【保存版】潰瘍性大腸炎が改善した方法まとめ
こんにちは!ハリーです。普段はTwitterで、潰瘍性大腸炎患者の方向けに症状の改善を目指した取組みや情報を発信しています。私自身、潰瘍性大腸炎の患者です。
Twitterアカウントは下記です↓
https://twitter.com/overcome_uc_psc
また2020年3月21日から、300日後の潰瘍性大腸炎の服薬0&粘膜治癒&最小の食事制限を目指して「#300日後に治る潰瘍性大腸炎」のハッシュタグで毎日19時に改善策とその結果を発信しています。
これまでの発信はこちら↓
このノートでは、私がこれまでに試した全ての改善策(薬x3、食品x4、サプリx8、生活習慣x3)の検証結果を発表します!症状が改善されたものはもちろん、改善されなかった・悪化したものも含めて記載します。
改善策で使うサプリや食品は、私自身がネットから情報収集したり、フォロワーの方から教えていただいたものです。
ちなみに全てを試すのに、約100日かかりました。。。
(正確には、いくつかのものはTwitterでの発信開始前に実施しています)
個人の体質や体調により効果に個人差があるとは思いますので、あくまで「ハリーにとって効果があったもの」という見方をして頂けると幸いです。私に効果がなくても、他の方が試された場合は効果があるかもしれませんので、そこはご自身で試し、確認していただければと思います(自己責任でお願いします)。
なお、改善策を選ぶ際に根拠とした情報については、見やすさのため、このノートでは割愛します。こちらについては、今後別途ノートを書きます。
まず紹介を始める前に、ハリーの普段の食生活・服薬について簡単に説明します。潰瘍性大腸炎は、人によって症状がかなり異なるため、どのような前提条件で改善施策を行ったかを理解しておいていただく事は大事だと思っています。
ハリーの食生活
基本は1日3食とります。検証期間での主な食事構成は下記です。食事に関しては、一般の人と変わらないと思います。
朝食:バナナ2本
昼食:スーパーの弁当、牛丼屋など(焼肉定食やインスタント食品もよく摂ります)
間食:スナック等
夕食:スーパーの弁当、惣菜など(大戸屋で定食をよく食べます)
服薬:リアルダ2400mgを毎朝摂取
食べれないもの:牛乳とバター(乳糖不耐気味です。バターは検証期間中に苦手だと分かり追加)
便の状態は、日に2〜3回ほどで基本的に固形に近いですが排便タイミングによって違いがあり、2・3回目は軟便になったりすることが多いです。また、食べる物や生活習慣に影響されたのか、時折下痢になります。たくさん食べるとガスが増えます。腹痛は多くはありません。
これから紹介する改善策は、上の生活スタイルに対して適用したものです(常に服薬はしています)。
それでは、早速改善策を紹介していきます。効果があったもの→少し効果があったもの→効果がなかったものという順番で紹介します。「どれから始めれば良いか分からない!」という方は、効果があったものから順に試していただくのが良いかと思います。
効果があったもの
1.大麦若葉青汁
試した期間:5日間
用法:一袋を毎晩摂取
徐々に排便回数が少なくなり、便が固形になっていきました。腹痛やガスについては飲む前と比べて余り変化を感じませんでした。
青汁は初めて飲みましたが、苦そうなイメージと違い、緑茶のような味でとても飲みやすかったです。個包装になっていて、水さえあれば飲めるので旅行の時にも便利です。
2.ビタミンD
ビタミンDは、2種類のサプリを試しました。
試した期間:7日間
用法:2000I.U.(2粒)を毎朝摂取
特に効果を感じませんでした。便は、固い時もあれば緩い時もありました。お腹がグルグルしたり、下痢したりもしました。
ただ、何だか体が軽い感じはありました。ビタミンDは鬱の予防などにも使われるそうで、潰瘍性大腸炎に関係無くとも取る意味はあるかもしれません。
