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クリエイターとしての話

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自分自身の創作活動に関する話から、誰かの創作に役立つかもしれない考え方まで、色々と書いています。
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2020年11月の記事一覧

他人の創作を楽しみたいなら、自分の「描きたい」心に嘘をつくな

前々から気になっていた「ゴールデンカムイ」にやっと手を出した(今更)。 少し前までは、面白い漫画を読むと「オェェ〜〜〜わたしはこんな漫画描けねえ〜〜〜〜〜オェェェェ〜〜〜〜」と脳内嗚咽していたものだが、ゴールデンカムイは楽しく読者でいられる。 杉本かわいいアシリパさんかわいい。白石もなんかかわいく見えてきた。 (※まだ3巻までしか読んでないので、人気そうな尾形とか鯉登とかの活躍は見ていない。名前と顔だけは知っている) たぶん自分が描きたい世界観と全然違うと、嫉妬も何も出

「名乗ればなれる」のを知っているのに、「漫画家」だけなぜか名乗れなかった私。

一部のフリーランスや起業家の中で、常識のように語り継がれるジンクスがある。 それは「名乗ればなれる」というもの。 経験の浅い内から、なんならまだ仕事としてお金も頂いていない内でも、その職業名・肩書きを名乗ってしまう。 すると不思議なことに、本当に仕事が来るようになるし、気づけばその職業に「なれている」のだ。 ※資格を必要としないものに限る。資格がないと名乗れない職業を名乗るのは詐欺なので。 わたしも実際、「こんなレベルで堂々と名乗っていいの?」という段階からイラストレ

わたしは三井寿だったのか

スラムダンクという伝説のバスケ漫画がある。 京都滞在中、アテンドしてくれた友人(昨日の記事にも書いた星見さん)とオタク談義に花が咲くことがあり、「スラムダンクのキャラ(男性)で誰が一番好きだったか」という話になった。 満場一致(2人しかいないが)で「30代の今、一番付き合いたいのはメガネ君だ」という話になった。 わたしは子どもの頃は桜木花道が大好きだった。バカで直情型で実はやる時はやる、主人公タイプの男が好きだったのだ。 「でも今、顔の好みでいえば完全にミッチー」という

【漫画】デザイナーにデザインをたのまない人へ

やや実話にもとづいて描いた漫画です。 (昨年描いたものをnoteに再掲しました) 「A4用紙1枚に文字びっしりの チラシを一件一件じぶんで投函して お客さんが増えた!」 というお店のオーナーさんの話も テレビでみたことがあるんですけどね。 ただその方の場合は 「自分の気持ちを赤裸々に書いていた (自分の弱みも全部)」 「文章が面白かった」 というのが強みだったので、 そうでない人がただ 商品のアピールポイントを ズラーーーーーーッと書いても やはり捨てられてしまうんじ