森の国俳句ウォーク 第30 回四万十源流滑床渓谷で育ったおさかなをお届け!
水 ぬ る む 底 に 揺 げ る 礫 か な 芝 不 器 男
暖かくなってくると川の水嵩もどんどん増えてきます。その川底で小石が揺らめいている光景ですが、冬でもなく夏でもなく川の中の微細な違いから春を感じることができます。
さて、第30回目の森の国俳句ウォークはいかがだったでしょうか!
松野町を流れる広見川で小さな魚がたくさん見かけるようになりました。滑床養魚場でも8万匹のアマゴの稚魚がすくすくと成長しています。
滑床渓谷にアマゴの養魚場があるって知っていましたか?
何度か養魚場のアマゴを食べたことがあるのですが、綺麗な水で育ったアマゴは絶品です。特に思い出に残っているのは地元の方と炭焼きをしていて、その炭が焼ける待ち時間に焼いて食べたのが最高でした。(余談ですが、炭を焼くには、まる1日かかるので最高のBBQができます)
いま稚魚の段階のアマゴですが、すくすくと成長して7月になると食べられるそうです。それこそ滑床養魚場でアマゴ釣り体験をして、滑床渓谷のキャンプ場で焼いてもいいかもしれませんね。
この番組のリスナーさんは、こちらの番組を聴くのもお忘れなく。
森の国俳句ウォークディレクターで初心者キャンプ女子、おーちゃんがお届けするキャンプ情報番組。「ひめキャン★~愛媛の女子キャンプ~」が毎週土曜日の7:30~7:55で放送中。そのうち松野町の方々もでるかも????!!
滑床養魚場のアマゴは7月ごろから(ニジマスはいまでも食べれます!)ですが、滑床は石楠花(シャクナゲ)が見頃。芝不器男さんの俳句に「石楠花にいづべの月や桜狩」という俳句がありますが、滑床渓谷にはシャクナゲの群生地があり、芝不器男さんもその場所に行っていたようです!(不器男記念館に写真も残っています。)
来週も森の国俳句ウォークを聴いてください!!
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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不器男記念館は5月19日まで臨時休館です。