【本と出会う場所】石川県立図書館は、12の窓から思いがけない本に出会える場所だった!
おはようございます。金木犀川かおりです。
私は普段、Kindleで読書しているのですが、本屋さんや図書館も大好きです。
家で、どこにも行かずともデジタルで本を読める時代だからこそ、
わざわざ出向いて本と出会うこと、そして紙の本を手に取ることの価値を、一層感じます。
今回は、石川県立図書館というすてきな図書館に行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
【事前調査】石川県立図書館について
実際に行く前に、石川県立図書館について、調べてみました。
歴史
1879年(明治12年)に石川県勧業博物館内に図書室設置、前田家蔵書3万余冊を中心に公開されたのが、県立図書館の始まりなんだとか。
ただし、今の場所に建てられたのは、【2022年7月】なので、まだ2年もたっていません。
愛称
今の図書館の愛称は百万石ビブリオバウム。
公式ホームページの説明によると、
愛称がある図書館って、すてきですね。
蔵書数
気になる蔵書数ですが、
開館時間
月曜日は閉館日です。
開館カレンダーもあります
駐車場
気になるポイントは・・・
1、映えスポットがいっぱいの予感・・・
金沢日和というサイトで紹介されていましたが、ブロックごとに東西南北で色分けされているとのこと。これはぜひ見たいなと思います。
公式ホームページでも、写真映えスポットがたくさんあるので、写真や動画を撮ったり、SNSで公開してみて!と紹介されています。
2、すてきな本に出会える予感、12の窓って?
普段は図書館の基本理念なんてあまり見ないのですが、せっかくなので、見てみることにしました。
そしたら、こんな基本理念の下、つくられたそうです。
そして、本に出会う場所の方法として、こんなものがありました。
12のテーマというのが、一つのキーワードで、このテーマがさらに細分化されています。
ここが一番楽しみなポイントになりました。
どうやって本に出会えるのか、楽しみです。
実際に、行ってみた!
3月のよく晴れた日、石川県立図書館に実際に行ってきました。
気になるポイント1、映えスポットがいっぱいの予感・・・の実際は
そして、入って気付くのは、ドーム型図書館の、圧倒的なきれいさ。
これは上から撮ってみたのですが、木をあえて見せている、温かみ、柔らかな色使いが本当にすてきです。
それから、館内はたくさんの座る場所があります。
いろんな場所に、いろんなタイプの座席があるので、自分のお気に入りの場所をぜひ見つけたくなります。
そして、ずっと居たくなる・・・。
気になるポイント2、すてきな本に出会える予感、12の窓の実際は
そして、この図書館の基本理念でもある、「思いもよらぬ本に出会う」ためのものとして、ぜひ見たかったところ。
12の出会いの窓です。
1階にあります。
実物が、こちら。
さらに近づいてみると・・・
本に出会うヒントとなる12のテーマ。
そして、さらにそのテーマを細分化して、それを窓の中で、本と、そのイメージを、一例として見られるようにしてくれているんです。
これを見ながら、自分がどんなテーマに興味があるのか、その中でも特にどんな分野か。
目でこの窓を見ながら、自分の心の動きを感じる。
こうすることで、自分の考えや感性を大事にして、その時読みたい本に出会えるようにしてくれます。
これは本当にすてきな体験でした。
私はこの窓を通して、2つのことに気付きました。
1、自分がよく読む本のテーマが偏っていること
普段はKindle Unlimitedの本を中心に、Kindleリーダーで読んでいるのですが、自分ではいろんなジャンルを読んでいるつもりでしたが、テーマ2「仕事を考える」が多かったように思いました。
もちろん、大事なテーマなので今後も読んでいきたいと思いましたが、今までずっと、この窓を一生懸命のぞいて、次は何を読もうか・・・と悩んでいたけど、本当は、まだたくさんの窓があるんだ、と本の世界の広さに、あらためて気付くことができました。
2、今、自分が読んでみたいと思うジャンル
気になったのは、テーマ5の「自分を表現する」とテーマ9の「日本を知る」だったので、実際にその本棚に行ってみました。
そこに行くと、さらにいろんなテーマに分かられいて、自分の気になる分野を見つける、そして、本を見つけることができます。
うれしいのは、背表紙だけが並んでいるのではなく、結構、表紙を向けてくれている本が多いんです。
だから、あ、これ気になると、すぐ見つけることができるし、そして手に取りやすい。
背表紙の向きに並べているほうが、絶対省スペースだし、並べるのも楽だと思うのですが、あえて、表紙を向けてくれている。
この心遣いがすごくうれしいです。
すてきな本に出会ってほしいという気持ちが、すごく伝わってきます。
この図書館を通して、自分の今までの読書の傾向、そして、これからの気になる分野を見つけることができました。
まさに、窓。
今までのぞいていた窓に気付くことができたし、もっと別の窓の世界にも行ってみたらいいよ、と教えてもらえました。
思いがけない本にきっと出会える。
そんなすてきな図書館でした。
皆さんも、このすてきな図書館で、すてきな本に出会えますように。
公式ホームページはこちら。
この図書館の良さを知るために、下記のホームページも参考になりました。
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