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【完結】コメントでリレー小説、しませんか。~かぐや姫編~【縛りなし】


まえがき


11月になりました。

皆さま、風邪などひいてはおられませんでしょうか。

僕はひきました。

眠るとき毛布をつかったり、お湯を飲んだり浸かったり、もふもふの上着を用意したりしたのですが、ひいてしまいました。

たぶん寒さが原因ではないという気がします。

なぜって先日、公募の〆切が過ぎた後、みるみる活力が戻ってきたのですから。



結果だけいえば、公募作品はひとまず仕上がり、なんとかアップすることができました。

そのへんの話はまた今度どこかでできれば、と思います。


さて、今回の物語は『かぐや姫

なんかちょっと見覚えがあるんですが、きっと気のせいでしょう。



一週空けてしまったため、土曜日の今日が待ち遠しかった。

今回『縛り』はなしにしているので、いろいろ遊んでみてください。


▼日本最古の物語はSFだった。なんだかわくわくします。

ある日、竹取の翁(たけとりのおきな)という竹を切る老人が、光り輝く竹の中から小さな美しい女の子を見つけ、彼女を「かぐや姫」と名付けて育て始めます。かぐや姫は瞬く間に成長し、絶世の美女へと成長します。その美しさが噂となり、5人の貴族たちが次々に求婚しますが、かぐや姫はそれぞれに難題を出し、誰もその試練を乗り越えることができません。

やがて、かぐや姫は月からの使者に迎えられる運命であることがわかり、彼女は悲しみながらも天に帰る決意を固めます。かぐや姫の美しさと彼女への愛を抱いた帝(みかど)も彼女を引き止めようとしますが、結局、かぐや姫は月の世界へと戻っていきます。別れ際、かぐや姫は帝に不死の薬を渡しますが、帝は彼女がいない世界で生き続ける意味はないと考え、その薬を燃やすよう命じます。この行為が「富士山」という名前の由来であるという説もあります。

親愛なる【ChatGPT卿】より


ルール

・テーマは『かぐや姫』。
・最終的に『かぐや姫が月に帰ってしまう』という結末を念頭に。
・なるべく直前のコメントにつながるように。
・質問やアイデアなどは、お問い合わせフォームへ。
・短く、何度でも、を推奨いたします。
・長考、長文になると、他の方と重複してしまうおそれがあります。
・文体を統一していただく必要はございません。
・乙川アヤトの『めでたしめでたし』というコメントを受けた方は、ぜひ、物語の締めのコメントをおねがいします。(縛りなし)

なにより気軽に自由に楽しんでください。


登場人物

・おじいさん(竹取の翁)
・美しい女の子
・おばあさん
・この世のものとは思えないほど美しい女

あらすじ

竹取の翁という老人は、野山にまじりて竹をとりつつ、いろいろなことに使っていた。

おじいさんが竹林を歩いていると、奥で何かが光った。

「うっわ!危なかった。これオレのスマホじゃないか。」

光るスマホは着信音が鳴っていて、電話に出ると、高い澄んだどこか懐かしい声が誘う。

「はて、俺はここになにしにきとったんやっけ?」

「あほう!」

ボケたおじいさんに反応する声の方をみると、一本のキラキラ輝く竹が。

「光る竹を切れ。」

おじいさんが、ワイドショーで取り上げられていた闇バイトのことをふと思い出しながら、しかしこれは光バイトだから問題なかろうと自分を納得させる。

竹からピョンと出てきたのは、まばゆいばかりに輝く小さな美しい女の子だった。そして竹の中には、夜空のような異空間。

子どもが居なかったおじいさん夫婦は、女の子を家に連れて帰ることに。

「闇バイトや誘拐じゃないよな?」

そう訝しむおじいさんをよそ目に、おばあさんは竹取銀行のおじいさんの口座に振り込まれた100万円を下ろし、歯医者に行ってインプラント手術を終えるのだった……。

ちょっと使いすぎたかなと思ったおばあさんが、残りの一万円を光る竹の切り口にお返しすると、おばあさん自身も竹の中に吸いこまれてしまい、目覚めるとそこには白く輝く砂と輝く宮殿。

「ようこそ、いらっしゃいました。
 うつし世のかぐやのお母様。」

この世のものとは思えないほど美しい、羽衣をまとった女と出会い、「ここがかぐやの本当の家なんじゃな」とすべてを察したおばあさんは、若返りの薬と、月色の反物をお礼に受け取り、かぐやを常世に帰さねばならぬと決心する。

竹藪で目覚めたおばあさんが家に戻ると、そこにはだいぶ大きくなったかぐやと、だいぶ老いてしまったおじいさんが。

かぐやの勧めでおじいさんが若返りの薬をひと匙口にすると、お婆さんと出会った頃の若者の姿となり、婆さんも爺さんとの大恋愛の最中の美しい村娘の姿となって若返ると、かぐやのことなど眼中になく、二人でイチャイチャし始めるのだった。



※あらすじには個人的な解釈が含まれる場合があります。


▼以前の作品はこちら。


▼ちょっと面白いかも、と思ったあなたに。


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