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一番好きな映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』(ネタバレ有)
何回転職しても新しい職場に慣れるまでは緊張しちゃう"おうじ"です。
#明日から勤務先が変わります
さて、今回は私のオススメの映画を1つご紹介したいと思います!
それがタイトルにもあります、『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』という作品です。
この作品を私なりに一言でまとめると、
「世界の理不尽に抗った人間達の愛の物語」
とでもいいましょうかね。
#キャッチコピー付けるのめちゃくちゃ難い
とりあえずお時間に余裕のある方はこのPVを見てみてください↓
これはアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』の劇場版になります。
概要から話をするととんでもない文章量になりそうなのと、原作未読でアニメでしか情報を得ていないため詳細な説明が私には難しい所があります。
なので、かなり簡略化して必要最低限の情報をお話した上で私が涙したポイントをまとめてみたいと思います。
『ノーゲーム・ノーライフ』が現代の話とするなら、劇場版の『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』はその6,000年前の出来事の話です。
舞台は、天使・ドラゴン・エルフやらドワーフ、更には神様的な力を持ったヤツなど全十六種の生命が存在している世界なんですね。
で、各生命体はこの惑星そのものの絶対的支配権を得るため、他種族との戦争に明け暮れていました。
また、生命体毎に強さランキングみたいなものがあり、主人公"リク"(CV:松岡禎丞)が所属する【人類種】は最下位に位置しています。
人間は、特別な武器もなければ魔法や超能力的な特殊な力が使えるわけでもない。
他種族間の戦争の余波を受け、大地は荒廃し、か弱い人間達は住む場所を追われ、遂に人類の生存者も2000人程度になりました。
リクはそんな人間たちを率いるリーダーの立場にあります。
しかし、理不尽なまでに振るわれる"世界からの暴力"の前には為すすべもなく…
2000人を生き残らせるため、これまで死線を共に乗り越えてきた大切な仲間達にでさえも、
『死んでくれ』
と命じること48回。
本当は誰も死なせたくない、死んでほしくないんです。
だけど、リーダーとしてそんな弱い姿を表立って見せるわけにもいかない…。
まだ開始30分も経ってない(確か)んですけど、ここからのシーンが私の涙腺が崩壊したポイントの1つです。
自分の部屋に籠もったリクは涙を流しながら、これまで自分が「死ね」と命じてきた仲間の名前を一人ひとり呼び、涙ながらに感情を爆発させます。
「こんなこと続けて、何になる? いつまで続ける? 1001人のために、999人殺すまでか……最後の1人になるまでか!?」
「いつになりゃ終わるんだ。いつまで惨めに、生き続けなきゃならねえんだ!?」
そんな葛藤の日々の中、リクはある少女と出会います。
それが本作のヒロインである"シュビィ"(CV:茅野愛衣)という機械生命体の女の子です。
この機械種は基本的に集団で行動するのですが、シュビィはその集団から外された"番外個体"的な感じで単独行動をしていたため、リクと出会うこととなりました。
機械ですから、人間に備わっている「心」といったものは存在しません。
ですが、リクを通じて「心」を知りたいと思うようになり行動を共にすることとなります。
彼女を通じて、リクもこの戦争が何のために行われているのか、どういった目的で始まったのかなどの世界の状況を知る手がかりを得ます。
人類はもちろん、他の種族の生命も含めて何一つ失わずに、どうにかして戦争を終わらせる方法がないもんかと模索し始めます。
ただの人間だけでは到底成し得なかった計画も、シュビィという機械生命体の強力な力を得ることで人類にも光が見えてきました。
数々の困難を乗り越えていく中で、2人の間には種族を越えた愛が芽生え、史上初の異種族間での結婚を果たします。
しかし、「戦争を終わらせる」という本来、人の身の丈には合わない偉業を成し遂げようとしているため、シュビィの力を借りていても、リクの身体もただでは済みませんでした。
計画を進めれば進めれば進めるほど、力を得た代償とでもいいましょうかね。
リクの身体を毒素的なヤツが蝕んでいき、片目は潰れ、腕は腐り、体力も衰えて立ち上がることさえままならない状態に陥ります。
計画の実行にはシュビィの能力が必要不可欠。
更に、この計画を他の種族の者たちにも絶対バレるわけにもいかない。
しかし、リクはもう既に動くことが難し状況のため、計画を進められるのはシュビィしかいない。
これまでは、ドラゴンボールでいう"気"を隠して隠密行動を徹底していたのですが、リクが死ぬ前になんとか計画を実行しようと焦ったシュビィはリクの目を盗んでこっそりと"気"を使って準備を急ぎました。
"気"を放って能力を使ったもんですから、
「こそこそと一体なにをしているんですか?」
とフリーザ的なメチャクチャ強ぇ奴にバレちゃったんですね。
相手もまぁ強いもんで、悟空が10倍界王拳を使ったのにそれを物ともしなかったフリーザみたいな感じとでもいいましょうか。
交戦するも勝てる見込みがない、でも逃してくれるような生易しい相手でもない。
でも自分のせいで計画が破綻し、リクや人間達が敗北に喫すようなこともしたくない。
「死にたくない、死ねない。シュヴィのせいで、敗北なんて!」
シュビィの"想い"が生き残る方法は唯一つ。
それは、機械種のリーダー的存在へアクセスし、これまでリクと培ってきた思い出、リクと出会って芽生えた感情、そして愛…そういった彼女の『心』を託すことだけでした。
しかし、元々機械種の集団から外れた"番外個体"だった為、彼女の『心』という概念は機械にとってはエラー以外の何物でもなく、全体に悪影響を及ぼしかねないと判断されたのか、全く相手にされません。
シュビィがいくら合理的な言葉を並べて説明をしようとも全く応じようとしない相手を前に、シュビィも溜まりに溜まった思いの丈を爆発させます。
ここでまたもや私の涙腺は崩壊させられました。
「リクが好き。リクと離れたく無い。リクにもらった、抱えきれないほどのエラー」
「全部……全部、シュヴィだけのものだもん! それを渡すって言ってるの! その意味わかってよ、バカ! ごちゃごちゃ言わないで、この想いを継いでよぉぉぉーーー!!!」
シュビィの魂からの"願い"を受けた機械種のリーダーの図らいにより、シュビィの『心』をこの世界に残すことに成功しました。
彼女の"死"と引き換えに…
その後の世界の行く末は、是非映画をご覧いただいて見届けて欲しいなぁと思います!
EDテーマも本当に素晴らしいので曲から入っていただいても構いません!
いやぁ~、ダメですね。
オススメポイントを伝えようとしたのに、ほぼあらすじを書いてるだけになっちゃいました。
それに、振り返りながらも映画の映像がフラッシュバックしてきて何度目元が潤んだことか…。
こんなに何回も見直した映画ないんじゃないかな?ってぐらい大好きな作品です。
アニメの2期は残念ながらあまり期待できなさそうにないので、もしやってくれるなら全力で応援したいですね!
今日は長くなっちゃいましたが、これで以上となります!
最後までお付き合い下さいましてありがとうございました!
<本日の計測結果>
体重:59.4kg
体脂肪率:17.7%
内臓脂肪:4
骨格筋率:39.1%
体年齢:24歳
基礎代謝:1479kcal/日
BMI:20.6