見出し画像

【完結】コメントでリレー小説、しませんか。~三枚のお札編~【縛りあり】



まえがき


本日はドジャースVSパドレスの五戦目があるので、いつもより少し早めの投稿になっています。

毎試合チェックしているわけではないのですが、さすがにこの最終決戦は目が離せない。

ということで、珍しく昨日のうちにまえがきを書いてしまえと意気込んだところ、むしろ意気込みすぎて、まえがきとは言えない分量のものが出来上がってしまったので、記事として投稿してしまいました。

▲暇つぶしにでも、どうぞ。


#挨拶文を楽しもう

#なんのはなしですか


さて、栗といえば(本当はここに繋ぎたかっただけ)色々と思い浮かぶ昔話もありますが、今回のお題『三枚のお札』もそのひとつ。

小僧の帰りが遅くなってしまうのは、山で栗を拾っていたからだそうです。


ある山寺のやんちゃな小僧が和尚さんにお願いして山へ栗拾いに行かせて貰うこととなった。

和尚さんは、山姥が出たら使うようにとお札を三枚出して小僧に渡す。小僧は山で栗拾いに夢中になって、すっかり日が暮れてしまった。心細く思っているところへ、一人のお婆さんが現れた。お婆さんは、小僧の拾った栗を茹でてやるといい、家に呼んだ。

お婆さんが山姥だと気づいた小僧は小便がしたいと言うと、山姥は逃げられないように縄をつけて便所に行かせた。小僧は縄を解き、お札を自分の身代わりに返事をするように命じて、便所の窓から逃げ出す。

それに気づき追いかける山姥に、二枚目のお札で大水を出し、山姥を流そうとするも、山姥は大水を全部飲み込んでしまった。三枚目のお札で今度は火の海を出すが、山姥は先ほど飲み込んだ大水を吐き出して火を消してしまう。

ようやく小僧がお寺にたどり着いたときは、山姥はすぐ近くまで追ってきていた。しかし和尚さんはなかなか戸を開けてくれない。小僧はやっとのことで戸を開けてもらい、部屋の中に隠れる。山姥がやってきて和尚さんに小僧をどこにやったかと訪ねると、和尚は自分と技比べをして勝ったら教えてやるといい、山姥を豆粒ほどの大きさにすると餅でくるんで食べてしまった。

まんが日本昔ばなし〜データベース〜より


親愛なる【ChatGPT卿】のあらすじは、面白くなさそうだったので、こちらから引用させていただきました。

そして、今回は久々に『縛り』があります。

ルール

・テーマは『三枚のお札』。
・最終的に『山姥が食べられる』という結末を念頭に。
・なるべく直前のコメントにつながるように。
・質問やアイデアなどは、お問い合わせフォームへ。
・短く、何度でも、を推奨いたします。
・長考、長文になると、他の方と重複してしまうおそれがあります。
・文体を統一していただく必要はございません。
・乙川アヤトの『めでたしめでたし』というコメントを受けた方は、ぜひ、物語の締めのコメントをおねがいします。(縛りなし)

なにより気軽に自由に楽しんでください。


縛り


『コメントのどこかに、必ず数字をいれる


(例)Cさん『役場の高橋は二度、平手打ちをくらった』OK!
   ↓
Aさん『「だまって300ドル出しな!」高橋は泣き出しそうだった』OK!
   ↓
Oさん『「そ、そんなお金ありません」高橋が答えると、屈強な男たちがやってきた』NG!

※ただし、例外的に、締めのコメントにはこの縛りを適用しないものとします。


登場人物

・小僧(大栗小僧)
・ひとみ婆さん(志村けん)(へんな栗さん)
・100体の小だるま
・レミちゃん
・番組スタッフ
・絵に描いたような神


あらすじ

小僧は栗を拾うため、山にでかける。

栗拾いに夢中になって、山を一つ越え、二つ越えした小僧は、齢八十を過ぎている老婆に出会ってしまうが、それは歯を黒く塗りつぶした志村けんひとみ婆3だった。

ひとみ婆さんは三度「栗をくれ」と同じ話をし、四度目の「栗をくれ」と言おうとした時に、栗を自分で持っていることに気付いたり、小僧が問い掛けたら「それはようぉ~ぉ~♪あたしの2本の前歯だよぉ~ぉ~♪」とおどけてみせたりして、やけにクセの強い老婆だった。

その時 「数字(縛り)を忘れるな!」という3回聴こえた天の声を、小僧はお告げと勘違いし、1枚目のお札を使うと一つの大きな鍋があらわれた。

「この鍋に沢山のお湯を100℃まで沸騰させてのぉ〜、ぉ〜。栗を茹でるんじゃ」そのひとみ婆さんの言葉に小僧が悪態をつくと、ひとみ婆さんが急にキレる。

「二度とそんな口がきけないようにしてやろうかねぇ」

小僧はひとみ婆さんに小突かれて、7分目まで張られた湯がグラグラと沸く鍋に、100個の栗と放り込まれ栗になってしまい、へんな栗さん♪だから変な栗さん♪に変身したひとみ婆さんに襲われるのだった……。

驚いた101個の栗たちは坂を転がっているうちに、大きな1つの栗になって手足も生えてくる。

「お風呂のあとはちょっとコーラが飲みたいな。」言って、大栗小僧が鬼皮ポケットからお札を取り出して自販機につっむと、自販機から何百個もの小さなだるまが雨あられと吹き出してくる。

その無数の小だるまの波に、ひとみ婆さんから山一つ離れた辺りまで押し流された大栗小僧に話しかける100体の小だるまたち。

「ちょっとでいいから栗が食べたいなぁ♡」

そんな小だるまたちのために、レミちゃんはレミパン🍳片手に、栗チャーハンを作るのだった……。

しかし番組が残り3分となったとき、栗の皮のむき忘れが露呈。カメラがその栗の山を映し出すと、皮に徐々にひびが入っていく。中からは絵に描いたような神が現れた。

「お前たちが使い損ねている札は、この金の札か?それともの銀の札か?」

4枚のスーパーデッキ登場!!相手は神!

「オラの札はこれだけだ!」

いうや否や大栗小僧はポケットから最後の札を出すのだった……。



※あらすじには個人的な解釈が含まれる場合があります。


noteで話題にしていただきました。





▼以前の作品はこちら。


▼こんなのもやりたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?