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2023年11月の記事一覧

自分へのドライバー

自分へのドライバー

メンタルの原因で休職していたメンバーが、
復帰後とても明るく振る舞っていました。

産業医やカウンセラーは
明るいから問題なしと判断。
私は何か違うんだよなと思いながらも
専門家が言うならと理解してました。

先日二人で話していた時、
彼女の表情が一瞬堅くなり話始めました。

「私の実家、
 壁とか穴があいてボロボロなんです。」

年の離れた弟が反抗期で、壁を殴るのだとか。
次々に穴をあけられ、修

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瞬間移動

瞬間移動

先日スピーチの発表会があり、
実家からわざわざ家族が聞きに来てくれました。

会場近くのこの辺ねと待合せはしていましたが、
私はその前に用事があったので、
細かい時間は決めてなかったんです。

先に用事を済ませようと歩いていると
前から見たことのある人影が歩いてきます。
なんと家族でした。

しかも池袋のサンシャイン60の前で
人がごちゃごちゃいるにも関わらず、
不思議とその4人の前には人がいませ

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深い話をするのが恥ずかしい

深い話をするのが恥ずかしい

私は家族と深い話をするのが嫌でした。
自分がどんなことを考えてるとか、
将来どうなりたいとか、
自分の内面を知られるのが嫌だったんです。

子供の頃、自分の考えを伝えると
いつも否定されていたし、
父の考えしか通らないから諦めていたし、
時にはわけもわからず怒られてた。
気付くと自分の考えを伝えるのが
できなくなっていました。

でも、大人になるにつれ、
家族なのに深い話ができないのを
上部だけの

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どんな祖母も好き

どんな祖母も好き

先日実家に帰った時、
夜中寝ていると祖母の部屋からガタガタと
大きな音が聞こえてきました。

何事かと慌てて行ってみると
部屋の隣のトイレに祖母が寝転がってました。
トイレに行きたいのに足が痛くて歩けず、
お尻でずるずると歩いてきたらしいのです。

でもトイレの前でも足が痛くて立ち上がれず、
ゴロゴロと転がってしまってました。
手を貸して起こそうとしても足に力が入らず、
トイレを諦め部屋に戻ること

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必要なことしか起きない

必要なことしか起きない

先日靴を買いました。
試着の時はちょうど良かったのに、
少し履き慣れたら大きくて
歩くたびにパカパカ脱げます。
中敷で調整してもダメでした。

ここであなたならどう思います?

「せっかく買ったのにー」
「こんなに伸びるなら買う時に教えてよ」
「履けないのもったいないなぁ」

こんな風に考えちゃいません?
以前の私はそうでした。
でも今は違う。

「あ、お母さん靴が必要なのかも」

母は私より靴の

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ねばならないの思い込み

ねばならないの思い込み

今日職場のリーダーと面談していると
こんなことを言ってきました。

「僕らは雇われている身なんだと
 認識しなきゃいけない。
 自由気なフリーランスとは違う。
 会社から評価されなければいけない。」

11歳年下の彼。
入社した時は全く仕事ができず、
みんなから怒られてた。

そんな彼は最近本当に成長が著しくて
頼もしく思ってた。
でもこの言葉を聞いて、
うーん、と思ってしまった私。

雇われの身

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どんなあなたでも価値がある

どんなあなたでも価値がある

昨日、入社2年目のメンバーが
自分の行動目標を発表する場がありました。

発表前、私のグループの子は

「私こういうの得意なんで全然大丈夫です!

私何でもできちゃうんですよね〜」

と自信いっぱい。
緊張せずに頼もしいなぁと思ってました。

でも実際発表すると、
みんなから沢山ツッコミが入り、
終わった後は落ち込んだ様子。

「色々アドバイス貰えたね」と話しかけたら

「私言語化するの苦手なんで

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足りないピース

足りないピース

先日、過去の自分のクセを思い返していて
気づいたことがありました。

私は父から受け取れなかった愛情を、
彼氏に求めてました。
そのループを止められたんじゃないかな、
って気付いたんです。

私は学生の頃からずっと
年上とばかり付き合ってました。

甘えたい、
いつでも一緒にいたい、
なんでも言うことを聞いてほしい、
全ての愛情を独り占めしたくて、
彼氏に依存していた私がいました。

私の依存を全

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私が思い描いた脚本②

私が思い描いた脚本②

6歳までに書くという人生脚本。
私はどんな脚本を書いたのか、
思い返す2回目。

私はとにかく負けず嫌いでした。
常に誰にも負けたくない。

「えみ、人生は競争だよ。
 休んでると負けるんだからね。
 頑張れない子はうちの恥だよ。」

祖母からずーっと言われ続けた言葉。
少しでも負けたら、
誰にも認めてもらえなくなる。
だから競争だけの脚本を描いた。

中学校の時まで、常になんでも1番。
周りはみ

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