![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92196620/rectangle_large_type_2_823b9374e80ac803da46029f1b5159ae.png?width=1200)
香川に期待の“二刀流”!? 英明の主砲、寿賀弘都は投手でも高い潜在能力 スカウト陣もマーク!
「プロアマ野球研究所」は全国のドラフト候補について、実力や将来性に関するレポートを読者の方々にお届けしている。今回は、投手と野手、どちらも高いポテンシャルを秘めた四国の高校生を紹介する。
2022年11月18日 明治神宮大会高校の部
英明10-7山梨学院
寿賀弘都(英明) 2年 外野手兼投手 180㎝78kg 左投左打
4点差をひっくり返して逆転勝利をおさめた英明。その中で投打にわたってチームを牽引する活躍を見せたのが4番の寿賀弘都だ。
筆者が初めてプレーを見たのは、今年夏の香川大会、対香川中央戦。この試合で寿賀は背番号11をつけて5番、ライトで出場して、先制の2点タイムリースリーベースを含む長打2本の活躍でチームを勝利に導いている。
6回にはマウンドに上がり、1回を無失点に抑えたが、ストレートの最速は133キロとそれほど目立たず、投手に関する印象は残らなかった。秋の新チームからは4番に座り、四国大会で3試合、10打数5安打と見事な成績を残した。
この日も4番、センターで出場すると、6回は逆転に繋がるセンター前ヒット、7回には貴重なセンター前へのタイムリーと2安打の活躍で、中軸打者として十分な働きを見せている。
バッティングでまず目立つのが構えだ。上半身の力が上手く抜けており、それでいながら打席での雰囲気は申し分ない。トップを作る動きも小さく、体の近くからスムーズに振り出すことができるスイングの軌道も長所だ。
夏の香川中央戦では、スリーベースでの三塁到達タイムは11.99秒と脚力もそれなりに備えており、センターからの返球が低くて強く、外野手としての総合力の高さも高校生としては十分だろう。
さらに、山梨学院戦で驚かされたのがピッチングだ。
◆スカウト陣がピッチングを熱心に撮影!
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?