧に美味しく食べる姿自体に、生命力を感じられるのがこのドラマの魅力なのかなと思います。ご飯を美味しそうに食べる人が好かれる理由も同じですよね。
実際に自分でもこんな風にやってみたい、この感覚を体験したいと思い、最近はyoutubeで鑑賞してヒントを得ております。やっぱりこのドラマは教材とも言えます。
本当に、あれはまさに食に集中して味わっている喫茶喫飯のいい例ではないかと。
(まぁ途中、店内とかキョロキョロする時もあるけどそれはご愛嬌で😇)
あと、単純に次に食べるご飯がすごく楽しみになります。笑
韓国での人気
韓国では、1人で食事をするのはタブー視され、友達がいなくて人間的に難があると見られる傾向にあるそうです。しかしその様な国で、この『孤独のグルメ』がかなり人気があるとか✨
やはり韓国にはない文化だったからとても珍しかったようですね。しかし、韓国の現代社会も特にお昼間は忙しく1人でパパっと食事する人も増えてきたらしく、コンビニ弁当も流行り出してきたぐらいなので、『孤独のグルメ』のヒットのおかげで一人ご飯がしやすくなった、という意見も挙がっているようです。
なんだか嬉しいです。
そしていま
今ですね…この季節最後やと思って大事にとっておいたチョコミントアイスを食べながら…この記事をタブレットで打ちこんでます。笑
そう。うっかりしていたらこうなってしまうのです。チョコミントアイス…もっとじっくり味わうつもりでいたのに。あと残りスプーン四杯ほど残ってます。
さっさとこの記事をアップし、タブレットを閉じて残りのチョコミントアイスに思いを馳せながら頂くことにします。
まだまだ修行が必要です〜_(:3 」∠)_