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深夜、堕落したブルーライト、ぼくら勝手に孤独になって輪廻。

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散文詩/自由詩まとめ。
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#星

724光年先の故郷を爆破する夢

 
見上げても星が見えない日はなおさらこの町が鬱陶しい、ふるさとがふるさとになる日は来るんだろうか、帰りたい場所のことをふるさとと呼びたいから、きみの胸の中にふるさとはあるんだと思う、
ふるさとはやわらかな香り、
ふるさとはおだやかな音。

心音みたい、心音をありがたがるのはわたしたちがそういう場所から産まれてきたかららしい、ってことを考え出すとやっぱりちょっと苛立つから、星から落ちてきたことにし

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わたしの星は立体映像

星だの海だのなんか見てるから幸福には際限がなくなっていくんだよ、
曇りの日は居心地がいい、
灼け死んでもかまわない、なんて日はない、
ドーム型の街で暮らしたかった、
ドームのてっぺんに夜鷹がぶつかって落ちてくるのが見たかった、
わたしはそういう子どもだった、
夜鷹が醜いからなんかじゃなくて、
わたしはそういう子どもだった、
他のどんな鳥だってよかった、
わたしはそういう子どもだった。

海の絵を描

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ワイドミー

美しくない理由で晴れの日を好きになってしまったとき、おとなの階段ってやつ、踏み外してしにたいと思った。  

晴れているから星がきれい、広がっているのが自分の内側か外側か分かんなくなりそうねって、宇宙に共感してほしい。目の前に見えるだけでもなんじゅう、なんびゃくの星があって、その奥にも、数えるのが億劫なくらい、だから、いっこくらいわたしにちょうだい、チョコレート菓子のひとつ、欲しがるみたいにいたら

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星なんかどうせ光る

眠たいときにだけほしは現れる、目をとじてやわらかいおなかのほうをすうっとおもっては、異星人たちがざわざわと暮らす街をのぞき見た。
ばけものどもめ、ひとのからだで楽しそうなことね。
彼らは各々のことばでいっせいに歌をうたいはじめるけれど、それが賛美歌などでないことだけはよくわかる。広場の真ん中にあるおおきな光る球体を、だれもありがたがっていない。
わたしたちが、太陽を風景にしちゃったみたいに、月の次

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日曜日、望遠鏡を壊してまわる

 
供花もプロポーズの花束もオーロラカラーの造花にしてほしい、死が終わりでないこと、絶望なのか希望なのかもう投げたコインの表裏で決めよう。(わたしは何度でも表を選ぶから)
 
 
眠ったぶんだけ嫌いになって、目をさましたときのあかるさのぶんだけ好きになる、滑稽でかわいいサンタマリア。いつの間にか開けられるようになったカーテンが揺れるあいだ、一晩で星座をつくりあげてきみの名前をつけてあげたい、そのか

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星に唱えるスタンドバイミー

 
スタンドバイミー、
ごめんなさいを言う前に本能を信仰したい、だけど獣にはなりたくない、動物であることが見え隠れするたびにそれを芸術の檻のなかにぎゅうぎゅうに押し込めようとする、わたしよりずっと清くずっと賢いひとたちの発明品ばかりが鋭く鋭く尖っていって、だれも殺せないことはだれにも愛されないことと同じなんだと思う、
蛍光灯の白い輪がちかちかと切れかけている、天使がまたひとりおちる、太陽はひとりで

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きみはただのひと、光るだけのひと

 

青いドアに鍵もかけずに
きらきらしたことばかり言って
わたしを困らせるあのひとのこと
おんなのこだと思っていたら
だいきらいだったでしょうね
おとこのこだと分かっていたから
まざりあってみたかったの

ドラッグストアで買えるちいさなビンに
沈んだホログラムみたいに
わたしの部屋の中に閉じ込めて
ちかちかと瞬くだけの
くだらないひとになってほしい
誰も知らなくたって
あたらしい宝石には

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