人間関係をどう構築すればいいのだろう…

最近、投稿することを忘れている。
不運めいたことが続いていたのだ。不運めいたというのは、人間万事塞翁が馬といわれるので、それが幸か不幸かはまだわからないからだ。
そんな話はおいといて、人間関係について考察してみた。

会社の同僚との人間関係と会社以外の人との人間関係は同じだろうか。おそらく同じではない。
私は、仕事柄、人間関係を構築し信頼関係でつながるにはどうすればいいかということを真剣に考えさせられてきたので少し語ることはできると思う。
心理学から人間関係を語るともっともらしい話にはなるが、説明的ではあっても実践的ではない。
人間関係は好き嫌いの話だけでは解決しない。好きだった人が嫌いになるからだ。
嫌いな人が好きになることは滅多にないが、そうなれば案外良い関係が続くこともある。
人間関係は、恋人同士ではない。
では、何でつながっているのだろう。
会社での人間関係は生きる上での人間関係の一部を示しているに過ぎない。
拡大解釈や論理の飛躍によって「人間関係が…」と早合点してはならないのだ。
その分野では通用しなくても、別の分野に行けば、良好な人間関係が築けたことを経験した話を聞いたことがあるだろう。
一部を全体と思い込んではならないことがここで役に立つ。
多くの人間関係の齟齬は「利益」ではないだろうか。「この人と付き合っていれば得をする」「この人とは愚痴を語り合える」「この人は付き合いがいい」とかの「損得」は、それを失うまでの関係ではないだろうか。私は五分五分の人間関係を築きたい。それには「敬意と尊重」が不可欠である。
「利得抜き」の関係になるので心の負荷はない。「敬意と尊重」が失われれば人間関係は破綻するが、そもそも「敬意と尊重」を理解している人がそれを捨て去ることはない。
「敬意と尊重」で人と付き合うと、それがない人と付き合うことは不可能だ。「知り合い」として付き合うことは出来るが「友達」ではないと確信する。
人間関係について考えると一つの答えになるのではないだろうか。
難点は、そういった人に出会うことが滅多にないということだ。
しかし、いないわけではないはずだ。
シンプルすぎる話だと思われるかもしれないが、それ以上の答えはまだ見つかっていない。

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