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ナミブ砂漠 72時間観察記

 癒しがほしい!!
 
1日の終わり、鉛のような身体をひきずり、家に帰る。シャワーを浴びて、夕食を用意し、食卓につく。

「今日も疲れたね」と言葉を交わし、わたしはテレビをつけた。

 流れるバラエティ番組。その煌びやかさは、今はただのノイズだ。録りためたドラマの録画。それさえ見る気力がない。かといって、静寂も物足りない。

 とにかく、頭をからっぽにしたい。

 そんなときに出逢ったのが、YouTubeで配信されているLive stream in the Namib Desert  - ナミブ砂漠ライブカメラだった。

Live stream in the Namib Desert とは

 Namibia Camが運営するナミブ砂漠ライブ配信、Live stream in the Namib Desert。砂漠に置かれた人工水飲み場にやってくる動物を観察できる。時折吹く強い風、動物の鳴き声、水を飲む音がありのままに聞こえてくる。

概要欄の日本語訳

【概要欄・日本語訳】
ナミビアの中心部にある水飲み場から、ライブ配信。

ナミブ砂漠の壮大な赤い砂丘に対し、ナミビアカムの水場は、ナミブナウクルフト公園に隣接するゴンドワナ・ナミブパーク内に位置している。
この公園では、人工的な障壁が取り除かれ、56,540平方キロメートル(約21,830平方キロメートル)の空間が形成されており、野生動物は2つの公園や他の民営ゲストファームの間を自由に行き来している。

(中略)

2006年に完成したこの水飲み場は、周囲の野生動物に影響を与えるだけでなく、地球上のあちこちに広がっている。この水飲み場は、ナミブ・デザート・ロッジから8km離れた平野部に位置している。

太陽光発電のボーリング孔で近くの貯水池を満たし、水のレベルが低下すると水位センサーが開くように監視されている。

ナミブ砂漠のような遠隔地に位置するため、時々断続的な映像の中断が発生する可能性がある。
GPS coordinates : -24.074923, 15.887410

Namibia: Live stream in the Namib Desert

 また、チャットに関していくつかのルールがあるようだ。

【概要欄・日本語訳】
また、私たちは自由を重視していますが、メンバーには遵守してもらいたいいくつかのグループ規制がある。
- 他の視聴者に親切で、前向きで、親切で、自分がされたいように接すること。
- 他のチャンネルや製品の宣伝はしないでください。
- チャットは友好的で有益なものにしましょう。このチャンネルは動物についてである。
- スパムは禁止。
- 物議を醸すような話題はNG
- Covid、政治、宗教、人種、性別、暴力に関する議論は禁止されている。
- 大文字での書き込みは避け、絵文字は3つ以上使用せず、すべての投稿で使用しないこと。
- 子供が見ているかもしれないことを念頭に置いて、冒涜的な言葉(悪口)は避けてください。
- モデレーターはボランティアであり、チャットの運営に携わっているため、モデレーターに敬意を払ってください。
- 私たちは国際的な視聴者がいるため、チャットでは英語を使用してください。

Namibia: Live stream in the Namib Desert

ナミビア共和国とナミブ砂漠について

ナミビア共和国

 ナミビア共和国は、南アフリカの北に位置する国であり、人口は約250万人。1990年に南アフリカから独立を果たし、現在は大統領制の共和国である。国土の大部分は砂漠地帯で、自然豊かな野生動物や風景が有名だ。経済は主に鉱業や漁業が中心であり、ダイヤモンドやウランなどの豊富な天然資源がある。また、観光業も盛んであり、多くの観光客がサファリや砂漠ツアーなどを楽しんでいる。公用語は英語であり、多様な民族が共存している。

ナミブ砂漠

ナミブ砂漠は、アフリカ南西部に位置する世界で最も古い砂漠の一つであり、約8000万年から形成されてきた。広大な砂漠地帯であり、南北に約1300キロメートルに及び、幅も最大で約160キロメートルに達する。砂丘や平野、峡谷、岩山、塩湖など、多様な地形があり、その景観は非常に美しく、世界的に有名である。砂漠の気候は、乾燥していて気温が高く、また、海からの霧がしばしばかかることで知られている。ナミブ砂漠は、多様な野生動物や植物の生息地であり、また、天文学的観測に適したクリアな空気があることから、天文学者にとっても重要な場所である。

実は日本でも話題になっていた

 2021年11月30日から配信されているこのライブカメラは、日本でも話題となっていたようだ。

 一方で、チャットルールに反する日本語ユーザーの話も目に付いた。国際的な視聴者がいるため、チャットでは英語を使用してくださいとのルールだ。英語がわからない場合、翻訳ソフトを使うなりして、ルールに則った使い方をするべきである。

 つい先日まで、わたしはナミブ砂漠についても、そのライブ配信についても、知らなかった。
 今月初めのことだ。この配信を知り、1日の終わりに見るのが日課になった。その時、ナミブ砂漠は昼間で、大抵オリックスが水を飲んでいる。それを、ただ眺めていた。なぜか癒やされるのだ。

  ナミビアと日本の時差は、7時間である。
 日本の朝はナミビアの夜。日本の昼はナミビアの夜明け。日本の夜はナミビアの昼。そして日本の深夜がナミビアの夕暮れである。
 このライブカメラは、夜間も赤外線カメラで配信されている。つまり、24時間楽しめる。
 さらに、12時間前までの映像が遡ることが可能だ。リアルタイム視聴できなかった時間帯の景色も楽しめる。

 ここで、わたしは、3日間の映像を追いかけてみようと考えた。普段、視聴していない時間帯も多くある。そのタイミングで来る動物が気になった。

 さて、どんな動物が来るのだろう?

ナミブ砂漠 72時間観察記

1日目:2023-03-12

深夜初のお客さんはオリックス。

オリックス(英:Oryx gazella)
ウシ科オリックス属に分類される鯨偶蹄目。別名ゲムズボック、ケープオリックス。体長190-193センチメートル。尾長41-47センチメートル。肩高110-130センチメートル。体重130-203キログラム。
オスを中心とした10-50匹からなる群れを形成して生活する。老齢化したオスは群れを離れ単独で生活することもある。
食性は植物食で、草、木の葉等を食べる。

オリックス (動物) - Wikipedia
ジャッカル、こんばんは。

ジャッカル(英:Jackal)
哺乳綱食肉目イヌ科イヌ属 Canis に属するキンイロジャッカルに似た中小型種3–4種の総称である。
体長65〜106cm、尾20〜41cmほどで、夜出て猛獣の食べ残しをあさるほか、ネズミやウサギやイタチなどを襲い、サトウキビなども食べる。

ジャッカル - Wikipedia
野ウサギ。
ジャッカル、獲物をくわえてやってきた。
スプリングボック。スタイルが良い。

スプリングボック(英:springbok)
ウシ科スプリングボック属に分類される偶蹄類。体長120 - 148cm。尾長19 - 28センチメートル。肩高73 - 87センチメートル。体重20 - 45キログラム。
メスと幼獣からなる100頭前後の大規模な群れを形成し生活する。雨期や夏季は草本を食べ、乾期や冬季は低木の葉を食べる。

スプリングボック - Wikipedia
早起きオリックスさん。
ナミブ砂漠の夜明け。
夜明け最初の来客は、鳥たち。
(ウロコカワラバト?)
おはよう、オリックス!
キ、キリンだー!

キリン(英:Giraffe)
哺乳綱偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)キリン科キリン属に分類される偶蹄類。
構成や個体数が変動する繋がりの緩い10 - 20頭程度の群れで生活している
1日の睡眠時間は諸説あるが、眠りが深くなった姿勢をとるのは1日に3 - 4分、長くても10分とされる。食性は植物食で、主にアカシア属・シクンシ科などの木の葉、若芽、小枝などを食べるが、果実や草本を食べることもある。

キリン - Wikipedia
わらわら。
前足が絶妙な角度である。
気がつけば増えるオリックス。
その中で水を求めるイボイノシシ。
この後、オリックスに追い払われていた。

イボイノシシ(英:Desert warthog)
哺乳綱ウシ目(偶蹄目)イノシシ科イボイノシシ属に分類される偶蹄類。
体長90-150cm。尾長30-50cm。肩高65-85cm。体重50-115kg。
日本のイノシシよりはやや小さい。メス1-2頭と子どもだけの群れで生活し、昼間は活発に活動するが、夜は巣穴に帰る。食性は雑食性で、基本的には草食動物である。

イボイノシシ - Wikipedia
ダチョウさん、こんにちは。

ダチョウ(英:Ostrich)
鳥綱ダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属に分類される鳥類。鳥でありながら飛ぶことはできず、平胸類に分類される。
オスの成鳥となると体高230センチメートル、体重135キログラムを超え、現生する鳥類では最大種である。
群居性であり、年齢・性別を問わず混合してグループを形成するが、繁殖期には1羽のオスと複数羽のメスからなる小規模な群れを形成し、オス同士でテリトリーを巡って争うことがある。
鳥類は元々他の動物に比べて視力が優れているが、その中でも一番視力が良く、42.5メートル離れたアリが移動する様子も明瞭に視認できる。

ダチョウ - Wikipedia
時折、群れで力があるものが睨みをきかせている。
正午です。
ムナジロカラスも来た。
近い。
夕方の静寂。
そして来る鳥の群れ。
イボイノシシが子供を連れてきた。(画面右)
良い光だなあ。
ヌー、初登場!

