【「働く幸せ」は小さな達成感から】精神障がいの方々が働く、イタリア野菜の水耕栽培農場
こんにちは、産直アウルです🦉
今回は大阪府 吹田市の『株式会社ココワーク』さんの訪問をレポート!
イタリア野菜が人気のココワーク
ココワークさんは、吹田市江坂のとある会社の一角で
農薬不使用の葉物野菜をハウス栽培されています。
アウルでは野菜詰め合わせとドレッシングのセットが好評です✨
ココワークでは、ルッコラやパクチーの他、セルバチコやミニセルリーなど、初めて名前を聞くような珍しいイタリア野菜が栽培されています。
セット商品のレビューには、「ワクワクしました」といった声が多くみられます💕
主な卸先はスーパーですが、新鮮なイタリア野菜が手に入ることから、飲食店との取引も多いそう。
そんなココワークさんには、ある特徴が。
株式会社ココワーク代表の、渡辺さんにお話をうかがいました。
「働く幸せ」を感じる農業
渡辺さんによると、
ココワークは親会社である住友ファーマ株式会社が扱っている
精神神経領域やがん領域での社会貢献活動として、
精神障がいの方の「働く幸せ」のために設立された特例子会社だそう。
現在は精神障がいの方々とスタッフの方々、合わせて十数名で農業に取り組まれていて、
精神障がいの方の中には、統合失調症やうつ病など、後天的に発症する方が多くいらっしゃるそうです。
ココワークの代表渡辺さんは「疾患によっては認知機能に障害がある場合があり、そのために、直前に伝えたことをすぐに実行できないこともあります。人によって能力に違いがあるのです。」と語ります。
その違いを理解し、みんなで一緒に働けるように工夫することが必要なため、障がい者雇用は簡単ではないようです。
回復のカギは「小さな達成感」
しかし、農業を通じて、小さな達成感を得ることで、自己肯定感を回復させる効果が見られると言います。
例えば、種をまいて作物が育ち、実際にマルシェで販売し、お客様からの喜びの声を聞くことができます。
(アウルのレビュー「ごちレポ」に寄せられた声も、終礼の際にみんなで共有されているそうです!)
実際に、以前ココワークで働かれていた双極性障害の方は、
ココワークでの就業によって、農作業だけでなく指導もできるようになり、一般の会社に就職されたそうです。
このように達成感を積み重ねることが、自己肯定感や「働く幸せ」を感じることにつながっているということを聞いて、
これは全ての働く人に共通することなのではないかな、と思いました。
そんなココワークさんでは、お野菜の詰め合わせとオリジナル「ゆずニンジンドレッシング」のセットが大好評!
ドレッシングはイタリア野菜にぴったりだそう🤤
気になった方はこちらをチェック✨