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tomekantyou1
うつ病の長い戦い
私の妻は長年うつ病です。
若いころは、ある飲食店の店長を任されるくらい働いていたのですが、
不妊治療を経ても子供が生まれず
(本人自身は、生まれなくて良かったとホッとしている)
引っ越しを機にうつ病を発症し
元気に動ける日と寝込む日を繰り返してきています。
女性特有のPMDDも有しています。男女不平等ですね。
最近はよく
「生きてていいの?」
と私に聞きます。
この真意は
「みんな最初は『そのままでいいんだよ』と綺麗ごとを言うが、そのうち
『働かざる者食うべからずだよ。だから社会復帰してね』と本音を漏らす。
私のような非生産的な人は、この世にはいらない、ということだ。
そんな私に生きる意味はない。」
という意味です。
それに対して私は
「生きてていいよ。そのままでいいよ」
と返事します。この真意は
「世間は、『働かざる者食うべからず』と、もっともらしい理由を盾に、あらゆる罪を押し付けてくるフレネミー(味方を装う敵)だ。
小学生の頃から「将来の夢はなに?」と、なりたい職業を問い、
『働かざる者食うべからず』を早期教育する世間。
話し合いで分かり合えるならそれが一番いいが、現実は残酷だ。
私は戦う。」
という意味です。
精神疾患の理解が進んだ社会になればいいなと願っています。