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「20代で得た知見」読んだ感想。1番にでたのは”悔しい”でした。

みんな毎日おつかれんこん。
今日は、ちょっと悔しかったお話をする。

人生経験を積めば積むほど、自分なりの教訓って増えていくと思うの。
それに私も最近気づいた。

きっかけはバイト先の店長。
私はWワークでバイトもしてるんだけど、そこの人。
休日なにしてるか聞いたらパチンコかなって答えるような人。

そんな人がさ、教訓を披露してくれたの。披露っていうか、会話の中でね。この人も日常生活からいろんなこと学んでるんだなって思った。

別にパチンコをする人だからってわけじゃなくて、私が全く楽しいと思わないことを趣味にしてる、いわば私とは分かり合えない人にも教訓があるのならば、誰にでもあるのではないか。そう思っただけ。

これは教訓ではないけど
「百聞は一見に如かず」と「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
例えばこの2つのことわざ、私は二律背反だと思ってる。

どっちを信じるかは自分次第。自分が信じたいほうを信じるのみ。

教訓も同じように、誰かからすれば意味不明なもので誰かからすれば金言だと崇められるもの。

私はそんな風に思ってたし、それ以上でも以下でもないというか、これ以外の表し方なんて知らなかった。

今日読み終わった、自己啓発本っていうかエッセイ集っていうか。
それをみて悔しくなったの。

その人は、人がみんな教訓や知見を持って生活してることなんか当たり前だと知っていて、しかもその言葉を「華奢で贅沢な秘密」とか、「生乾きの、痛々しい、傷跡のような教訓、物語」って。

カッコよすぎませんか。なんですかその言葉。どこで覚えたんですか。
悔しすぎた。

私は言葉をまだド直球でしか表すことしかできない。
語彙だって少なすぎる。
それを改めて感じさせられたことがとっても悔しかったの。

「20代で得た知見」っていう本のことなんだけどね。
誰にでも知見ってあるとして、この本を読んでいて、自分も同じように思ってたなっていうものもあったんだけど、私が同じこと書こうと思っても、普遍的な文章にしかならないって言いきれる。

とにかくオシャレなの。
読み進めるほどに悔しくなっていった。私には意味が分からない言い回しが所々あったことも余計に腹立たしくさせた。

なんでこの人の文章はこんなにも読みやすくてオシャレで人間味も忘れず、ちょっとブラックジョークもあったり。そして私の感情を持っていく。

かっこよすぎるだろ!!!

私が20代を終える頃、同じような文章を書ける自信なんて全くない。
だけど、だからこそ密かにこの人に憧れつづけたい。
なんでもいいから、文章を書き続けたい。
私が死ぬまでに、いや死んでからでもいいから同じように自分に憧れを抱いてくれる人を1人でも生み出すことができれば、もう私の勝ちでいいかな。

それを私の勝ちにしてくれんとこの人には一生勝てない気がする。

そう思わせてくれた本でした。

ちなみに知見のほうも、納得するものや私には響かなかったもの、もはや意味がわからなかったもの。いろんなのが載っていて、おもしろかったです。

知見の1つ1つに感想でも言ってみたいと思いましたが、キリがなさそうなので。心の中にとどめておきます。

この人の人生を覗いてみたい。
あわよくばこの人になって、この人視点の世界をみたい。そう思いました。

この本に出会えてよかったです。
この気持ちも、今日が終わればすぐに忘れるものかもしれないけれど。
いま、こんな気持ちにさせてくれて本当にありがとうございました。

以上。私なりの読書感想文でした。

p.s. 私だって、ブラックジョークや嫌味なんかも素知らぬ顔でかませる大人になってやるんだから!!\(^o^)/

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