なぜ、日本の投票率が低く、政治に変化が起きないのか
日本の選挙の投票率が低く、政治に変化が起きにくい、と、世間が叫んでおります。
このことを大局的・歴史的に考えてみます。
先に結論を申しますと、日本はかなり特殊な国なので、政治に変化が起きにくいのは自然の摂理だと思い至っています。
何が特殊かと申しますと、
他国から(侵略を目的に)ほとんど攻め込まれたことがない
点が特殊です(アメリカは日本を侵略したくて太平洋戦争したわけではない)。
13世紀の元寇、太平洋戦争末のソ連の満州・樺太侵攻
くらいでしょうか。もっとも、