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もしかして、初老うつ、かも?

皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
私はというと、心身の不調に見舞われ、このところ「読み専」になっています。まったく、どうなってしまったのでしょう。

*  *  *  *  

これまで大病をすることもなく、更年期の不調とも無縁だった私。
ところが、62歳を境に何やら調子が上がらない。
たった一つ、年を重ねただけなのに!である。

まず、眠りが浅くなった。
体力も落ちたと思う。それだから、とても疲れやすい。
眠りが浅いから、疲れが解消できない。そのまま、じわじわ蓄積していく。
疲れを引きづっているわけだから、はや〜い時間から眠くなる。
おじいさん、おばあさんが、夕方6時くらいには寝てしまう、そのメカニズムを自らの体を通して理解した次第。

それでも、生きて行かなくてはならないから、仕事はまだ辞められない。
でも、こんな調子なので、ミスをしがち。
たとえ、小さなミスでも、重なると自信がなくなる。弱気にもなる。
なにやら、足下がグラグラと波打っているような、そんな不安に襲われるようになった。

ここで、もし、「しっかりしてください」なんて、言われたら、どうだろう。
きっと、差し出した手を振り払われたような、とても寂しい気持ちになると思う。

そして、はたと気が付いた。
もしかして、これって「初老うつ」ではなかろうか?
調子が出なくて弱気になっている間に、初老の悲哀が影のように我が身にピタリと寄り添っている。

「 あなたはだあれ?」
「・・・」
「 いつから、そこにいたの?」

…仮に、ショロウ君と名付けてみた。

間違いなく、今の自分に合わせて、ギアの入れ替えをする時が来ているのだ。ショロウ君はそれを伝えに来たのか。
これまでのように、思いつくままに、心のままに、何かに熱中するというのは、無理なのだ。
これからは、計画的にスマートにいかないと、ならぬ。
初老期に入ってからの「SDGs=持続可能な(開発)目標」、大事である。

戸惑いと焦りとで疲弊していたが、自分の体力に合わせて、生活スタイルを見直すことにした。
そう決めたら、ショロウ君から悲哀の影は消えた?と思う(笑)

まず、仕事帰りの買いもの。これが、最近は負担だった。
とくに、飲料、お米、じゃが芋、玉ねぎ、人参、大根、かぼちゃ、といった重たいもの。運ぶのが超しんどい。
そこで、25年ぶりに生協に再加入することに。
今はネットで注文をし、週に一度、自宅まで配達してもらっている。

個配は有料なのだけど、うちには要介護の義父がいるため無料。
1Lサイズの牛乳や飲むヨーグルト、チチヤスヨーグルト8個入り、120mlの紙パックジュース12個入り×2、長期保存可能なクロワッサン8個入り×2を定期購入にした。
定期購入は割引も適用されるし、ローリングストック的になってきていて、ちょっとうれしい。
お菓子やジャム(種類豊富!)は、家族に選んでもらうようにした。
土曜日の買い物は、夫と一緒に。(とくに仲が良いわけではありません)
お米や重たい野菜は、このときに買う。
おかげで、普段の買い物で、スーパーの中を行ったり来たり、ぐるぐる回ることがなくなり、劇的に楽になった。

日曜日は、ガソリンスタンドとドラッグストアのポイントが2倍になるので、ドラッグストアで日用品などを購入。ガソリンを入れる。

ほとんどの人はそうしているのだろう(汗)
ともあれ、無くなってから慌てて買いに走るという、これまでの場当たり的な生活に戻ることはないはずだ。なぜなら、今の方が楽だから。

もっと早く気づけばよかったようなものだけど、こればかりは仕方がない。
というのも、「転ばぬ先の杖」って、なんだか性に合わないのだ。
転んでけがをしてから気づいても良いではないの、と思う。

なので、これからも転びながら、試行錯誤は続く…
ショロウ君とともに(笑)



ここまで読んでくださってありがとうございます。
記事を書くために、皆さんの投稿を読むのをストップしてましたが、これでまた読むことができます。
つらいときも、本だけは読めました。
それと、大河ドラマ「光る君へ」。
不思議!楽しみなことがあると、頑張れるw
今回も北陸の伝統工芸品をひとつご紹介します。


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