＃46　時間編集術

[やりたいことが見つかる時間編集術]を読んだので要約と感想を書いていきます．

[要約]
この本は時間の使い方のルールに従えば，自然とやりたいことに出会えるという本です．

そのためには，人生のルールを押さえておく必要があります．人生のルールとは4つの資産を「時間」→「能力」→「人脈」→「お金」の順で増やしていくことです．

この4つの資産を増やしていけば，やりたいことに自然と出会えます．

この本では4つの資産のうち，時間だけ今あなたがコントロールできる唯一のものであるため，時間にフォーカスしています．

まず，時間とは増やすことができず，他の３つの資産のように無限ではありません．

だから，時間というのはお金よりも価値があるため，買える時間は借金をしてでも買いましょう．

しかし，借金までして買うメリットがあるのか，これは将来どのくらいのリターンがあるのかを考えた上で買うことが大切です．
また，徒歩より電車，電車より新幹線のようにお金で時間を買っていきましょう．


それで，時間を買って，作り出したら，考えるべきは時間の使い方です．
時間は二つに分けることができ，「プロダクティブタイム」と「アンプロダクティブタイム」です．

この二つを説明すると前者は生産的な時間，後者は非生産的な時間，何も生み出さなくてもいい時間，何もしなくてもいい時間です．

「プロダクティブタイム」のポイントは生産性を上げ，徹底的に短縮することです．1時間で終わるものを45分で終わるようにしたり，歩く時や動画を見る時は1.5倍速にしたり，とにかく短縮します．最初はしんどいかもしれませんが，人間は適応能力が高いので慣れてくので大丈夫です．

また，同時進行で動いたり，移動時間の隙間時間を活用したり，1時間朝早く起きたりすることでプロダクティブタイムを短縮することができます．

プロダクティブタイムを短縮したうえで，大切にすべきはアンプロダクティブタイムです．この時間の効用はメンタルによくて，結果が出やすくなるということです．

何事も継続しないと結果はついてこないので，過度なプレッシャーを与えないためにもアンプロダクティブタイムは大切です．

また，プロダクティブタイムばかりだと，ふと興味が湧くものに出会えないし，偶然出会うという機会がなくなってしまいます．

だから，アンプロダクティブタイムは，偶然興味が湧くものに，ことに，人に出会うチャンスをくれるのです．

そして，時間が一番価値があると言いましたが，最も強力な資産が「人脈」です

人脈さえあれば，他の三つの資産をカバーできます．人脈さえあれば，人生かなりうまくいきます．

だから，人脈を築くためにも時間を大切にしましょう．
人脈を築くためには信用が大切です．

相手の時間を大切にする人は信用されます．時間を守り，気遣いができる人が信用されます．

具体的には，アポイントの取り方，コミュニケーションコストを下げる事に気を配りましょう．

そうする事で，他人の時間を大切にすることになり，紹介されるようになり，良い人脈が広がっていきます．

もっというなら，人脈を広めるチャンスはギブをするほど訪れますから，相手が喜ぶことやさりげない思いやりができるようになりましょう．

時間の使い方を考えるということは人生をデザインすることにつながります．

経済的自由，時間的自由があったら，どんな生活がしたいか決めましょう．

そのうえで自分が何が足りないか，どのような行動を取ればいいのか具体的に落とし込んでいきます．

何をやるにも継続は大事ですから，ルーティーン化してしまうのが，手っ取り早いです．最初は小さい目標から始め，自分を信じることなくコツコツやっていきましょう．

その積み重ねが能力をうみ，人脈をうみ，お金をうみ，最高に楽しい人生を歩むことにつながります．

[感想]
借金についての固定概念が変わった．

借金は悪いもの，借金はしないほうがいいと思っていたが，借金は時間を買うため，作り出すためにするものだということが分かった．

私でいったら，バイトをしないで奨学金を借りて，将来のために勉強をすることができると感じた．

しかし，社会勉強も自分の視野を広げることになり，大切だから，バイトは程々にして将来のための勉強をしようと考えた．
また，生産時間を多くして，非生産時間を少なくしたほうが絶対にいいと思っていたけど，そうではないということが論理的に分かった．

視野が広くなり，偶然が増えること，何よりも良い人脈に出会えるようになるというのは驚いた．

だから，今私のできることはたくさんの人と関係を持ち，高いレベルの人たちと繋がれるように積極的に交流することだと感じた．

自分の能力を高めると同時に人脈も作っていこうと思う．そのうえで大切な，素直さや気遣い，ギブ精神，コミュケーションコストを下げることなどを忘れずに行動していく．


また，朝を制するものは1日を制すと言われるように，朝遅くても7:30には起きるようにして生産時間に費やしていく．

疲れている時には割り切ってしっかり休むなど，メリハリをつけて体調管理をしていく．

迷ったら未知の体験を選択し，価値観を打ち壊すような人や本に出会い，最高に楽しい人生を歩めるようにコツコツと精進していく．