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けっきょくほぼ全部ほどいてやり直した千鳥格子のマクラメパターン

 こんにちは、owawrimao です! あしたから帰省するので、いつもより早めに投稿します。
 前回(今週の火曜日)の記事はこちら。↓

 下の写真にあるような、千鳥格子の模様を作ろうとしていたんでした。

 白い糸で「七宝結び」を作って、そこに藍色の糸を(結ばずに)通していくという、マクラメと織物が合わさったような変わったパターンです。
 通すときはとじ針が必要なので、針に通せるような、ある程度細い糸でしか作れない模様ということになります。

 土台の七宝結びはきれいにできました↑が、試作のときよりだいぶ細かくなりました。
 だから、配色糸が通しにくい……!

これは試作品 粗めに作ってある

 だいぶがんばりましたが、あまりに通しにくいので、とじ針を持つ指が痛くなってきました。
 また、模様が細かすぎて、かんじんの「千鳥格子なんだよ」ということがわかりにくくなってしまいました。

 う〜ん……ここまでがんばったんだけど……
 やっぱりやり直そう!

 でも捨てるのは惜しい……糸がもったいない……新しい糸をまた測って切って取り付けるのはめんどくさい……

 けっきょく、すでに織り込んだ青い糸は取り除き、土台の白糸はほどいて再利用することに。
 しかし引き抜くだけでもヤッカイなんですよ。ほんとに。

 やっと全部抜けたので、今度は細かすぎる七宝結びをほどきにかかります。これはそんなに大変じゃありません。もともと緩みやすい結び方なんです。

全部ほぐれた

 藍色を新たにつけ直し、白糸で改めて粗めの土台を作ります。
 「粗すぎるかな?」と思うくらいが実はちょうどいいみたい。

こんどは順調に進む
慣れてくると楽しくて、終わるのが残念なくらい
細部を拡大
藍色どうしもちゃんと織り合わせてあります

 やっぱりやり直してよかった。無理に突き進むんじゃなくて。
 ところで下田直子さん(有名な手芸作家)の著書に、こんな言葉がありました。

 ハンドメイドは「作る時間」を楽しむのも、とても大切なこと。むずかしいなぁ、おもしろくないなぁと感じながら作ると、完成した作品にその気持ちがあらわれてしまいます。

『下田直子のハンドメイド塾』 主婦の友社、2010

 この言葉は考えさせられます。「努力」にもやり方があって、正しい努力とそうでない努力がある。そんな意味にも受け取れると思います。
 とにかくこの言葉を記憶していたおかげで、

 「マクラメも、ときにはユル目がGOOD」

という教訓にたどりつくことができました。
 よかった。

あしたから出かけるよ〜

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