【完結】コメントでリレー小説、しませんか。~アリとキリギリス編~【縛りなし】
まえがき
少しずつ気温が下がり、吹く風がやっと秋めいてきました。
最近ではもう蝉の鳴き声も聞こえない日もあり、バードウォッチングにはうってつけ。ただ、朝ドラも大相撲秋場所も終わってしまい、どこかさみしさがつのる今日。
夜長を彩る鈴虫たちの声にすら、哀愁のようなものが感じられます。
というわけで今回のお題は『アリとキリギリス』。
今回も『縛り』はなしです。どうも要らないかな、という気がしなくもない。よければ、ご意見をくだされば幸いです。
働きものが最後には得をする、というメッセージが込められているこの前時代的寓話に、敬愛するnoteの方々はどのような反応を示してくれるのか。
今から楽しみでなりません。
今回も【ChatGPT】卿にあらすじをお願いしたところ、かなりコンパクトにまとめていただけました。(読むのしんどいから毎回これくらいにしてほしいものですね)
ルール
登場人物
あらすじ
ある夏の日、アリとキリギリスは出会う。
◇
キリギリスは「今日も暑いので頑張るねぇ」と、ともすれば嫌味ともとれるような言葉をかける。「また今度ね。」とそっけなく返す蟻たち。
バイオリンを演奏し、いい気分を取り戻していると、足を止める3人組が。彼らはギリギリズという芽が出ない若手芸人たちでした。
ギリギリズが、バイオリン、フルート、ピアノの美しい三重奏を演奏する3人、ミチミチズにその日食べたもやしのカロリーを軽くオーバーしてしまったほどの惜しみない拍手を送ると、「お礼に僕たちにコントをやらせてください。」とギリギリズ高橋が申し出るのでした……。
◇
「ギリギリでいつも生きていたいからってその男が言っていたんですよw」
ギリギリズがネタを披露すると、ミチミチズは大喜び。楽器をタンバリンたんとアコーディオンとマラカスに持ち替え、ギリギリズの追っかけをはじめました。
その様子をみて、僕も入りたいと思ったキリギリスはアリの一匹にお笑いコンビを組もうと声をかける。どうやら刺激を求めていたアリは、さわやかに快諾するも、1日あたり1分間✖️250回の休憩のうち数時間を捧げる命懸けのお笑いコンビに。
キリギリスは「ねぇねぇ、どっちがボケでどっちが突っ込む?」「ねぇねぇ、働くのって面白かったり楽しかったりする?」と必死の形相で働くアリに興味を抱く。
「何なら代わってみる?」
キリギリスは人生で生まれて初めて働きはじめたものの、すぐに音をあげ、ネタを書き始めたアリは、自分で考えて書く、という指示を与えられない仕事に感動するのだった……。
◇
アリの書いたネタは一部のキリギリスたちに大受け。ギリギリズの嫉妬をよそに、アリたちは”ネタを書いて披露する”という未知の遊びに夢中になりライブをやりまくり、売れっ子に。
しかし売れたことで、働くことの意義を見いだせなくなり、「もう、そんなことどうだって…🐜」と考えたとき、キリギリスと同時に『そんなのかんけぇーねー』体操を閃くのだった……。
◇
アリのネタをみられなくなった彼らのライブにはとうとう客は1人だけ。それはアリたちの女王「カンケイアリリンさま」であった。
「あんたたち、いつまでそんなくだらないことやってんのよ。私のベッドは? 私の食事は? 誰が世話するのよ」
しかしそれに答えたのはキリギリスだった。「俺のバイオリンを聴いてくれないか🎻」彼はアリたちと切磋琢磨しているうちに、女王が恋してしまうほどの演奏を身につけていたのだった。💕この!ハート泥棒💘
女王はキリギリスを毎晩のように竜宮城のような楽園の宴に招き始めたが、一部のはたらきアリたちの反感をかう。その雰囲気を察知したアリリンさまはいった。「怠けなさい。」
不満分子のアリ達は喜んでサボり始め、アリリンさまの食料は目減りしていく。それを見かねて働こうとしたキリギリスにも、制止をかけ、一歩も引かない女王。
しかしやがて不満分子のアリたちは怠けることにも飽きはじめ、DNAに刻まれた勤勉さゆえに発展していく。
そしてキリギリスは、自らのDNAには"気ままさ"があり、そこから逃れられないことを悟るのだった……。
◇
※あらすじには個人的な解釈が含まれる場合があります。
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