私と絵とnote
久しぶりに絵の具を使いました。
色を乗せるまで、時間かかった…
でも少しだけ、楽になった。
* * *
ずっとずっと前、
私はイラストレーターになりたくて都会に来ました。学校に通い、売れる絵を重点的に習い、途中で行けなくなりました。
ならばどこまでも好きにと、手作りで絵本を製本しました。今でも良くやったと思える集中力で。
絵本を合同展に出してから、少しずつ回り始めます。細々と雑貨を作り、絵のお仕事を頂き、本の挿絵を描きました。しかし次へは繋がらず。
ある時なんとなく制作をお休みしたところ、ぱたりと意欲が無くなりました。作る気持ちにならなかったのです。そしてずーっと、そのまま。
何か変えたい。
それでnoteを始めました。
自分の気持ちを外に出すのは苦手です。
でも、ことばを探る時間が楽しくなりました。
ここで繋がっていると感じられることが嬉しくて。
文字を書くと絵が浮かぶようになりました。
色画用紙を切って作るのは、私に合っている気がします。
(以前の水彩っぽいのは、昔のです)
作ろうとすると、昔がちらつきました。
途中で変わっていくことは、よくある。
俯瞰で見たら全然、大した事ない。
そう分かっていても、もやもや。
嫌な自分を見るようだったから。
描けなくなった自分、続かなかった自分。
向き合ってみようと思えたのは
ここで皆さんに会えたからです。
その人からあふれる日常のことばが
とても好きです。
それは、確かに私に続いています。
ことばが染みて、しみじみして。
ふわっと背中を押されたり、肩をぽんぽんされたりしています。
あそこに行ってみよう、あの本を読んでみよう。
実際に私の行動が変わっているのを感じます。
それである時なんとなく絵の具を出そうと思いました。
noteのおかげで
こわばりがゆるやかに
ひらいてきています。
* * *
もちろん、生活の質は上げたい。
経済面も、正直ぎりです笑。
だけど無理に何かになろうとしなくても、
まずは健康で。
そして自分の「好き」に素直になりたいな。
好きのアンテナを広げて
小さく小さく進もうと
今は思っています。
読んでくださり、ありがとうございます。
出会ってくださり、ありがとうございます。