1968年のモティーフつなぎ・完成!
こんにちは! レース編み大好きの owarimao です。
4月からまた新しいモティーフつなぎを編み始めていました。
編み上げたのは数日前。丁寧に洗ってブロッキング(ピンと張って正確な形にすること)をします。
でもモティーフつなぎのブロッキングは難しいです。大きな円だったら、中心を1ヵ所固定してあとは放射状にひっぱればいいですが、モティーフだと「中心」がいくつもあるわけなので。
これからは、モティーフ1枚編んだらその時点でブロッキングして、直径を測っておこうと思います。その寸法をもとに型紙をつくればもっと簡単に全体がブロッキングできるはず。
正方形の「レースガイドシート」を頼りに、せっせと待針を打ちました。外廻りのスカラップ1つにつき2本ずつ打っています。この状態で乾燥させます↓
写真で振り返ってみましょう。
できた!
苦労してたくさん待針を打ったかいがありました。「隙間ピース」もきれいに伸びてくれました。
4×4=16という枚数にもこだわりがあります。3×3でもまとまった形にはなりますが、特定のモティーフが作品の中心にくるより、つなぎ目が中心にあたるほうが全体に落ち着いた雰囲気になると思うんです。
レースは白っぽいので、編み目の密度が高い部分は手前に、粗い部分は奥にあるように感じられます。奥まった(ように見える)部分を中心に置いたほうが、なんとなく深みが出るように思うのです。異次元の世界に吸い込まれるような……。
だから9枚ではなくて、がんばって16枚編みました。
敷物としては長方形のほうが使いやすいかもしれません。でも正方形のほうが「完結」してる感じが強くて、より大きなパワーを見る者に与えてくれる形だと思います(個人の「感じ」です)。
ここ数日雨続きだったのですが、きょうは久しぶりによく晴れたので、午前中に写真を撮りました。
ずっと残ってほしい美しいデザインです。