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「Project ZIRCON」とはなんなのか?
みなさんは「KONAMI」と聞いて何を思い出しますか?
パワプロ?メタルギア?遊戯王?サイレント・ヒル?桃鉄?幻想水滸伝?ウイイレ?弐寺?jubeat?ボルテ?ポップン?スポーツクラブ?「コナミィ!」っていうあのCM?
この記事を読んだらここに次のタイトルを追加してください。
Project ZIRCON(プロジェクト・ジルコン)
「は?」って思ったあなた、これからこのプロジェクトはじわじわと広がっていきます。できれば参加してほしいですが、今日は「ジルコン」というワードを覚えて帰ってくれればオッケーとしましょう笑
それではプロジェクト・ジルコンの世界と魅力を私なりの視点で解説していきます。
プロローグ
2023年9月、世界に叩きつけられた1枚の地図
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ここからProject ZIRCON(以下、ジルコン)は始まった。
「KONAMIが手がけるweb3プロジェクト」といって東京ゲームショウ2023で発表されて始まった、狂ったプロジェクトだった。
何が狂ってるかって?それは「ゲーム」といいながら、公開されたのは地図1枚とdiscordへの案内のみ。
案内された先のDiscordの中身も、ほぼ白紙。
ゲーム画面はもちろんない。史上ここまで最低限の設定しかなくはじまるゲームはあっただろうか。
コンセプトは「Community is game.」ってなんだそれ?
当時NFTとかweb3って単語を覚えたてで、ゲームショウのステージも見てない私は、ネット記事をたまたま見かけて、ゲーム大企業がやるweb3ってどんなもんだ?くらいの興味で入った。それが9月23日。
入ってみてやっぱり、なんだこれ?だった。
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しかし一つだけ、「自分たちでゲームを創る」ということになぜか興奮した。
コナミが創るゲームに自分の考えた設定が採用されたらめっちゃ面白くね?というここだけが原動力だった。
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「ゲーム」なのか?
「ゲームなのに、『ゲームを創る』とはどういうことか?」と思った人もいるかもしれません。RPGツクールを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、このプロジェクトはツクールの二番煎じでもありません。
プロジェクトを理解するには、プロジェクトが掲げる『Community is game.』に、このプロジェクトの本質があると感じてます。
"Communication" ではなく"Community"です。
「そもそもコミュニティってなんだよ?」から私は入りました。
地域振興センターみたいな文脈でしかこのワードには触れてこなかったので、ホントに意味不明でした。
今の解釈では「同じ目的を持った人たちの集まり」です。
じゃあ『Community is game.』=『同じ目的を持った人たちの集まりがゲームだ』ってどゆこと?
コミュニティの中で遊ぶだけなら、ファンコミュニティとか大小様々事々物々たくさんある。
コミュニケーションして遊ぶだけなら、TRPGとかマダミスとかごまんとある。
そうではなく「コミュニティを作り上げることそのものが、このProject ZIRCONというゲーム」なのだと思います。
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ジルコンのコミュニティは、それそのものが「ジルコン」というダークファンタジーの舞台と同期するのです。私たち参加者はゲームのプレイヤーというより、ゲーム内の1村人、1キャラクターです。Discordサーバー内で起きる会話や考察は、ゲーム内のキャラクター同士の会話や村人の文化、発生するイベントです。
とはいえ、画面上で動かせるUIやボードで動かすコマもない、決まったシナリオもない。キャラクターNFTはあるが…はたしてコレはゲームなのか?
ゲームなんです
少し脱線しますが、私は3歳のときに家の目の前で迷子になって保護してくれた姐ちゃんの家でゲームボーイのドンキーコングをやり、ポケモンとスマブラとレイトン教授で育ち、空に太陽ォー!って掲げて、河村隆一の顔をタップしまくり、スマホでシャンシャンやり、オーバーウォッチでタンクとヒーラーとして過労死させられてきた。ボードゲームでコヨーテ!っ叫んだり、枯山水でちゃぶ台返しし、勝ち目のないカタンで白目剥いてサイコロを振ってきた。
イラつくこともあれど、これらは全部『楽しかった』。誰かと一緒にやっていたというのも大きいかもしれない。とはいえ、自分が楽しむことさえできれば、それらは全て『ゲーム』だと思う。
そういう意味でジルコンには同じような楽しみを見出せているので、これは広い意味でちゃんとゲームなのです。
何が楽しいか?
