良い習慣を続けられる人はたったの”1%”。noteを続けるために私たちは何ができるだろう?
ハイライト
・良い習慣を続けられる人はたったの1%
・人生の45%は、毎日の繰り返しでしかない。
・130日以上noteを更新した私が考える、note継続法。
ある調査によると、
・良い習慣を設定できる人は”3%”。
・目標を更新し続けられる人はたったの”1%”
さらに、学生と社会人を対象にした日常の習慣に関する研究では、
『毎日の行動の約45%が、ほぼ毎日同じ場所で繰り返される』
ことが分かっています。私たちは同じ職場や学校に行って、同じような仕事をこなしますし、同じ家で生活するのだから当たり前かもしれません。したがって、生活に固く結びついている習慣を”変化”させることは、誰にとっても難しいことです。
人生に変化を及ぼすことは難しい。
・人生が忙しくなります。ストレスも増えます。
・自分の人生の目的や優先順位については、考えない方が楽です。
・変わらない日々の行動は45%もあるのですから、脳に自動操縦してもらう方がラクチンです。
・何かを生み出すより、消費する方がカンタンです。
・自分の能力をわざわざ使うと疲れます。
したがって、私たちは”自分を変化させないよう”にプログラムされています。なにかを変えるためには、行動を再プログラムしないと不可能です。
たった”1%”のカイゼンの重み。
アナタが車や家を買うとしたら、猛烈に考え抜きますよね。値段、美しさ、利便性、快適さ、ライフスタイルなど全ての要素を考慮して、買うべきどうか、細心の注意を払って決めようとするでしょう。
一方、普段の生活の1%は特に注目に値するものではありません。ダイエット中にガムを1個噛むかどうか?仕事中にメールを一つだけ返すかどうか?は重要だとは感じられないはずです。だってどっちでも結果は変わらないですから。
でもそれってホントでしょうか?
もし、1%のカイゼンを365日続けることが出来たら、1年後にはパフォーマンスが約38倍に向上します。(1.01の365乗)
逆に、1%ずつ365日後退した生活をおくると、1年後にはパフォーマンスがほぼ0まで低下します。
したがって、人生を良いものにしたいと思うなら、”たった1%”の積み重ねを”毎日”続けることがメチャメチャ重要なのです。
良い習慣と、悪い習慣の差は2日や5日といった短い期間ではほとんどわかりません。しかし、1年や3年といった周期の中で顕著に結果は変わってしまいます。
例えば、1日noteを書いたところで、記事を見てくれる人は10人もいないかもしれません。スキやフォローがもらえることもないかもしれません。でも、1か月続けたら?1年続けたら?
圧倒的な変化が欲しければ、
やるべきことは地味な1%の積み重ねです。
noteを継続することで私が得られた4つの能力
1.より良い時間の使い方
仕事に帰ってきた後は、Youtube、Netflix、プライムを見て、適当にゲームをしながら過ごしていました。仕事から疲れてやる気が無くなっている自分にはそれしかできないと思っていました。今思えば、無駄な時間です。何のスキルも身につかない。何かを積極的に”チャレンジ”するという習慣になっていませんでした。そういえば、動画を見ているときは、満足感をより、なにかしなくちゃ!という焦りに似た感覚を感じる時間だったなぁ。
noteを書く時間は、自分を発散する為の大切な時間です。この時間は充実感を与えてくれます。しかも、”何もしない時間”も意識的にコントロールできるようになるので、焦燥感を感じずに、100%休み切ることが出来るようになりました。自分で人生のメリハリを作る事はとても良いものですよ。
2.スキルの向上
私は英字の論文を読みますから、英語のリーディングスキルはかなり向上しました。noteで何かを書きたいと思ったら、リサーチをします。リサーチスキルも向上しました。
さらに、ライティングスキル。もちろん今の段階では大したスキルではありませんが、それでも初期のnoteを見返すと、自分の能力が上がっていることがハッキリと分かります。
さらに、私はデータを見せるタイプのnoteを書いているので、データを読み込んで、見せる力、Excelの使い方、BIツールの使い方、ロゴデザインの勉強など色々な形でスキルを学ぶことが出来ています。一つ一つは大したことがないかもしれませんが、自分の成長を感じることが出来るnoteを始めて本当に良かった。ただ、嬉しいです。
3.自分を認識する力
自分は何が好きで、何に興味があるのか?記事にはその内容が反映されていきます。自分の今後を考えるためには、まず自分を知ることが重要です。キャリアを成功させるためにもこれからも役に立っていく力だと信じています。
4.意思決定の力
私は飲み会が好きな方で、皆とコミュニケーションできる事が嬉しいタイプです。でも、それと同じくらい自分に向き合って、いろいろな情報から自分なりの結論を出すことが大切だと考えています。
使える時間は決まっているのですから、飲み会に行くだけでは私は満足できません。したがって、私にとってはこれらのバランスをとることが幸せへの一歩だと気付くことが出来ました。したがって飲み会が多ければ断ることもできるようになりました。無駄な時間を過ごすくらいならインプットの時間に使えるようになりました。時間を”自分の意志で”コントロールしているという感覚は、人生を生き抜く為の大切な能力です。
そりゃよかったね。でも、どうやって毎日noteを書き続ければいいの?
