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抗議。

ボクの保護者らのひとり
ゲーマーの
おじいちゃま65歳
60歳の時に始めた
ファイナルファンタジー
もちろん
妻である
おばあちゃまも巻き沿いで
夫婦で旅してる

ところが最近のこと
ゲーム使用のPCが
年末壊れた

そのため
おばあちゃまは
ゲーム用のパソコンを
買ってやっとログイン

キャラがいないことに
相当慌てて
おばあちゃまは寝込んだ

まわりが
「どうしたの?」と
声をかけるが
何も言わない

ところが
訪問看護さんが来たとき
事の成り行きを話し
号泣

するとすぐに
電話が家族中に入り
大集合

おじいちゃまは激怒して
ファイナルファンタジーの
お問い合わせにメールした

「おい、おまえ
大丈夫だ
キャラが消えたら
私も消える
また共に旅をしよう
だから泣くな」

ゲームに真剣に
なってたわけでもない

ただひたすら
冒険するおじいちゃまに
ひっついて5年かけて
育てたキャラクター

へたくそだが
楽しんでいた

失ってはじめて
キャラクターに
愛着があったと気づく

ショックで寝込んでる
おばあちゃま?!

食事もできない状態に
すると
叔母さまが言った
愛犬が亡くなって
寝込むひといるから
それと同じよね

おじいちゃまは
あらゆる場所に
あたりどころがない
気持ちを抗議し続ける

主治医や
自身の息子たちに
ゲームなんぞすぐ
復活できんのか!
妻が大変なんだぞ!

おばあちゃまは
昼までもたなくて
救急入院することになった

大きなショックは
おばあちゃまには
よくなかった

持病があるわけでもない
しかし
横たわり
胸が痛いという

おじいちゃまは
入院先でも
おばあちゃまから
離れようとしない
個室にする
隣にいると
頑として聞かない

明日もういちど
朝から
おばあちゃまと
おじいちゃまを
見舞うことにする


この時期
新しいパソコンが
各保護者らの家に運ばれる
10から11にすると
1人が言うと全員右に倣え

トラブルは多い
しかし
こんなことになるなんて
誰も予想しなかった

おばあちゃまが
正気を取り戻しますように

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体調がもどらなくて
すみません
またあした

いつもありがとう

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伊藤ぱこ
読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました