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ひとり起業家、好きなことで稼ぐな

ちょっとキャッチーなタイトルにしましたが、正確に言うと、

「無理に好きなことで稼がなくてもいいんじゃない?」

です。

なんだか「好きなことで稼ぐ」ブームすぎて、

「好きなことで稼がないといけない風潮」になり、

「好きなことで稼がないと」
「好きなことじゃないとダメなのかな?」
みたいに、

逆に苦しくなるなんて、笑っちゃうような本末転倒だよね。

「好きなことで稼ぐ」ってのは

「好きなことで稼いでもいいんじゃない?」

っていう許可であり提案なのよね。

だから「好きなことで稼がないといけない」って話じゃないと思うの。

でね、俺としては「ライスワーク」と「ライフワーク」を分けたらいいと思うんだよ。

ライスワークは、「食っていく」ための生業。

ライフワークは、「本当にやりたいこと」「魂的にホンネでやりたいこと」と言える。

で、もちろん「ライフワーク」と「ライスワーク」は、グラデーションだからね。

はっきりとした境界線はないと思う。

ただし、この「分ける」考え方を知っておくことでラクになることは多いよね。

で、まず考えたいのは「収益が出やすい事業なのか、そうじゃないのか?」ということ。

たとえば「整体講座」をやるにしても、

「ママさん向けの家族講座」では収益は出にくいけれども、

「プロ向け・プロになりたい人向け」だったら、収益が上がりやすい。

プロの人は「投資」として講座に参加することが多いからね。

で、このときに「プロ向けの整体講座」を「ライスワーク(生業)」とする。

追加で、「整体院向けのコンサル」なんてサービスを作ってもいいかもしれない。

で、そこで収益が上がったぶん、

「ママさん向けの講座を安くする」

なんてこともできる。

そしたら、自由にお金を使えないママさんでも参加しやすい価格ででき、また整体法が広まって、家族の健康が増えたらいいよね。

こんな感じで、「今あるもの」「今できること」を

「誰向けに、どんな角度で提供するか」

によって、すっかり収益は変わってしまう。

ビジネスモデルのなかで収益が上がる部分を「キャッシュポイント」って言うんだけど、

そのキャッシュポイントをどこに配置するか、

これは大いに工夫のしがいがあるよね。

ただただ「思い」だけが先行してしまうと、

「ワンオペママさんのお話し会 2時間1500円」

みたいな慈善事業になってしまって、ビジネスを存続できなかったりする。

もちろん、「ボランティアでもいい!」と思うなら、それも一つの考え方。

でも、事業を継続していくために、「ビジネス」をちゃんと組み立てるのもまた良いことだと思う。

そのときに「好きなことしかしちゃいけない」「好きなことで稼がないといけない」と考えすぎると、苦しくなってしまう。

だからこそホンネ経営では「好き」よりも

「得意なこと」「できること」「求められること」

を先に考えていくんだよね。

ってわけで、ぜひ今日の投稿を参考に、

「自らが収益を上げながら、人生の目的を達成できるビジネスモデル」

を考えてみてね~

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