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「マクラメオーナメント20個」の目標はいつの間にか達成していたけど…(新作2点)

 みなさまこんばんは、owarimao です。もう何ヶ月もマクラメに執着しております。
 (あっもう夜の10時! 早くしないと連続投稿がとぎれてしまう!)
 
 マクラメボードを買いこんだのが今年の4月。以来あれこれ自己流で作ってきました。
 そして下のような「マクラメのオーナメント20個以上つくる」という、無謀ともいえるプロジェクトをこっそり立ち上げてから、さらに3ヶ月が経過しております。

 冒頭の写真が今回の新作です。
 オリジナル作品を作るときは、いつもこんなふうにアイデアを5mm方眼のノートに描きます。

いちおう「ふきながし」のつもり

 今回は「数本の色のちがう帯を、同時進行で作りながら連結していく」という、それなりに野心的な試みなんですが。
 記号にすると下のようになります。青の線のところで、糸どうしを絡ませて連結しようという魂胆です。

 実際に作ることはできるとわかったけど、これではサイズが小さすぎる! もっと帯を太くしなければ……
 というわけで、結び糸の本数を3本→5本に増やして再挑戦です。
 オリジナル作品は、最初からすらすらできることはまずありません。いつも何度か失敗してやり直すのがふつうです(私の場合)。

 やり直して、ようやく軌道に乗りはじめると、面白くて止まらなくなりました。
 「色の境界線にあたるところで糸を絡ませる」というやり方は、棒針編みで大柄を編み込むときに似ています。「編み込みマクラメ」とひそかに名づけました。
 いちおう自分で考えたやり方だけど、マクラメの歴史は長いので、きっと誰かが似たようなことをやっているでしょうね。

「ふきながし」

 調子に乗って今度は丸いものに挑戦。「うね」を平行ではなく、放射状に並べてみようという企てです。
 似たようなデザインが本に載っていたけれど、まったく同じでは面白くないので、自分なりの工夫を加えてオリジナルにしていきます。

 小さな円を描くときは、コンパスより「円定規」が便利↓

なかなかイメージどおりにできない
その調子
裏側です
(ふと孤独を感じさせる)

 この作品はすごく時間がかかりました。真ん中のお花の形は、タティングレースの手法で作っています。ただし、シャトルもタティングニードルも使っていません。綴じ針をシャトルがわりにして作りました。
 ここで使っているのは18番の固い糸で、タティングシャトルに巻いて使うにはちょっと無理のある太さです。シャトルを傷めてしまう恐れがあります。
 タティングニードルなら太い糸も使えますが、あまりきつく結ぶと針を引き抜くことができなくなるので、どうしてもふわっと結ぶことになります。
 でも下のようにマクラメと組み合わせるなら、タティングもきゅっと強く結びたい。というわけで「シャトルなしタティング」をすることになりました。
 小さなものなら問題なくできます。

 やっとのことで「ロゼット」の完成。ふちの作り方は企業秘密です……といっても、見る人が見ればわかるだろうけど。

だれが「企業」やねん

  ところで「20個以上」という目標を掲げていたのでしたね。
 「ロゼット」を仕上げて数えてみたら、これでちょうど20個でした。いつの間にか達成?していたわけです。

 ただし、作っているうちにだんだん腕が上がってきたので、以前に作ったものの多くは下手くそで見ていられなくなりました。ボツにするしかなさそうです。

 上達するのは嬉しいけど、それに伴う痛みもある……

 ヘタなものは完成品として認めないことにすれば、まだ目標は達成できていないことになります。まだいくつか、作りたいアイデアがあるし。あと、「ログハウス」はぜひ作り直したいと思っています。
 マクラメオーナメントづくりは、まだしばらく続きますよ〜。

へ〜そうなんだ

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