「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」 著者:水野敬也
2022年2冊目📚
いやー、めちゃくちゃ泣けました🥲
今回のシリーズ4は、「死」がテーマ👩🏫
物語は、奥さんと無邪気な娘を持つ、余命3ヶ月を告げられた主人公が、「生きる」とは?「死」とは何なのか?に向き合う深い内容となっています📖
ですので、今作のガネーシャは、シリーズ1〜3までの「夢をかなえる方法」ではなく、
「夢の手放す方法」「幸せの見つけ方」を教えてくれています☝️
そして、その為の課題として、全部で19個出されています🤓
『自分はいつか死ぬ存在だと意識することで、生を輝かせることができる』
いつか必ずやってくる「死」を意識しながら生活することで、自分の本当に大切なもの、幸せを見つけることができる、とガネーシャは言っています。
そして、『人間が死に際に後悔する10のこと』
①本当にやりたいことをやらなかったこと
②健康を大切にしなかったこと
③仕事ばかりしていたこと
④会いたい人に会いにいかなかったこと
⑤学ぶべきことを学ばなかったこと
⑥人を許さなかったこと
⑦人の意見に耳をかさなかったこと
⑧人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
⑨死の準備をしておかなかったこと
⑩生きた証を残さなかったこと
なんだか、考えさせられますね。。。
今死んだら、後悔しそうな気がする🤨
そのためにも、一度「死ぬまでにやりたいことリスト」を作って、ちゃんと行動する🏃♀️
そうすれば、突然「死」と直面しても「ああしておけばよかった」という後悔が少ないかもなぁ🤔
また、ガネーシャのお話でとても印象に残ったのが、
『「夢を叶えるためにもっと頑張れば良かった」て後悔する人は、「ビール飲みたいなぁ」て思うて仕事早めに切り上げて飲んだビールのうまさを、忘れてんねん。
「今日は休みたいなぁ」て思うて家でゴロゴロしてた時の気持ちよさ、忘れてんねんな。
ワシからしたら、努力して偉大な仕事するんも、
ビール飲んで酔って家でゴロゴロしたりするんも、
同じ人間の欲求、つまり、夢なんやで。
ある夢にこだわって、実現しようと努力し続けるんは素敵なことやけど、その夢に縛られて不幸になってもうてるなら、手放さなあかん時もあるんかもな。』
自分が、その夢を追って辛くなってしまっているなら
手放す必要があると。
今までも、たくさんの夢を叶えてきて、今の自分がいるのだとしたら、当たり前にある今が、あなたの欲しかった夢なんじゃないかと。
人は、一つの夢を叶えてしまうと、どうしても
また次の夢を追いかけてしまいます。
けど、今ある当たり前な環境に気づくことができれば、
「夢に縛られる苦しみ」から解放され、夢を手放すことができるのだと、本書から学びました😊
最近物騒だし、いつ何が起こるか分からないからこそ、
生きること、死について、改めて考えさせられる本でした。
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