ヌー (英:Gnu)
哺乳綱鯨偶蹄目ウシ科のヌー属  に属する動物の総称である。
体重は成獣で200kgから250kg。大きな群れを作り、その中にはシマウマも混じる。草食性で、食料となる草原を求めて集団で大移動することで知られる。
ヌー属の動物としては、オグロヌーとオジロヌー の2種類が知られる。

ヌー  - Wikipedia
ナミブの夕暮れ。
フクロウがちょこんと座っている。
こんばんは、オリックス。
ヤマアラシたち、はじめまして!(画面左)

ヤマアラシ(英:Porcupine)
ヤマアラシ科およびアメリカヤマアラシ科に属する草食性の齧歯類の総称である。体の背面と側面の一部に鋭い針毛(とげ)をもつことを特徴とする。

「ヤマアラシ」はヤマアラシ科およびアメリカヤマアラシ科の2科による多系統群である。これらは齧歯類という大グループの中で、別々に進化したまったく独立の系統であり、互いに近縁な関係にあるわけではない。
ヤマアラシ科はアジアとアフリカ(およびヨーロッパのごく一部)に生息する地上性のヤマアラシである。
アメリカヤマアラシ科は北アメリカと南アメリカに生息するヤマアラシで、丈夫な爪をもち、木登りが得意である。

ヤマアラシは通常、頭胴長63-91cm、尾長20-25cm、体重5.4-16kg。夜行性で、穀類、果実、木の葉、樹皮、草などの植物を食べる。群れをつくらず単独行動で生活している。

ヤマアラシ - Wikipedia

2日目:2023-03-13

日付変わって、オリックス。
ケープギツネがきた!

ケープギツネ(英:Cape fox)
哺乳綱ネコ目(食肉目)キツネ属に分類される食肉類。
体長45 - 61センチメートル。尾長30 - 40センチメートル。体高30 - 35センチメートル。体重2.3 - 4.5キログラム。
単独で生活し、他個体と重複することもある1 - 4.6平方キロメートルの行動圏内で生活する。夜行性で、昼間は茂みや岩の隙間、巣穴などで休む。
食性は雑食で、主に昆虫(約51 - 61%)を食べるが、小型哺乳類(イワダヌキ目、ネズミ目、ウサギ科)、爬虫類、果実なども食べる。

ケープギツネ - Wikipedia
ヤマアラシ。
カメラ目線のオリックス。
ジャッカルとオリックス。
そして囲まれる。しかし、時間は穏やかだ。
見つめあーうと、すなーおに、おしゃーべりー、できーなーいぃ♪
(オリックスとフクロウ)
もうすぐ夜明け。オリックスはいつもいる。
ハイエナきた!

カッショクハイエナ(英:Brown hyena)
哺乳綱食肉目ハイエナ科シマハイエナ属に分類される食肉類。
頭胴長(体長)110 - 140センチメートル。尾長20 - 27センチメートル。体高65 - 88センチメートル。体重35 - 50キログラム。平均11.2センチメートルの、暗褐色の粗い体毛で被われる。
夜行性で、昼間は穴の中で休む。カラハリ南部では、行動圏は235 - 480平方キロメートルに達するという報告例もある。
主に動物の死骸を食べるが、甲虫類やシロアリ類などの昆虫、鳥類の卵、スイカなどの果実なども食べる。トビウサギ類、スプリングボックの幼獣、オオミミギツネなどの小動物を捕食することもある。

カッショクハイエナ - Wikipedia
おはよう、ナミブ砂漠。
おはようのさえずり。
おはようのオリックス。
おっ、キリンがきたね。
画面右、母キリンの乳を飲む子キリンがいる。
力比べ中。
砂漠では塩分の摂取がしにくいため、岩塩をなめて補給している。
後ろにヌーがいる。
片角が短いオリックス。
ダチョウ「わたしにも水を…」
オリックス「だめだ!!!」
後方の3羽に見守られる中、水にはありつけなかった。
そろ~り。
念願の水。良かったね。
さ、行くぞ~。
足並み揃えて、帰っていく。
ばいばーい。
画面右、スプリングボック。
ムナジロカラスが鳴いている。
束の間の静寂。
イボイノシシの親子は、夕方に来るようだ。
今度はダチョウの親子!
可愛い!
こんばんはのさえずり。
ジャッカルとナミブの夕暮れ。
オリックスとイボイノシシとヌーと。
ヤマアラシもこの時間が好きなようだ。
フクロウも来た。
近い!
ジャッカルも頻繁に来る。
親子かな?