ただこちらのサプリには乳糖が含まれているため、乳糖不耐症の方にはお薦めしません。その点だけ注意が必要です。
試した期間:7日間
用法:2000I.U.(1粒)を毎朝摂取(並行してロカボ実施)
便が徐々に軟便から固形へと改善しました。また、腹痛やガスも減少しました。
「ロカボの効果じゃないの?」という疑問もあるかと思いますが、その前にロカボ単体で検証していて、その時は腹痛とガスの減少のみで便状の改善はありませんでした。そのため、特に便状については確実にビタミンDの効果と言って良いと思います。
乳糖は含まれていないので、乳糖不耐症の方にもお薦めできます。また、潰瘍性大腸炎に良いと言われるエクストラバージンオリーブオイルも含まれています。
3.ロカボ(緩い糖質制限)
試した期間:7日間
用法:下記の食生活を実践しました。バナナやお菓子など、主食以外で糖質が多い食事を極力控えるようにしました。
・朝食
糖質ひかえめブレッド1枚(ヤマザキ)+バター(前:バナナ2本)
・間食
ナッツ(前:ガムやスナック)
・昼食/夕食
特に変更なし
便状は特に変わりませんでしたが、腹痛やガスが大幅に減りました。特に日中はほぼお腹を意識しないレベルです。ただ夜になると、腹痛やガスが来ることがありました。
便は正常だけど、腹痛やガスに悩まされている方にオススメできる改善策だと思います。
少し効果があったもの
1.ラクト系乳酸菌
試した期間:5日間
用法:1カプセルを毎朝摂取
腹痛やガスがほとんど無くなりました。しかし、便状は飲み出してからの方がむしろ緩くなりました。
飲み始めて数日は、飲んだ直後に下痢になるかもしれませんが、その後は体が慣れるのか下痢しなくなります。もう少し長期でやれば、徐々に便状も良くなってくるのかもしれません。機会があれば再度検証したいと思います。
2.納豆
試した期間:5日間
用法:1カップを毎晩摂取
便状が徐々にほぼ固形になりました。腹痛やガスが減るのも実感しました。しかし、砂糖(糖質)の摂取が多い日はその効果が抑えられるように感じました。
納豆自体は、この検証以外のタイミングでもたまに取っていましたが、食べた翌日は漏れなく腸の調子が良かったです。
納豆の種類によって違いがあるかは試していないので分かりません。
3.リンゴ酢
試した期間:7日間
用法:毎朝摂取(1,2日目:25ml 3日目以降:20ml)
徐々にお腹の不快感やガスが全くと言って良いほど無くなりました。便状については、終始緩めで改善しませんでした。
取りかたのアドバイスとして、酸味が強いため適量の水と蜂蜜で薄めることをお薦めします。私もそうしていました。また多過ぎると飲んだ直後に下痢になります。私の場合、25mlだと下痢になるので20mlにしたところ大丈夫でした。
7日目に、併せてヨーグルトも取ったところ便状も改善を見たので乳酸菌系の物を一緒に取るのが大事なのかもしれません。
こちらも、長期で試すと便に改善が見られる可能性があると思います。後々試してみたいと思います。
効果がなかったもの
1.ミヤリサン(酪酸菌)
処方薬の名前はミヤBMです。潰瘍性大腸炎の方は処方されている方も多いと思います。私も以前は処方されていましたが、ガスで非常にお腹が張ったためやめました。
改めて上の市販薬を購入して試しましたが、逆に下痢になりました。それも飲んだ直後にトイレに駆け込むタイプの下痢です。私には合っていなかったようです。
2.ビオスリー(糖化菌x乳酸菌x酪酸菌)
医薬品にも関わらず、なぜかプロバイオティクスサプリ的な売り出しをされているビオスリー。腸に有益な菌をたくさん含んでいます。
私の場合、取る前と取った後であまり違いを実感できませんでした。
3.発芽大麦(レジスタントスターチ)
試した期間:3日間
用法:大スプーン三杯分程度をヨーグルトと一緒に毎晩摂取
食べた翌日は朝から怒涛の腹痛と下痢。自分が大腸炎であることを思い知らされました笑。ガスは少なめです。
