赤い縁取りで、60年代風?
昭和39(1964)年に雑誌付録として出た『美しいレース編』という本から、かつていろいろな作品を編みました。きのうご紹介した黄色のドイリーもその一つです。
きょうごらんいただく作品は、本の中では次のような写真で載っています。
つまり白黒なのですが、本当は何色かというと、ベージュに赤の縁どりなのです。カラー写真で載せてあげたかったですね。
この時代の「レース編みの本」は、まだカラーページが少なくて白黒が中心です。でも作品はむしろカラフルなのが多くて、時代の雰囲気を反映しているように思います。この「本」は1964年、つまり1回めの東京オリンピックの年に出ました。今年でちょうど60年ですね!
さて下の写真は、きょう撮ったばかりのほやほやです。60年の時を経てカラーで登場。
この作品はふだん我が家の下駄箱の上にあるのですが、きょうは堂々の主役です。白いカップと組み合わせて「なんとなく60年代風」を狙ってみたんですけど、違うかな…?
(つづく)