3日目:2023-03-14

日付変わって最初は、やはりオリックス。
スプリングボックかな…?
オリックスの親子。
ヤマアラシ。
フクロウの入浴シーン。
ジャッカル。
オリックス。
ジャッカル。
おはようナミブ、おはようオリックス。
ヌーもおはよう。
おはようのさえずり。
集まるダチョウ。
散るダチョウ。
喧嘩するなよ~!
横顔がかっこいいオリックス。
スプリングボックが紛れている。
ダチョウの水飲みチャレンジ。
今日は、オリックスに邪魔されないか?
2 vs. 2
3 vs. 3
ダチョウの勝ち!
スプリングボックが美脚でうらやましい。
気づいたら集まっている鳥。
こんばんは、ヌー。
ジャッカル、こんばんは。
君にとっては、おはようなのかな?
イボイノシシ、塩ぺろぺろ。
イボイノシシ、水ぺろぺろ。
夕日に照らされる野ウサギ。
美しいナミブの夕暮れ。
ヤマアラシがきた。(画面左)
オリックス。夜はひとりだったり少人数のことが多い。
このヤマアラシはいつも一緒だ。
ジャッカルが2匹!
日付変わる前、ヌーが近くに来てくれた!

 こうして、わたしのナミブ砂漠72時間観察日記は終了した。

 この3日間で、以下の動物を観察することが出来た。ここでは、一般的なカメラの時間帯を昼間、赤外線カメラの時間帯を夜間とする。

【昼間に観察できた動物】
・オリックス
・スプリングボック
・キリン
・ダチョウ
・ヌー
・ムナジロカラス
・ジャッカル(朝夕)
・イボイノシシ(夕方)
・野ウサギ(夕方)
※小鳥も多く来ていたが、わたしの知識では種類の同定は難しかった。
【夜間に観察できた動物】
・オリックス
・ジャッカル
・フクロウ
・スプリングボック
・ヌー
・ヤマアラシ
・ケープギツネ
・野ウサギ
・ハイエナ

 たった3日間の追跡で、これだけ多くの動物に出会えた。ナミブ砂漠は2月から3月にかけては雨季である。季節が変われば、彼らの行動パターンが変わったり、他の動物に出会えるのかもしれない。

後日編

Human!
水飲み場の管理、ありがとうございます。


ナミブ砂漠ライブカメラの魅力

コンクリート砂漠で生きる

 日本は気候が良く、住みやすい。春は桜が舞い、夏は蝉が鳴き、秋は金木犀が香り、冬は寒風が肌を撫でる。四季のうつろいに伴い、道端には花が咲き、わたしたちは服を着替える。
 俳句の季語や、時候の挨拶から始まる手紙。その文化は日本特有で、繊細な美しさを感じる。

 しかし、現代人は忙しい。起きて、家事や仕事をして、眠る。他人の顔色を窺っていると、季節の花を愛でる余裕もない。
 まるで、コンクリート砂漠で生きているようだ。こんな無機質で、ヒトがあふれた世界に居続けると、疲労が蓄積しまうのも事実である。

 そんなときのナミブ砂漠。遠い地のリアルタイム。それはノンフィクションだ。しかし、普段わたしたちが、目にすることのない景色の中を、目にすることのない動物たちが歩いている。

 コンクリート砂漠に疲れた者にとって、ナミブ砂漠の景色は、新鮮であり、刺激的であり、癒しとなる。

「今、自分が目にしてるものが世界の全てではない」と、思わせてくれるのだろうか。

生きるとは

 ナミブ砂漠の水飲み場には、決まった時間に同じ動物が来るわけではない。誰か来たと思えば、子どもを連れていたり、突然縄張り争いをしたり、これも見ていて飽きない。水飲み場で起こるストーリーは、大変興味深い。

 水を求める彼らは、生きることに全力だ。

 人間は、生きる意味を探しがちである。何者かになりたいと考えたり、他者に認めてもらいたかったり、なぜ生まれてきたのかを考えたりする。わたしだってそうだ。

 置かれた地で生きること。今を受け入れること。ただまっすぐに生きること。これらは、当たり前のようで難しい。
 しかし、当たり前のように受け入れている世界があった。その美しい姿に、胸を打たれた。

 「全力で頑張りなさい」「全力を尽くしなさい」と言われると、苦しくなる。そこで「生きることに全力になろう」と思えると、どこか気が楽になる。
 それは、頑張ることを放棄するのではない。頑張ることに全力を注ぐのではなく、生きる中に頑張るという項目を入れる感覚だ。

 生きるとは、わたしたちが考える以上にシンプルである。きっと。

 ナミブ砂漠に生きる動物たちは、様々なことを教えてくれる。
 そして、その世界を伝えてくれたのは、人間だ。

 世界は、わたしが思うより広くて、わたしが思うほど悪くはないのかもしれない。


 Youtubeには、他にも様々な国のライブ配信が行われている。
 お気に入りの景色を探してみるのも、おすすめだ。


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