ここまで、1%のカイゼンの重みや、noteを続けることで得られたモノについてお話をしてきました。どちらも概念的な話でした。今度はもっと具体的に、noteを続けるために何をするべきなのかを書いていきます。
1. インプットがとにかく大切
まずはインプットです。いきなり記事を書こうと思ってもなかなか難しいですよね。”書くことがない”というのはアマチュアからプロまで、あらゆるライターに共通する悩みだと思います。
好きな分野の情報をたくさん集めましょう。アイデアは”既存の概念を組み合わせること”で生まれます。
これは100ページ以下の本ですが、この小さなアイデアの処方箋にはアイデアを出す手順とヒントが書いてあります。今回は、その中でも非常に大切なインプットについて書きましたが、ステップは5つあります。アイデア出しで本当に苦しんでいる人にはこの本を読むことが一番のショートカットかもしれません。
情報のインプットは本やnoteの中に限りません。インスタやYoutube、SNSや友人との会話、都市の雰囲気など、なんでも構いません。とにかく重要なのは”自分の興味を深める”事です。
2.いつ書くかを決めましょう。
とはいえ、”何時に書く”という決め方はNG!!!です。日常の中には、様々な障害があります。急に予定が入ることは決して珍しくありません。「あっ、時間すぎちゃった...」という状況は継続のジャマでしかありません。
日々必ずとる行動の中に、noteを書く習慣を入れ込むことで、継続できる可能性が高まります。
例えば、
・夕食を食べ終わったら、noteを書く。
・食後のコーヒーの後に、noteを書く。
・お風呂に入った後は、noteを書く。
・自分の部屋に入ったら、noteを書く。
キーワードは、「○○をしたら、▼▼をする」です。このテンプレを守る事が非常に大切です。if-thenプランニングと言われる手法で、ペンシルバニア大学の2011年の研究によると、if-thenプランニングを使うと高校生の夏休みの勉強量を2倍に増やすことに成功しています。
3.ハードルは低く、スモールスタートしよう。
1%の成長を積み重ねるだけで、1年に38倍成長できます。
したがって、いきなり100点の文章を書く必要は全くありません。それは継続のジャマでしかありません。
noteにはつぶやき機能もありますし、簡単に1文だけ書くことを続けられます。とにかく1投稿することを目標に頑張ってみてはいかがでしょうか?
もう一度言います。日々の成長はたった1%で充分です。継続こそが重要なのです。
4.スマホの通知はゼッタイOFFがいい。
スマホを見ること。特にSNSに関することは集中力を大きく減らしてしまいます。友だちにはあらかじめ、”その時間はだいたいnoteを書いている”ということを伝えておきましょう。
この記事にもあるように、スマホの通知は、仕事疲れを回復させられない大きな原因にもなってしまっています。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、あらかじめ自分がその時間は対応できないことを伝えておくことで、相手も納得してくれます。私は夜にLINEを返さない生活を続けていたら、そもそもその時間にLINEが来ることが無くなりました。でも、大切な友達は誰一人離れていませんし、今でも仲良しです。
いいですか?
「私たちが、スマホを使うのです。
スマホが、私たちを使うわけではありません。」
まとめ
なにかを習慣にしたい時のアドバイスは”とにかく始めろ!”と言われる場合が多いですが、それはどうやら正しいようです。
でも、もっと大切なのは”続けること。”
習慣化について、もっともっと具体的な例を知りたいならこの本がオススメです。やる気や根性論といった不確かな方法ではなく、老若男女誰でもできる具体的なメソッドがたくさん書いてあります。単行本版は1512円ですが、Kindle Unlimited会員ならタダで読めます。本気で自分を変えたいヒトは読んでみても良いかもしれません。
三日坊主という言葉の通り、ほとんどのヒトは続けることが苦手です。
日常の45%が繰り返しでしかないのだから、それは当然。
でも、たった1%の変化は、1年後に38倍の結果となってアナタを爆発的に成長させてくれるでしょう。
今この瞬間こそ、アナタが一番大きく変われる瞬間です。
ーーーーー おしまい -----
このnoteは、世界中の論文を読み漁ることが趣味の私が、普段の生活や健康、美容などについて、根拠に基づいた意思決定をするための知識を提供していくnoteです。
それ、もう根拠あるよ?
ということで無駄に悩む必要はありません。
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引用
Neal, David T., Wendy Wood, and Jeffrey M. Quinn. "Habits—A repeat performance." Current Directions in Psychological Science 15.4 (2006): 198-202
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