私はゲームの設定づくりの初期から参加しています。白紙だったdiscord上に少しずつチャンネルが増えていき、ジルコンの世界観や国の設定が少しだけ配られるようになり、いざその国設定を創ってください!というその最初から積極的に参加しています。そういう私の視点からだと次のようなことを楽しみにしています。
多くのアイデアを、民意により採用してもらえて、それがストーリーに反映されると嬉しい。
コミュニティのみんなとの会話が楽しい。
運営との距離が近く意見が反映されやすいのが面白い。
自分のやりたいことを表現することができてワクワクする。
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コミュニティにいる人たちがみんないい人たちばかりだというのもすごい大きいです。ここが私のアナザースカイって感じです。
一方で最近は、設定も基礎ができてきて、これまでの積み上げもあるので入りにくさを覚える人もいると思いますが、NFTクエストという特許取得済みのAI×NFTの技術を使ったテキストゲームだったり、自分のキャラクターの設定を作りこんだりという楽しみも新たに生まれています。
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キャラ設定を読み込み、選択肢を反映してAIがストーリーを紡ぐ
ゲームの感想らしからぬ感想が並んでいますが結局これなんですよね。
今まで体験してきた何とも違う体験がここにはあると感じてます。人と雑談しているようであり、漫画の伏線考察しているようであり、仕事をしているようであり、TRPGの推理をしているようであり、ゲームクリエイターになったようである。
あえて一言でジルコンのゲーム性を表すならば『自由な妄想を形に変えるゲーム』かもしれません。
web3的視点
「web3ってなに?」という方は次の章に行って問題ないです。かくいう私もよくわかってないですが笑
ジルコン唯一のユーザーが所有できるもの、それがキャラクターNFT(厳密にはレリックなどあるが割愛)。キャラクターNFTは名前、ジルパワー(特殊能力的なもの)、愛称など8つの項目を自分で刻むことができます。
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NFT×ゲームというと「稼げるか?」を気にする人が多いが、ジルコンは間違いなく稼ぐ目的のNFTではない。
ゲームではあるけどBCGではないのだ。
例えば、皆さんはポケモンやモンハンの新作をプレイするときに「稼げるかどうか」を気にしないはずだ(そりゃ稼げたら嬉しいに決まっているが)。人によっては同人誌作ったりして収益を上げられる人がいるかもしれない。
ジルコンもこれに近い感覚で、遊ぶ上で「稼げるかどうか」を気にしてNFTを購入するもんじゃない。
ジルコンはNTP(NeoTokyoPunks)をかなり参考に設計されている※、と言えばNFT界隈の人には空気感はつたわるのではないだろうか。
※ファウンダーのShiroさんが公言
ジルコンのNFTはこの世界の住民票を購入するのと同じ様な感覚だ。ゲームの世界に住む1村人、1英雄になりきりファンタジー世界を彩ってゆくためのゲームパスだ。(ちなみにNFTの過去最高取引額は50万)
もしジルコンで稼ぐことを考えるのであれば、自分のキャラNFTを有名にして、グッズを販売したりして収益を上げる、という構造の方が今のところは合っているだろう。
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グッズ化もしてくれている
どうやって楽しむのか?
ジルコンの現状のゲーム性は既にお伝えした2点
コミュニティを作り上げるゲーム
その過程で自分の妄想を具現化するゲーム
これを達成するためのプロセス=このジルコンの楽しみ方は人それぞれではあります。ただそこで終わって突き放すのは本意ではないので既にいるコミュニティメンバーの例を挙げます。
コミュニティのみんなとの会話を通じて世界の設定やストーリーを作り上げる
既にある設定から世界観を考察する
楽しみ方に迷ってるメンバーにそれをレクチャーする
コミュニティメンバー代表としてトウキョウゲームショウに登壇する
ただただ雑談でみんなと戯れる
みんながもってるキャラクターのイラストを描いてグッズ化して販売
自分のキャラのストーリーを小説書いて展開
ジルコンを題材にしたボードゲームやマダミスを作る
自分のキャラを使ってVtuberになろうとする
どうでしょうか?
本当にみんな思い思いの楽しみ方をしています。また、他人のやりたいことを応援する雰囲気が醸成されているので、何でも挑戦しやすいと思います。別にやりたいことはない…という方も入ってみるとナニカが見つかるかもしれませんよ。
Discordへの招待リンクはこちら!
入ったものの楽しみ方がわからないよ〜ってなったら、いつでも「パル道場はどこ?!」って言ってくれれば救いの手が来ますので
エピローグ
今日伝えたかったことは超簡単にまとめると次の3つ
ジルコンは『コミュニティを作る歴史が、ゲーム世界の歴史そのものとなるゲーム』
ジルコンでは『自分の考えをコナミがゲームに取り入れてくれる』
ジルコンのNFTは『自分のために使え!お金のために使うな!』
ジルコンは既に発表されてるロードマップでは、最終的に皆が知る形がでの『ゲーム』としてのリリースが決まっています。
一方で、このロードマップが達成するかどうかは、私たちキャラクター次第です。コミュニティが拡大していって、プロジェクトが各フェーズを成功させられれば、次のフェーズへ、次のフェーズへ進むことができます。
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ジルコンのフェーズ1の物語は、世界を滅ぼす竜をみんなで力を合わせて撃退する物語でしたが、プロジェクト・ジルコンという世界(ゲーム)が滅びるかどうかも私たち次第というのが面白いのです。
公式運営側はいま「クリエイター大募集!」って叫んで賞金も絡む色んなキャンペーンを打ち出していますが、コミュニティとしてはクリエイターじゃない人ももちろん大大大大募集しています。
人と会話したり、考えたり、作ったりするのは苦手…という人も、設定作りには投票だけで参加できるものも多いので、ぜひこの体験に参加してみてください。
公式ホームページはこちら!
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