失敗には役割がある

「たまにある不幸は幸せに慣れてしまわないようにするためにある」とはショーペンハウアーが言ったとされる。
それと同じような意味で「失敗は真理に近づくためにある」これは私が言ったことだ。そのために失敗はできるだけ早くしろ、ということが大切だと理解できる。

間違っているのに正しいと思い込んでいると、限られた残り少ない時間を無駄に使ってしまう。
失敗しないことは良いことのように子供の頃から教えられてきたが、現実は失敗しないことは悪いことでもある。

正しさは誤りと比較されるからわかるが、誤りを示されないとわからないものでもあるのだ。

詐欺師を見抜くには論理的な破綻や失言といった「失敗」を早くしでかしてくれたらすぐわかる。恋愛もそうだ。茶番劇は早く終わらせないと次にはいけないのである。
とにかくいろんなことをして失敗をたくさんしていくことは最も早く真理に近づくことを知っておきたい。

眉間にシワを寄せながら難しい本を読んだからといって真理に近づくわけではないのだ。
暴飲暴食しながらウダウダ喋っていても前には進まない。

真理に近づくのは失敗の繰り返しによってそれ以外の方法を見出すことによって成るのである。
私がこうやってnoteに書き記すことは失敗しているのかどうかはまだわからない。時間は限られているという真理が間違いないなら、早く「失敗」を示してほしいと思っている。それまでは書いていこうと思う。

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