アメリカのあちこちに「反マスク法」という法律がある件(3)
▼アメリカで、どれだけ経っても黒人差別がなくならないのは、人類学的な理由がある、という話について、もう少し続ける。
興味のある人は、前号、前々号もどうぞ。
▼さて、トッド氏の『移民の運命』では、イングランドから輸入された家族システムや、プロテスタントの教義が、アメリカの差異主義と骨絡(ほねがら)みである、という仮説が示される。
いちいち辿(たど)るのは面倒なので、トッド氏本人が簡単に4つの項目にまとめてくれているから、参照しておこう。適宜改行と太字。(81頁)
〈ここ