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空豆がたくさん届いたら:豆板醤の作り方

空豆の美味しい季節ですね。

塩茹でしてそのまま食べたり、皮ごと焼いてから熱々をはふはふしながら食べたり、パスタやグラタンなどのお料理にするのもご馳走です。

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もしご実家やお友達から、それでも食べきれないくらい大量の空豆が届いたら…

豆板醤を作ってみませんか?

辛いものが苦手でしたら無理にとは言いませんが、中華や韓国料理などの辛いお料理がお好きでしたら一度お試し頂くのも良いかと思います。
大豆のみそのように、乾燥した豆を戻す手間がないので、思い立ったらすぐに取り掛かれるのが魅力です。

自家製豆板醤を使って作った麻婆豆腐なんて、もう最高ですよ。

では、材料です。
作りやすい分量ですので、たくさんあるようでしたらそれぞれを等倍して下さい。


【材料】
・空豆 … 正味100g
・塩 … 20g
・粉唐辛子 … 15g(なるべく韓国産が◯)
・乾燥米麹 … 10g
・赤みそ … 10g

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1、空豆はさやから出して皮付きのまま柔らかくなるまで茹でます。皮をむいて重さを計り、上記の分量を目安にそれぞれ必要量を計量します。

2、ボウルに空豆を入れ、フォークや麺棒などで潰します。大量の場合は、フードプロセッサーやすり鉢を使うと簡単です。

3、滑らかに潰した空豆に塩、みそ、乾燥米麹を細かくほぐしながら、ゴムベラなどでよく混ぜます。

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4、粉唐辛子を入れてさらによく混ぜます。素手で混ぜたり触らないようにして下さい。

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5、煮沸消毒したビンになるべく空気が入らないように詰めてフタをし、冷暗所で半年ほど発酵させたら出来上がり。

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↑仕込んで約1年

↓2年経ったもの

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塩と唐辛子のお陰でほとんどカビたりしませんが、万が一使った後などにカビが出ることがありましたらカビ部分を取り除いて冷蔵庫で保管して下さい。上の写真は常温で2年経っていますがカビる気配はありません。
熟成が進むとどんどん色が濃くなり、市販の豆板醤の色に近くなります。

※唐辛子はなるべく韓国産をお使い下さい。手に入らなければ国産でも大丈夫です。
※空豆はムラなく潰せるよう柔らかく茹でて下さい。皮をむいてから茹でても大丈夫です。
※乾燥米麹は甘酒コーナーなどにある「みやここうじ」などです。余ったら甘酒や塩麹などを作ってみて下さい。
※赤みそはご自宅で普段使われているみそ汁用のみそで大丈夫ですが、出汁入りなど調味料が入ったものではないほうがいいです。

自家製豆板醤、是非お試し下さい!

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