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<ポピア前編>ポピア=POPIAH=シンガポール風生春巻き(??)を作りに行ってきた。|シンガポール情報

ども!中の人です。新型コロナウイルスの制限もフェーズ2となり、家の中だけではなく外出した情報をお伝えできるようになってうれしいです🐼

今回は、シンガポールに来て早3か月、ポピア(POPIAH)という料理を食べたことがなかったので食べるついでに作ってきました!最後までお付き合いください◎


▶ポピアってなに?

ポピアは代表的なニョニャ料理の一つです。(※ニョニャ料理=中華系プラナカン料理)マレーシア・マラッカの食文化を語る上で知っておくべき言葉が「プラナカン」という言葉です。
マレー語で「この土地に生まれた子」という意味を持つ言葉ですが、15世紀頃に中国からマレー半島にやってきた中国人たちの子孫を表しています。

その「プラナカン」の文化の中で、「ニョニャ」という言葉は女性を意味します。このニョニャたちに受け継がれる手間暇かけた秘伝の料理を「ニョニャ料理」と呼ぶのです。響きがかわいいですね、にゃ~って感じです🐈

ニョニャ料理の代表的なものともいえる「ポピア」、漢字だと「薄餅」と書きます。実物は全然薄くないのですが、もちもちの薄い皮に包まれているっていうことが由来しているみたいです👀!

つまり「ポピア」は一言で表現すると「ニョニャスタイルの生春巻き」です。ニョニャ料理といいつつもシンガポールにあるものは、「シンガポール風生春巻き」とも言われていますね!ちなみに完全に生春巻きではないので厳密にいうと「シンガポール風生春巻き風の食べ物」という感じです(笑)


▶ポピアの中身って何?

さあポピアがニョニャ料理であり、生春巻き風の食べ物であることはわかりましたがあの真ん丸な円柱には何が入っているのか…。お店や人によって変わりますが主なものはこんな感じです!

Turnip(Yam bean/カブ)
→味は切り干し大根みたいな感じです。
「Turnip」をどう調理するか、がポピアの美味しさを決める1つの大きな決め手のようです。
・揚げ豚脂(カリカリです、天かすの揚げ物版とイメージしてください。)
・レタス
・キュウリ
・卵
・スイートソース
・チリソース
・ピーナッツ

では今回の様子をお伝えします!


▶ポピア実際に作ってみた。

さあ人生初ポピア&初作成!という夢と希望を胸に抱いて行ってきました!入口には絵もたくさんあってなんだかおしゃれ…!

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まずはお兄さんが熱くポピアについて説明をしてくれます。若い方は英語が通じる印象ですが、年配のスタッフさんはほぼ中国語のみ伝わります。

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ポピアについての知識が深まったところで、皮つくりを見ます。

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・・・これは何だろう。と思う見た目でした。とても忙しい時期には、大きな寸胴みたいなものに入れて長い棒で混ぜているといっていました。そしてこの生地をピザ職人のように丸くしていきます。

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丸くしたら熱した鉄板に押し付けます!!!やけど注意なのでこちらの作成はスタッフの方にやってもらいます。私たちがやったら腕が大惨事になりそうです🔥

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鉄板に回しながら押し付けて薄い皮だけ出来たら、生地を鉄板から離します。ちなみに皮には表面(鉄板側のぱりぱり)と裏面(焼かれていないもちもち)があります。これは具材を巻いていくときに重要になります!

生地はあっという間に端っこが上に上がってきます。そしたら焼けた合図!ぺら~~~っとめくったら完成です👏

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さあこの皮を作ってもらったらいよいよ具材を巻いていきます!まずはチリソースをぬりぬり。

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このチリソース、結構辛いです。調子に乗って塗りすぎると大変なんことになりますのでお気を付けください✖
さあこの後は…とお伝えしたいところですが「ポピアとは何か?」で情報が多くなったので今回はここまでです!

残りの行程は後編でお届けいたします📧完成図はシンガポール支店のInstagramに投稿しているので是非見てください!

材料を見ると結構ヘルシーでお腹いっぱいになるの?と思われるかもしれませんが、野菜たっぷりなので以外にもボリューミーです。男性だったら2本くらい食べないと物足りないかもしれませんが…減量中の中の人は1本で十分でした(笑)

次回>>>いい大人、はしゃぎながらポピアを作る。

それではまた会いましょう~✋

- Fin -


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