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【完結】コメントでリレー小説、しませんか。~赤ずきんちゃん編~【縛りあり】
まえがき
今回は、少しぶっちゃけた話を。
最近、この『コメントリレー小説』の勢いに陰りを感じています。毎回参加されている方の中には、薄々それを感じている方もおられるかと思います。
もちろん、僕自身は自分の創作をするかたわら、他の人の書いたものの続きを即興的に書く、そして先をゆだねる。ということに刺激を受け、本当に素晴らしい創作体験をさせていただいています。
いただけるコメントに対しても、ひとつひとつにわくわくしたり、尊敬の念を覚えたりして、「やっぱり自分は他人が書いた文が好きなんだな」とその度に再確認してしまいます。
ただ、この『コメントリレー小説』というものをやろうと思いついたのは、やはり先達あってのこと。
それを先細りさせていくというのは、頂き物を腐らせているようで、なんだか忍びないのです。
こういうところにおいては、僕自身の発信力のなさにほとほと愛想が尽きる。端的に言えば、向いていないのでしょう。自分の作品をつくるときには感じることのない、不慣れな責任みたいなものも感じています。
ちょっと、ネガティブな話になってしまいましたね。
皆さまにお願いしたいのは、この『コメントリレー小説』を盛り上げるために、なにか僕にできることやアイデアがあれば教えていただきたい、ということです。
辞めないことが前提にあるため、あくまで楽しむという分水嶺は守っているつもり。『縛り』をいれてみたり、『番外編』を挟んでみたり、タグをいっぱいつけてみたり、ひとつの記事として編集してみたり。
ただもっと試せることがあれば、試してみたいのです。
よろしくおねがいします。
▼「こうしたほうが楽しくない?」みたいなノリで受け付けてます。
まあでも、それとは別に今回の『赤ずきんちゃん』、いっぱい楽しんでいってください。
『縛り』もちゃんとありますからね。
お忘れなく。
例によって以下▼は参考程度のもので、読まなくて構いません。
昔々、赤いずきんをかぶったかわいい女の子がいました。彼女はいつも赤いずきんをかぶっていたので、みんなから「赤ずきんちゃん」と呼ばれていました。
ある日、赤ずきんちゃんのお母さんは、彼女におばあさんの家にパンとワインを届けるよう頼みました。おばあさんは体が弱っていて、食べ物を届けて元気づけてあげてほしかったのです。お母さんは赤ずきんちゃんに「森の中で寄り道をせず、まっすぐおばあさんの家に行くんだよ」と注意します。
赤ずきんちゃんはお母さんの言いつけを守るつもりでしたが、森の中を歩いているうちに大きな狼に出会います。狼は赤ずきんちゃんに親しげに話しかけ、どこに行くのか尋ねました。赤ずきんちゃんは、無防備に「おばあさんの家に行くの」と答えます。狼はおばあさんの家がどこにあるかも聞き出し、別れ際に「花を摘んで行ったらどう?」と赤ずきんちゃんに提案しました。
赤ずきんちゃんはその言葉に従い、道端に咲く花を摘み始めます。その間に、狼はおばあさんの家へ急ぎます。おばあさんの家に到着した狼は、おばあさんを丸呑みし、その後、おばあさんの服を着てベッドに潜り込みます。
しばらくして、赤ずきんちゃんが花を摘み終え、おばあさんの家に着きます。彼女は狼が変装したおばあさんの姿を見て、少し違和感を覚えます。そこで赤ずきんちゃんは、おばあさんに質問を始めます。「おばあさん、なんでそんな大きな耳をしているの?」
「それはね、お前の声をよく聞くためだよ。」
「おばあさん、なんでそんな大きな目をしているの?」
「それはね、お前の姿をよく見るためだよ。」
「おばあさん、なんでそんな大きな口をしているの?」
「それはね、お前を食べるためだよ!」
そう言って、狼は赤ずきんちゃんをも丸呑みしてしまいます。
しかし、その後、通りかかった猟師が異変に気づき、家に入ってきます。猟師は狼が赤ずきんちゃんとおばあさんを飲み込んでいることに気づき、ナイフで狼のお腹を切り開きます。無事に赤ずきんちゃんとおばあさんは助け出されます。
猟師は狼のお腹に大きな石を詰め、再び縫い合わせます。目を覚ました狼は重い石を持って逃げ出しますが、やがて力尽きて倒れてしまい、物語は終わります。
ルール
・テーマは『赤ずきんちゃん』。
・最終的に『狼のお腹に石が詰められる』という結末を念頭に。
・なるべく直前のコメントにつながるように。
・質問やアイデアなどは、お問い合わせフォームへ。
・短く、何度でも、を推奨いたします。
・長考、長文になると、他の方と重複してしまうおそれがあります。
・文体を統一していただく必要はございません。
・乙川アヤトの『めでたしめでたし』というコメントを受けた方は、ぜひ、物語の締めのコメントをおねがいします。(縛りなし)
縛り
『コメントのどこかに、必ず色をいれる』
(例)Kさん『役場の高橋の顔は真っ青になった』OK!
↓
Jさん『彼の黒い通帳には0がならんでいた』OK!
↓
Oさん『「これじゃあ、もやしも食べられないじゃないか」高橋はむせび泣いた』NG!
登場人物
・赤ずきんちゃん
・青ずきん
・黄ずきん
・ピンクずきん
・煉獄杏寿郎
・竈門 炭治郎
・おばあさん(ひとみ婆さん?)
・色白の男(妖怪👻白目何か用かい?)(色白なタモリさん!?)
あらすじ
赤ずきんちゃんは、パンとワインを持って家を出る。
◇
赤ずきんちゃんが「私にだってちゃんと名前はあるのになぁ。母さんにお願いして青ずきんも用意してもらおうかしら」と不満げに漏らすと、妹の青ずきんが拗ね、黄ずきんも現れる。
「一緒に連れてって」というピンクずきんを振り切り、おばあさんの元へ向かう赤ずきんは道中でパンとワインをちょっぴりつまむ。
「うまい!」
その声を聞きつけ、真っ赤なオーラを纏って現れましたのは、無限列車から復活して戻ってきた煉獄杏寿郎その人であった🔥
「ここにいるものは誰も死なせない!」
赤い目の理由については一切答えてくれず、煉獄さんはあとからやってきた炭治郎とともに「この森には”妖怪👻白目何か用かい”が住んでいる」と赤ずきんちゃんの警備を申し出る。
一方、おばあさんの心の中には、数日前に「なんか用かい?」といって訪ねてきた色白の男のせいで、狼のような黒い考えが救っていたのだった……。
◇
「ねぇ、おばあさん👵髪切った❓️」
妙に落ち着いている男は、そう聞いてきたがひとみ婆さんの会話を完全に無視して真っ黒なサングラスをかけて森の中へ消える。
何日か後、男はずきん姿の少女と出会う。少女は大した反応も示さない質問をしたかと思うと、男の黒革財布を盗み、逃げ出してしまう。
財布を盗まれた男は慌てて後を追ったが、逃げ足が早すぎる🏃♀️一旦アルタに戻り、仲間と共に男が持ってきたものは『トモダチノ輪』という巨大フラフープ。男はそれをひとみ婆さんの家に着いた赤ずきんめがけて投げ、「Let's フラフフフ~♪」とぐるぐる回して、赤ずきんを仕留めるのだった……。
◇
※あらすじには個人的な解釈が含まれる場合があります。
▼以前の作品はこちら。
▼こっちは、まあ、それなりにゆるく募集してます。