親父と猫 vol.1 ~出逢い~
こんにちはTuriです。
タイトル『親父と猫』の日常🐾を始める前に🐱猫と出逢う前の親父について、少しお話しをします🍀
タイトルの『親父』ですが、私の親父の事です。仕事に真面目で、時に厳しく、人に優しく、不器用な親父です。
これといった趣味もなく、特技もありません。それでも母親と二人三脚で4人の子供を大学までいかせてくれました👏👏✨
子供達は大学を卒業し、仕事や夢を追いかけ4人のうち3人は大学卒業後も県外に留まり、親元を離れて暮らしています💨
家族は離ればなれになったものの、お盆や年末は帰省して集まっています😹🍀
もちろんそれ以外でも、時間があれば帰省しています🏠️🚅🎶仲は良いけど兄妹喧嘩は多いです😽大人になってあんまりしなくなったように思います😺
-親父、定年退職を迎える-
ある日、母親から一本の電話がありました。親父が定年を迎える、と母親は言いました。
実は4人の兄妹は定年を迎える事を心配していました。仕事をやめた後『親父は何をするんだろう』と兄妹達で頻繁に話をしていたからです👨📞
親父は仕事の繋がりで飲む事があっても、地元地域に友人が居る話を聞いた事がありませんでした。、。、
この年代の人達は、定年退職後に喪失感や虚無感を抱く人が沢山居ると聞きます。、。、🙀
親父も定年退職の日が近づくにつれ、イライラしたり、元気が無かったりする日が増えてきたと母親からも聞いていました😿💦
そんな心配を家族で抱えながら、定年退職まで1ヶ月をきった時。、。、。
親父は人生を変える運命的な出逢いを果たします…
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親父と猫 vol.1 ~出逢い~
運命の出逢いを果たす親父と猫だったけど…
ある日親父は、午前の仕事を終え行きつけのお弁当屋さんへバイクで向かいました🍴🎶
お弁当屋さんへ着いて並んでいると、数十m先の離れた車道で、1匹の黒い仔猫と一羽のカラスが仲良く遊んでいるのを見つけました。
親父は仔猫が居た場所が車道だったので(車が通ると危ないのぉ…歩道に行かにゃあ)と思っていました。
すると、カラスは仔猫を誘導するようにピョンピョンと歩道へ上がりました。仔猫もカラスに続いてピョコピョコと歩道へ上がります🐾🐾
親父は(こんな事もあるんだなぁ😺)と珍しい光景に釘付けでした👀
そこへもう一羽のカラスが飛んできました。
すると、そのカラスは仔猫をつつき始めたのです😿💦最初に居たカラスが止める素振りをするも、止められません💦
親父は慌ててバイクで駆けつけました💦
歩道に沿って設置されているフェンスに、カラスは慌てて止まりました。カラスは瀕死の仔猫を上から見ていました🐦️🐦️💦
黒い仔猫はまだ産まれたばかりで、一目で分かるほど衰弱していました😿
カラスも見ているし、このまま置いていくわけにもいかない。親父はバイクの荷台のBOXに仔猫を入れ、そのまま取引先へと向かいました🐾
仔猫を連れたまま仕事に戻り、取引先で仔猫が飼えないかお願いをするも、みんな突然の事に首を横に振ります。
(当然ですよね💦不器用な親父らしい💦)
親父は仔猫を会社に連れて帰り、私の母親に電話をしました📞
親父『もしもし。カラスに狙われていた仔猫を助けたから運命だ飼ってやろう』
母親『だめよ。何を考えてるん。』
親父・仔猫『…。』
母親が断るのも当然、親父は決して動物の面倒見が良い方ではありませんでした。(昔から動物が大好きなんですけど💦)
その話を聞いた私も反対しました。両親のセカンドライフは一緒に旅行へ行きたいし、疲れやすい母親が世話をする事も心配でした。、。、
何より…
先代保護動物たちが天国へいった時、動物と暮らすのはこれが最後…
と家族で決めていた事が一番の理由でした👼
ー過去の保護動物たち-
ボス(犬)雑種♂️
リリー(猫)雑種♀️
ルナ(犬)ハスキー♀️
この子達とは楽しくて幸せな時間を過ごす分、別れる悲しみも大きかったです。、。、特に私はハスキーに懐かれていて新幹線で往復9時間をかけ、仕事が忙しくても散歩をする為だけに日帰りで帰省していた程です🐶🏠️
そんな家族の思いを知っている親父は、どうしたら良いんだろ…と親父なりに考え、ある決断をしました。
家族に反対された親父がとった行動とは…
次回もお楽しみに…😻✍️───────────────────────
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のるる、シークレット1パターンで親父
も現れます😸こちらも記事を読む楽し
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文=Turi
写真=Turiの母親
絵=Smile(家族)