今週の短歌#1
はじめに
こんにちは。藤間あわいと申します。
短歌を詠み始めてから一日一首、ゆるゆると続けられています。短歌を詠むことが生活に溶け込んでいて、なんだか嬉しい心地です。七首集まったのでよろしければお読みください。
今週の短歌
足止める馥郁として匂い立つ 誘われるは小麦の楽園
彗星が逃げゆくときに思い出す 祖父の形見の双眼鏡
蜜柑剥く幼い頃の記憶呼ぶ 千切れぬように螺旋を作る
楚々として優雅に佇む百合の花 日々を彩る儚い家族
秋の色 栗と煮込んだスペアリブ 母から教わる祖母のレシピ
「死にたい」と軽やかに言うホーム沿い なるべくポップに努めて明るく
「本が好き」目を輝かせて語るきみ 神保町には同じまなざし
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました!一つでもあなたに響く歌があったならいいなと思っております。また文章を通じてあなたとお会いできたら嬉しいです。
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