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上からモノ言う。

おばあちゃまの
知り合いの
50歳代初期の女性

謙虚さも
頭の低さも無い

ご自身が
学が無さを自慢する

見た目は
美しく着飾り
誇り高い

ただ
おばあちゃまは
永年の知り合いで
非常に大切に
付き合ってる

お祝いや贈り物
お見舞いなどを
送り合う仲でもある

ただ
親しくならない
要因は
相手がとても
高慢な態度で
親しくなることが
困難だからだと漏らす

例えば
お稽古事で
お知らせが回覧され
電話をかけると
コールするが
繋がらないままだ

本人にお会いした時に
お伝えすると
「着信の許可してないから
繋がらなかったのね
許可しておくわ」

と言われる

おばあちゃまは
「人にはそれぞれ
事情があるし
いまどき詐欺もあるから
許可制を自分の中で
決めてるのでしょうね」と
やんわり受け流す

今回はボクが
気象病で苦しみ
その看病の合間に
お稽古仲間から
また回覧連絡があり
夕方日も沈まぬうちから
LINEも電話もするが
繋がらない

しかし回覧内容が
緊急性の高い
事柄だったので
何度も何度もかける

しかし繋がらない
仕方ないので
一番近所に暮らす仲間に
そのこことを伝える

その方も心配し
知り合いのご自宅まで
車で伺った

するとインターホン越し
「はい。」

「夜に伺って
ごめんなさい
私達心配になって」と
いきさつを語る

ご本人は外に出てこない

「LINEで
直接リーダーから連絡
頂けるようにします」と・・

「回覧があるなら
許可しておくけど
わたしは寝てたので
どのみち出ないわ」とも

ようするに
電話は電話番号があっても
利用していないということ
LINEもご自身が
必要と思った人限定
通話もLINEのみだけど
いまは通話も使わない

ということが判明した

おばあちゃまは
ニコニコして
電話代の節約かしら?と

おばあちゃまの仲間も
ご迷惑のようだから
こちらかは連絡しないように
いたしましょう。と

結局
玄関先にすら出てこないまま
「すみません」も
「ありがとうございました」も
全くない

自宅に到着するころに
連絡網を通じて
「夜の訪問は失礼になるので
しないこと」という
話が回覧される

お稽古の先生が個別で
どうしても
回覧してくださいって
苦情いただいたのと
困ったわという話だった

先生が今後
その人には郵便でお知らせ
他の人は今まで通り
LINEで回覧という方法を
取ることにしたという

本人は賢く
暮らしてるという
考えしか無いだろうけど

まわりからみると
上からの物言いや
態度はとても感じが悪い
そのことにご本人は
何も気づいていない

その事件を機に
お茶会など突然ある
お稽古場の皆様からの
お誘いをその方には
一切連絡できなくなった

その方は
みなさんとの交流や
付き合いは
拒否したいのだろうと
誰もが思った

すると
お稽古場で突然
みなさんの前で
「同じお稽古仲間なのに
なぜ仲間外れにするのか」と
かなりの怒りで

先生も前におき
話が始まる

「わたしを誘わない
理由がなんなのか」と

そこでおばあちゃまが
電話やLINEが繋がらないこと
連絡がつかないから
誘えない事を話すと

「許可してくださいと
お願いされてないけど?」と

「先生を通して私に
連絡することは可能だ」と

「先生はお忙しいので
私達は滅多に連絡しません」と
話すと

「以前のように
自宅前まで
来たらいいじゃない?」と

するとその言葉を聞いて
怒り心頭の皆さんをよそめに
おばあちゃまは云う

「すみませんでした
以後このような事の無いように
先生と相談してから
ご連絡いたします。ご無礼します」と

席を立ち始めた

すると先生をはじめ
仲間が皆さん
「ごきげんよう」と声をかけ
席を次々立つ


夜には先生を通し
お稽古の会を解散した

数日後あらたに
お稽古の会を
立ち上げ仲間が集まった
新たな会の入会案内には新しく
決まりとして普段連絡のつく人
電話やLINEでのお知らせが
可能な方に限り
という文言が入った

ボクはおばあちゃまに云う
仲間外れはよくないでしょ?

パコちゃん
仲間外れはよくないわ
みんな努力もしたし
仲間外れもしていないの
それでも自分の事しか考えず
相手を悪くばかり言ったら
交流できないし
誰だって気分悪いのよ

それぞれが子供なら
とことん言い合い口論して
仲良くやり直すことも
可能かもしれないけどね
おばあちゃんたちは
いつ天国にいくかわからない
残り少ない時間を
ゆっくり過ごしたいのよ

と。

オトナの世界でも
上からモノ言う人に
出会ったりするんだなと
とても興味深く感じた


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みなさん
いつもありがとうございます

またあした




















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