一緒に取ってるヨーグルトが悪いのではないか?と思い、この検証後に続けて同じ分量のヨーグルトを2日ほど取ったのですが、何も取ってない時よりは緩いものの下痢になったりはしないし、腹痛も少ないので、やはり発芽大麦が原因だと思われます。
発芽大麦は、そのままだと固くてとても食べれるようなものではないので、最初にお湯で茹でる必要があります。最初に全部まとめて茹でてザルにあげ、お皿に移して冷凍庫で保存しましょう。凍っていると扱いやすいですし、ヨーグルトと一緒に食べても食感に違和感がないです。
4.ビオフェルミン(乳酸菌)
ビオスリーと同じく、摂取前後で違いを実感できませんでした。私に合っていなかったようです。
5.EC-12乳酸菌
試した期間:5日間
用法:1粒を毎朝摂取
便状が軟便、下痢へと悪化しました。飲んだ後から顕著に腹痛が来て、お腹が常にグルグルしていました。下痢が出たあとは、若干お腹は落ち着きましたが。
乳酸菌といっても何種類もあるため、このEC-12(エンテロコッカス・ フェカリス)が私に合わなかっただけとも考えられます。これだけで、一概に乳酸菌が合わないとは言い切れません。大事なのは、いろいろ試して自分に合う乳酸菌を見つけることです。
6.日光浴びる
試した期間:5日間
用法:晴れの日の正午に半袖半ズボンで最低30分間浴びる
日光を浴びることでビタミンDを合成できます。経口でビタミンDを取るのと同じ効果を発揮するのではないかと考え、実施しました。
便状やお腹の具合に特に変化はありませんでした。時々、何もしてない時よりもガスが増えたり、下痢になったりもしました。1日中外にいるような、大量の日光を浴びた日の後であっても、改善は見られませんでした。
7.亜鉛
用法:毎朝1錠を摂取
摂取前後で特に変化はありませんでした。
なお、空腹時に取ると急性の嘔吐・下痢に見舞われる可能性があるので注意してください。私は一度これに当たりました。食後に取ると良いと思います。
8.グルタミン
試した期間:7日間
用法:毎朝晩5gずつ摂取(豆乳で)
便状は少し緩くなりました。さらに、腹痛やガスは増えました。また、朝に急に強い腹痛がきて下痢になることがよくありました。
ただ、海外のサイトだとグルタミンで良くなったという方は頻繁に見かけますので、こちらも個々の体質によって異なるのだと思います。
9.プロポリス
用法:毎朝1〜2錠摂取
若干悪化しました。便が軟便になり、色が薄く量も少なくなりました。
用法:毎朝1〜2錠摂取
こちらも若干悪化しました。お腹がグルグルする事は無くなります。ただ、便は軟便ぽく細切れ、たまに下痢になりました。
同時期に風邪が長引いていたのですが、摂り始めてから急激に治りました。プロポリス は風邪に使うのが一般的なユースケースのようです。
10.ファスティング(軽い断食)
試した期間:5日間
用法:朝食だけ抜く
実施前後で変化は感じませんでした。これをやると、夕方以降非常にお腹が減ります。
改善策は以上になります。
最後に
色々改善策をご紹介しましたが、最後はご自身で試して自分に合うものを見つけていただくのが良いと思っています。何か分からないことや聞きたいことなどありましたら、コメントでもTwitterでも良いので気軽に聞いてください。
また、今後予定している改善策の結果も、このノートに追加していくつもりです。情報を見逃したくない方、是非TwitterとNoteのフォローをお願いいたします。
https://twitter.com/overcome_uc_psc
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最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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